こんにちは。お菓子研究家のmarimoです。

こちらのブログでは「おうちカフェ」にまつわる日々のことを綴っています。

今日は、12月のジャムをご紹介する回ということで、
柚子を使ったレシピをご紹介したいと思います。




寒くなってくると、お店にも柚子が並んで「冬だなぁ〜」と感じますが、
柚子はお料理だけでなく、お菓子にも使える食材なんですよ。

皮を甘く煮て、お菓子作りに使うことが多いです。


題して、「しっとり柚子ピール」




このピールをパウンドケーキ生地や、生クリームに混ぜると
爽やかな香りのお菓子ができあがります。


柚子が手に入ったらぜひ作ってみてくださいね♪♪

◎材料◎　作りやすい分量

柚子　小さめ１０個（正味２５０g）

グラニュー糖　１００g

水　適量

◎作り方◎

１）柚子は洗って半分にカットする。





２）皮と果汁、種に分ける。（薄皮は使いません。）




３）種はお茶パックに入れておく。（一緒に煮ることで種からペクチンが出て、とろみがつきます）




４）鍋に水と皮を入れ、沸騰するまでゆでる。




５）皮の内側の筋を取り除き、細くカットする。




６）皮の重さを計る。４割〜５割の重さの砂糖を用意しておく。

７）鍋に水を皮を入れ、沸騰するまでゆでる。これを３回繰り返す。（苦味を抜くため）




８）鍋に皮と種、計っておいた砂糖、柚子の果汁を入れ、ひたひたになるまで水を加える。




９）中火で加熱し、アクが出たら取り除く。水分がほぼなくなり、艶っぽくなったら完成。




１０）密閉容器に入れて保存する。１０日ほどで使い切る。





容器は、野田琺瑯を使っています。

食品用のアルコールスプレーで殺菌してから入れると良いと思います。

さて、柚子ピールができたらお菓子を作ってみましょう。

今日ご紹介するのは、柚子のバターケーキです。

口の中でほどけて溶けてしまうような食感の、

ふんわりしたケーキです。


卵をしっかり泡立てることで、きめ細かな生地になります。

柚子ピールは小さく刻んで加えています。

【材料】　　（１８センチ角型　１台分）
卵　　２個
砂糖　　１００ｇ
バター　１００ｇ
薄力粉　　１００ｇ
柚子ピール　　４０ｇ

【作り方】
１）湯煎用のお湯を沸かし、バターは溶かしておく。
小麦粉はふるっておく。
オーブンは１７０度に予熱する。
型にはオーブンシートを敷いておく。

２）ボウルに卵を入れて、割りほぐし、砂糖を一度に入れて混ぜ合わせる。
湯煎にかけながら人肌になるまでハンドミキサーで泡立てる。

３）湯煎から外し、きめ細かく滑らかになるまでハンドミキサーで泡立て続ける。
＊溶かしバターを湯煎にかけて温めておく。　

４）小麦粉を少しずつ６～７回に分けて入れて、都度ゴムべらで底から大きく返すように混ぜていく。

５）最後の粉と一緒に柚子ピールを入れて混ぜる。粉が見えなくなったらOK。

６）溶かしたバターを、ゴムべらを伝わせて６～７回に分けてそっと入れる。
都度、底から返すように大きく混ぜる。

７）あれば、柚子ピールを煮たシロップをスプーン１杯程入れて混ぜる。

８）型に流し入れ、１８０度に予熱したオーブンで５分、その後１７０度に下げて更に３０分程焼く。
竹串チェックをして焼けていたら完成。

９）焼き上がったらすぐに網の上に出し、ラップで包んだ状態で冷ます。

＊砂糖は何でもできますが、今回はさっぱり仕上げたかったのでグラニュー糖を使用しています
＊カットするときは冷蔵庫で冷やしておくと綺麗に切れます

ふんわりした食感のケーキに、爽やかな柚子の香りが美味しいお菓子です。

よかったら作ってみてくださいね♪♪


ではまた次回の更新で！


marimo

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