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【コーヒーコラム Vol.10】ドリッパーで味は変わるか

2016.10.14 / カフェディノス編集部

椎名さんのコラムは、ドリッパー編に入ります。いろいろな種類があるドリッパーは、どう選ぶべきでしょうか?

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マメーズのセミナーでは、コーノ式のドリッパーを使用しています。大きな穴の円錐形のドリッパーですが、そもそもドリップを考え出したのは、ドイツ人のメリタ女史。そのメリタは小さな1つ穴、その他、メーカーによって2つ、3つ穴など沢山のドリッパーがあります。

ドリッパーでコーヒーの味わいが変わる!

では、それぞれで味わいは変わるのでしょうか?もちろん、変わります。

原理からお話すれば、1つ穴のドリッパーの抽出スピードは、その穴の大きさによって規定されます。小さな穴であれば、細く流れ出るスピード以上に早くは淹れることができないからです。それに対して、一番穴の大きいものは、抽出の自由度が最も高くなります。ゆっくりも早くも淹れることができるということですね。となれば、当然味わいは変わってきます。

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【写真:コーノ式のドリッパー

また、リブと言われるドリッパー内部の溝によっても、味わいは変わります。リブのある部分から、より抽出が進みますので、リブが多いものと少ないものでは、味わいの凝縮感が変わってくるのです。

ドリッパーで好みの味わいにこだわるのであれば、より自由度の高いドリッパーが、やはりおススメだと思います。



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