第1回目は、riiさん宅のインテリアを、第2回目は、カフェ的な雰囲気をつくる、まねできそうなアイデアをご紹介しました。

せっかく café dinos で取材を受けていただいたので、「もし、私がカフェをつくるなら」という恒例の妄想を、riiさんにもしていただきました。riiさんの撮影した写真を拝見しながら、楽しい妄想のお話を伺いましょう。

■■ Q"妄想カフェ"では、どんな器を使いたいですか?■■

【写真上：自宅のキッチンにあるオープン棚。〈HASAMI PORCELAIN〉の器が
きれいにスタッキングされています（右上のもの）】

「じつは、今まで、あまり器に興味がなかったんです」と意外なお答えのriiさん。
建築系の仕事をされている関係か、どちらかといったら、空間全体に目を向けることが多かったそうです。

「でも、最近はいろいろ器にも目を向けるようになってきて。そして、ズキュンとやられたのが、〈HASAMI PORCELAIN〉の器です。シックな色合いと、重ねたときの美しさに惹かれました。わたしがカフェをするとしたら、黒っぽい器が多くなるとは思いますが、まだ、これからなんで、じっくりたくさん見てから考えたいですね」

■■ Q "妄想カフェ"のインテリアはどんな感じになりそう?■■

【写真上：黒板塗料とグレーの壁が、空間のシックなアクセントになっているご自宅】

「黒が効いたシックな感じにしたいと思います。なぜか、黒壁や黒い看板に惹かれるんです。暮らすとなると、やっぱり白い部分やナチュラルなところがないと重くなってしまいますが、カフェにするなら、もう少し黒の分量を増やして、照明を暗めにして、より大人っぽい落ち着いた雰囲気に。明るいカフェというより、うっかり寝てしまいそうなゆるい空気が流れる、カフェラウンジ的なイメージにあこがれます」

■■ Q "妄想カフェ"で必ず出したいお菓子やごはんは?■■

「カフェとはいっても、昼間の明るい日ざしの中でコーヒーというより、夜、一日の終わりを静かに過ごせるようなカフェにしたいので、ワインとチーズも楽しめるようなカフェにしたいですね。今の私の願望が、そのまま表れたかのような妄想。その後にいい眠りにつくために、しずかに一杯飲めるようなカフェを作りたいです。というか、そんなカフェと時間を私が求めています（笑）」

忙しいワーキングマザーらしい妄想ですが、たしかに、カフェは朝や昼間の明るいイメージが強いですが、夜にくつろげるカフェもすてきです。

【写真上：夜カフェを妄想しているriiさんですが、3歳の男の子と暮らしでは、
明るいカフェ時間を過ごしています】

■■ Q "妄想カフェ"の BGM はどんなものを選びますか?■■

「ここのところ、アンパンマンとか、そんな子ども向きの音楽ばかり聞いていて、パッと思いつかないのですが、まったり系がいいです。
大人な雰囲気で、お酒を飲みたくなる感じを目指したいですね。ノラ・ジョーンズとか、どうでしょうか？」

【写真上：心地よいメロウな音楽が似合いそうなriiさん宅の玄関ホール。
まさにカフェの入り口といった風情です】

お話を伺っていると、riiさんのカフェは、静かな夜をひとりゆったり過ごせそうなカフェになりそうですね。そんなカフェで、riiさんとお酒を飲んで語り合ったら、楽しそうです。

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今後も、カフェ的暮らしを送っているすてきな方々のお宅にお邪魔し、インテリアのお話を伺いつつ、"妄想カフェ"についても語っていただく予定です。
どんな"妄想カフェ"が飛び出すかを楽しみにしつつ、今ある自分の暮らしもカフェのように心地よくするため、いろいろ妄想しながら楽しく模様替えしていきたいですね。
では、引き続き、次回もよろしくお願いします。

今回、取材をさせていただいたのは、riiさん。

【プロフィール】
東京都在住。夫と長男との3人暮らし。建築系の仕事をするワーキングマザー。
インスタグラムのアカウントはこちら　→　https://www.instagram.com/rrstyle05/