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子供部屋・リビングエリアなどの
おもちゃの整理収納
「片付け上手な子供になる仕組み作り」

リード文

普段、片付けのプロとして講座を開いたり、お客様のお宅で整理収納作業をしています。片付けにお悩みの方にお会いすると、子供部屋やリビングエリアのおもちゃの収納についてご質問をいくつかいただくことがあります。その中には「子供が自分自身で片付けができるようになってほしい」、というご要望もあります。

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リード文

最近は片付けブームやSNSでの美的な収納を参考に、子供部屋の収納をがんばっているママにお会いすることもあります。保育園、幼稚園に通っている子供でも、ママやパパに怒られるからおもちゃを片付けるのではなく、「片付けることは良いこと」だとわかるといいですよね。子供に片付けをしてもらえるとママも嬉しいですが、子供にとっても「片付けると気持ちがいい」「遊びやすい」「おもちゃを探さなくても遊べる」などいいことがありますよ。

リード文

忙しいママが一人でがんばらなくてもいいように、今回は3歳くらいから小学校に行くまでの子供を対象にした、片付けやすくて、シンプルで、簡単な、整理収納のコツをお伝えします。片付く仕組みができたら「毎日戻すだけ」でよいので毎日がラクになります。

【1】いる、いらないを子供と一緒に「分ける」ことが片付けたくなる仕組みをつくる第一歩

大人でもたくさんのものがあると片付けるのが面倒になってしまいませんか?子供が自分で片付けをしない場合、そもそもおもちゃが多いということがあります。

持っているものを3つに分ける

まずは子供が今遊んでいるものを一緒に「分ける」ことをおすすめしています。

持っているものを3つに分ける

以前、子供のもので使っていないおもちゃなどを捨てたという方にお会いしたことがあります。その気持ちもわからなくないですが、もしご自分のものを勝手に捨てられたらいかがでしょうか?少し大変かもしれませんが、一緒に分けてみてください。

ご依頼いただいた方のお子さんと一緒に整理収納をすることもあります。最初は「全部遊んでいる」と言われることもあります。まずは「捨てないから、分けてみようね」と言っています。

@ 「今、遊んでいるもの」、A「遊んでないもの」、B「遊ばないけど迷うもの」で分けていきます。量が多い場合は子供も疲れてしまうので、少しずつやってみましょう。

「遊んでないもの」は手放そう!

「遊んでないもの」は、お友達など使ってもらえる子にあげたり、手放しましょう。もしかしたら次の子のために取っておきたいおもちゃもあるかもしれません。その場合はまとめてバンカーズボックスなどに入れておきましょう。何が入っているか書いたラベルやタグをつけて、わかるようにしておくことがポイントです。

「遊ばないけど迷うもの」は半年後に見直そう!

「遊ばないけど迷うもの」はまとめて箱に入れて、また見直します。春休みや夏休みなど、半年に1回でも見直せたらいいですね。その時には子供の好きなものなども変わっているかもしれません。

親の思い入れがあるおもちゃ

お客様のお宅での整理収納作業で、ママが気に入っているおもちゃを「もういらない」と言われてビックリしたというお話を伺ったことがあります。ママの気持ちもわかりますが、子供の気持ちを尊重することをおすすめします。

親の思い入れがあるおもちゃ

私自身も片付けの仕事をする前に実は経験があります。お祝いでもらった木でできた犬のおもちゃを当時4歳くらいの娘にいらないと言われた時に、「これはいいおもちゃだから取っておこうね」と思わず言ったことがあります。結局、そのおもちゃは思い出のものに入れています。

【2】子供が片付けない理由はなんだろう

「幼稚園や保育園では片付けができるけど、うちではできないのよね」、という場合、ママが考えた収納が合っていない場合があります。

もしかしたら「片付けにくいから」かも

せっかくがんばって収納を作ったのに、子供がやってくれない、続かない、そんな場合は子供の行動を見てみると、理由がわかるかもしれません。

お客様から整理収納をご依頼いただき、お宅に伺うと、子供が片付けやすい仕組みづくりをやっているけど片付けてくれない、と言われました。
家の中を拝見すると、大人でもちょっと片付けにくいということがありました。細かく仕切りすぎたり、背の高さと合っていなかったり、引き出しが重かったり、入れにくかったり。もしかしたら片付けにくさに原因があるかもしれません。

