ハンドドリップで、日々のコーヒーをもっと楽しく
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今回のテーマ パンと一緒に飲みたくなるもの、"コーヒー"
美味しいコーヒーとパンの組み合わせは、やっぱり格別
そんなパンと相性抜群のコーヒーを
自宅で簡単にプロの味に仕上げるケトルがあるのをご存知ですか?。
プロも納得のドリップケトルには、秘密がたくさん。
そんなケトルの秘密をBREAD LABチーフディレクターである入江葵さんにレポートしていただきました。
「ハンドドリップで、日々のコーヒーを
もっと楽しく」
こんにちは。入江葵です。皆さんは普段どんな時にコーヒーを飲みますか。私は、朝はもっぱらパン食なので、1日の始まりにパンとコーヒーは欠かせません。また、コーヒー屋さん巡りも好きで、旅先でも必ずチェックするほど。沖縄で暮らし始めてからは、豆を購入し、自宅で挽き、ハンドドリップでコーヒーを淹れることが多いのですが、何となく自己流で過ごしてきました。そんな私ですが、今回は初心者でも美味しくコーヒーが淹れられると評判のドリップケトルを使ってみました。
今日はお気に入りのコーヒー店をご紹介しながら、ケトルの魅力を探りたいと思います。 やって来たのは、沖縄県宜野湾市にある「YAMADA COFFEE」さん。爽やかな水色の扉を開けると、コーヒーの良い香り。
店主の山田浩之さんは沖縄生まれ。2005年から約10年間、東京の名店でコーヒーを学び、2014年に帰沖し、先代である父親から同店を引き継ぎました。山田さんは、培ってきた経験をいかし選び抜いた豆のみを取り扱い、質の高いコーヒーを提供しています。「品質・鮮度・焙煎技術が揃い、初めて最良のコーヒーになります」と、山田さん。気さくな人柄と、底抜けに明るい笑顔がつくる風通しのよいお店の雰囲気も、ファンが多い理由に違いありません。
そんな山田さんに、美味しいハンドドリップコーヒーの淹れ方を教えて頂きます
使用するのはこちらのケトル。
初心者でもプロ級に美味しいコーヒーが淹れられると噂の「kaicoドリップケトル」です。 美しい形の琺瑯製ドリップケトルは、デザイナーの小泉誠さんのデザイン。職人の手仕事により生まれた良質な琺瑯のケトルは、長く愛用したくなる佇まいですね。
更に、見た目の良さだけでなく、機能性も抜群。
三角形の湯口は、お湯が真下に安定して落ち、湯切れが良いので口の反対側にお湯がたれません。また、ケトルの内部に大小2つの穴を開けることで、細い湯量でお湯を注ぎ続けられ、湯量のコントロールがしやすいのです。
では早速、山田さんにハンドドリップのコツを教わりましょう!
YAMADA COFFEE では、常時、約20種類のコーヒー豆を扱っています。この日は、オリジナルブレンド9種、シングルオリジン10種が店頭に並び、その中から定番人気の「ふかふかブレンド」を選びました。柔らかな苦みとしっかりとしたコクが楽しめるフレンチローストの豆で、ホットでもアイスでも美味しく頂けます。
ハンドドリップで重要なのは、何といってもお湯の注ぎ方。特に「粉の中心部分に注ぐ」「細く、やさしく注ぐ」「最初の1分は注ぎすぎない」この3点を意識することが大切、と山田さん。ハンドドリップでコーヒーを淹れる際、始めの1分で味が決まると言われています。そのため、粉の層の中にゆっくりとお湯を浸透させ、粉に含まれる様々な成分をしっかりと抽出できるかが重要。粉の真ん中に小さな円を描くようにお湯を少しずつ注ぎ、ポトッ、ポトッと点滴のようにコーヒーが落ち始めたら、1分間はゆっくりと丁寧に。
動画
ハンドドリップで、日々のコーヒーをもっと楽しく
≪贅沢な朝編≫
朝食の定番と言えば、やっぱりトーストとコーヒーですよね。こちらは北中城村(きたなかぐすくそん)にある「Ploughman’s Lunch Bakery(プラウマンズ・ランチ・ベーカリー)」の食パン。ル・クルーゼのテリーヌ型で焼き上げた、小ぶりの食パンはもっちりとみずみずしく、私の大好きな食パンのひとつです。
丘の上にある外人住宅を利用した店舗もとても素敵です。パンの販売はもちろん、人気のベーカリーカフェでもあります。今日はコーヒーとサンドイッチをテイクアウトして頂きました。
同店のドリップコーヒーは、「YAMADA COFFEE」の豆を使用しています。しっかりとした果実味をすっきり感じられるシティローストで、サンドイッチとの相性も抜群です。
≪のんびりおやつタイム編≫
ハンドドリップチャンピオンが愛用。美味しい珈琲のために必要な道具。