【もぐら工務店さん宅】第1回目:古いもの、業務用のもの、そしてDIYで作り上げたオリジナルなカフェ的空間
ピンポーンと呼び鈴をならすと、聞こえてきたのは「キャンキャン!」と愛らしい声。取材スタッフを元気よく迎えてくれたのは、愛犬のみよしちゃん。今日から、全3回に渡ってお届けする、もぐら工務店さん宅の広報部長です。おうちカフェを楽しむヒントがいっぱい見つかりそうなワクワク空間を、まず案内してもらいましょう。
【写真上:みよしちゃんがぐるりと案内してくれるようです】
もぐら工務店さん宅全体に流れるのは、ざっくりとしたゆるい空気感。肩ひじをはることなく、自然体で過ごせそうな雰囲気にあふれています。古道具店で買った家具や建具、夫婦でアイデアを出し合ってDIYで作ったもの、ホームセンターなどで購入できる業務用のあれこれを取り入れた照明や収納アイテム......。それが絶妙に融合されたラフさが、この空気感を作っているようです。
【写真上:キッチンが家の中心。DIYで作った棚が作業台としての役割も果たします】
もぐら工務店さんのお宅がカフェっぽく見える理由のひとつは、キッチンの床をモルタルで仕上げて、土間のようにしていること。「祖母の家に土間があって使い勝手がよく、ラクそうでいいなと思って、この形にしました」。
そこに業務用キッチンを採用したおかげで、ますますカフェっぽいキッチンになっています。
【写真上:光がさんさんと入るダイニング。あえてバラバラの椅子は、すべてユーズド品】
印象的なのは、2メートル以上もの幅のある大きなテーブル。ダイニングの主役として存在感があるだけでなく、もぐら工務店さん宅をカフェ空間のように感じさせる核になっています。この場所でゆるりとした気分で休日の朝を過ごせば、わざわざ外のカフェまで出かけて行く必要はなくなりそう。
おうちカフェの時間は、間違いなく至福。のんびりとした時間を過ごせそうです。
【写真上:リビングにもDIYのものと、古家具が取り入れられています】
「カフェ風なインテリアにしたいと思ったわけではないけれど、人が集まる空間にしたいという希望はありましたね。実際20人近く、この家に集まることもありますよ」
「それから、○○○スタイルという、だれかのまねみたいな家にはしたくなかったんです。ただ自分たちが好きなものを集めること、飽きないものを選ぶことを意識しました」
カフェ空間のおもしろさのひとつは、オーナーの好みやこだわりが随所に感じられること。この家は、一目見るだけでも、じっくりひとつひとつお話を聞いていても、もぐら工務店さん夫妻の"好き"という気持ちがそこここに溢れていて、カフェを訪ねたときと同様のワクワク感をもたらしてくれました。
【写真上:スキレットで焼いたダッチベイビー(ドイツ風パンケーキ)にフルーツを添えて。ゆったりしたカフェタイムです】
【写真上:カッティングボードはカフェタイムを盛り上げてくれるアイテム。KEVNHAUNのもの】
【写真上:無印良品の木製トレイをカップのソーサー代わりに。すぐまねできそうなアイデア】
【写真上:キッチンの棚には、トレイを収納したり、バットを取り付け、引き出しのように使えるようにしたり。DIYの工夫が光ります】
【プロフィール】
神奈川県在住。賃貸暮らしでもこだわりの住まいを追求しながらブログでその様子を公開し、人気となる。その後、現在のマンションを購入してリノベーション。さらなるレベルアップを果たし、暮らしを楽しんでいる。
もぐら工務店のブログは → http://mogura-co.cocolog-nifty.com/blog/
もぐら工務店のみよしのインスタグラムアカウントは → @mogura_chi
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