子供の行動を観察してみる

まずは身長に合った収納か、出しやすいか、その場所で使いやすいか、子供の行動を見てください。兄弟、姉妹によって個性が違う場合もあります。

【3】子供に合わせた収納のコツ「今、遊んでいるもの」のしまい方

子供部屋のおもちゃなどの収納には、シンプルなカゴやボックスがおすすめです。できれば普段遊ぶ場所やそこに近いとさらに戻しやすいです。

カゴやボックスに入れるだけ!それが戻しやすさが続く仕組み

引き出しにしまう、フタ付きよりは、カゴやボックスに入れるだけという簡単な収納がおすすめです。おもちゃの種類別に、ぬいぐるみ、積み木、ブロックなどに分け、毎日遊ぶおもちゃは、普段遊ぶエリアに近い場所に収納すると戻しやすいです。まだ字を読めない子供にはイラストや写真でラベルを付けるとわかりやすくなります。

カゴやボックスはリビングや他の場所でもなじむものを選べば飽きないし、長く使うことができます。軽いもの、丸洗いできるお手入れのラクなものだとさらに使いやすいですね。

子供の目線に合わせた高さで

リビングなどの棚におもちゃを収納する場合、ボックスは身長に合わせてしまいやすいところに置いてください。自分でなんでもやってみたい、そんな子供には「どこに置くといいかな?」と聞いてみるのもおすすめです。カード類や細かいおもちゃはファスナー付きの袋に入れることもおすすめです。

収納を整えてみても、一度ではうまくいかないことも

収納を変えてみてもうまくいかない場合もあります。そんな時は、他の方法も試してみましょう。色々変えてみることで、子供にあった方法が見つかります。
ざっくりでここに入れるだけでOKでもいいかもしれません。ついつい置きっぱなしにする場合は置き場所を作ってみてはいかがでしょうか。

ここに入るだけ!カゴやボックスを使うメリット

カゴやボックスでおもちゃなどを収納することのメリットとして、ここに入るだけにしようね、と子供にもわかりやすく説明ができます。増えてきたら、「一緒に見直そうね」と声もかけやすです。ぬいぐるみなどついつい増えやすいものには、おすすめな方法です。

おもちゃが増えてきて、収納しにくくなったら、見直しのタイミングです。

兄弟・姉妹はそれぞれ別々に収納する

兄弟・姉妹がいる場合は、それぞれの持ち物を分けることをおすすめしています。共用のものと、それぞれのものを分けておくと、自分のものについて管理する自覚がうまれると思います。

【4】絵本や子供の作品の収納方法

多くなりがちな絵本、子供の作品の収納アイデアもご紹介します。

絵本のしまい方

絵本はサイズも違い、薄いと収納しにくい場合がありませんか? 絵本ラックを使う、ということも一つの方法です。ファイルボックスを使うと、出して戻す、ということが面倒になる場合がありますので注意しましょう。

絵本は個人的にはこういったブックスタンドを使うのをおすすめしています。仕切りつきや、ずれにくいタイプを使うとラクにしまうことができます。

子供の作品について

子供のもので多いご相談は、子供が幼稚園や保育園で作った作品をどうしてますか?ということです。

作品は飾ってみるのはいかがでしょうか。立体的な作品は飾ることで、その時だけの作品を楽しむことができます。写真を撮って残すのも一つの方法です。我が家は作品の写真は撮らず、厳選し、思い出箱の中に残しています。いつか娘が大きくなった時に渡せるようにしたいと思っています。

最後に

子供も片付けやすくて、ママもハッピー! 子供部屋をそんな環境にしてみませんか?トライ&エラーで、試行錯誤しながら子供に合った収納を見つけてみませんか?
また、ものを整理して戻しやすい収納にすると、ちょっとくらい散らかってもサッと元に戻せる安心感がありますよ。

忙しいママがラクになる一歩としてはじめてみませんか?

暮らしが整う、シンプルでラクちんな片付け術
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