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片づけられない理由第一位!
「捨てられない」とどう付き合う?
整理収納のコツ

2018年に片づけの業界団体「一般社団法人日本片づけ整理収納協議会(JCO:通称ジェイコ)」が設立され、いろいろな片づけの資格を発行している団体や個人が加入しています。私も正会員で加入しています。

2022年5月にJCOが「片づけ整理収納に関する意識調査」を実施しました。その結果を一部ご紹介します。

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1.片づけを苦手と思う人は多い

片づけに対しての意識調査の結果です。調査の対象者は、全国の20代から60代の男女2,596名です。

片づけは苦手 24%
やや苦手 34.6%
やや得意 29%
得意 12.4%

「苦手・やや苦手」と感じる方が合計58.6%で、半数よりもやや多い結果になっています。

ただ、「得意、苦手」は、ご自分で思っていることなので、実際には苦手だと思っている方も実は効率的にできている、ということもあるでしょう。

2.「片づけ・整理収納」に関して、約半数に悩みあり

「片づけ・整理収納」が得意な人500名・苦手な人500名に聞きました。

片づけ・整理収納に関しての悩み

ある 48.2%
ない 51.8%

ほぼ半数に分かれたこの結果は意外でした。悩みをお持ちの方はもう少し多いと思っていました。

今はネットで簡単に片づけや整理収納の情報が手に入ります。それに加えて、モノをどう持つかルールを作ったり、モノを増やさないように買いものに気をつけている、という方も増えているようなので、もしかしたら以前よりも悩みが減っていているのかもしれませんね。

3.「捨てられない」という悩みが1位!

悩みが「ある」と回答した、482名に聞きました。

具体的な悩みは?(複数回答)

1位 捨てられない38.6%
2位 収納スペースが少ない38.0%
3位 どこから手をつければいいのか分からない27.0%
4位 方法は分かっているがやる気がおきない、面倒くさい 26.6%
5位 そもそも方法(効果的な方法、自分に合ったやり方等)が分からない 23.7%

この第1位「捨てられない」に共感する方は多いのではないでしょうか。

「捨てられない」についてどう付き合うか、いくつか考え方のコツをご紹介します。「捨てる」という言葉につらさを感じる方もいらっしゃいます。その場合は「手放す」と考えてみることもおすすめです。

@「捨てる」のはあくまで方法の一つ

「片づけ=捨てる」と考える方もいらっしゃるようです。
でも、「捨てる」ことよりも前におすすめしたい大事なことがあります。それは自分にとって「使っているモノ」「使っていないモノ」で分けることです。

「まだ使える」「モノを捨てたら自分が冷たい人に感じる」「お金を捨てている気がする」など、捨てるモノを選ぶ時に感情がのってしまう方は、「使っているのか、使っていないのか」という事実で考えてみるのはいかがでしょうか。

また、探しモノが多い、

また、探しモノが多い、毎日の家事が大変、モノが多いためにスッキリしなくてストレスを抱えている、という場合は、自分や家族がモノに振り回されている可能性があります。そんな場合は少しモノを分けてみるのはいかがでしょうか。

例えばキッチンの場合、キッチンツールはよく使うモノだけ出しておいて、ほかは引き出しに収納する。あふれがちな本や雑誌の場合は、「残す・手放す」で見直しをしてみる、などです。これらは、こちらでご紹介しています。

料理がスムーズにつくれる収納のコツ
本の整理方法と本棚を選ぶための3つのコツ

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こんな暮らしがしたい、ということを考えてみるのもおすすめです。

こんな暮らしがしたい、ということを考えてみるのもおすすめです。こちらのコラムもご参考になさってください。
片付けられない、はもう終わり!まずは「なりたい暮らし」をイメージしよう!

これからお家の中のモノを見直そう、と思った方は、こちらのコラムがおすすめです。
整理整頓はダンドリが大事!部屋の片付けは“基本の3ステップ”で進めよう!

A「捨てられない」理由は何ですか?

捨てられないこと自体がダメ、なのではありません。捨てられない理由は人それぞれなので、捨てられない理由を見つけると、現状を変えていけるきっかけになる場合があります。

なぜモノが増えたのか、なぜ捨てられないのか。その理由を考えてみましょう。

理由が分かれば、これからモノを買う時に気を付けることができます。例えば収納製品は、「本当に気に入ったものを買って長く使う」というのがいいですね。

Bモノを活かす方法

使っていないモノは、「再び使う」「フリマアプリや買取サービスに出す」「寄付する」という方法で解決できます。

「捨てる」ことに抵抗がある方は、次に使ってもらえる人にモノをつないでいくのはいかがでしょうか。モノだって使われずにしまったままにされているよりは、使ってもらったほうが幸せかもしれませんね。

ただし、フリマアプリや買取サービスに出すというのは少し手間がかかります。毎日の大切な時間を無駄にしないように、フリマアプリの場合は期間を決めたり、買い取りサービスは一度にまとめて出す、などスケジュールを立てるのがおすすめです。

「捨てられない洋服」が多いという方は、こちらのコラムを参考になさってみてください。30分で終わるクローゼットの整理収納術 洋服を見直して、使いやすいクローゼットにしませんか?

「捨てられないお子さんの作品」については

「捨てられないお子さんの作品」についてはこちらのコラムをご覧ください。
卒業後の子供の作品をすっきり収納 思い出とうまく付き合うコツ

4.私の場合

@20年前に買ったスーツ

20年前に買ったスーツは当時好きだったブランドで、ちょっとがんばって買ったものでした。でもここ何年も着ることがなく、手放すまでに数年悩みました。捨てたくなくて何度も着てみましたが、やっぱりデザイン的にも昔のものでした。

リメイクして着ようかと検討しましたが、スーツがまた買えるくらいの価格を出してリメイクするかというとそれも悩みました。

結局、このままクローゼットにしまうよりは、少しでも次に着てもらう方にお譲りしたいと思い、衣類の買取サービスに出しました。

A30年前に父に買ってもらったバッグ

学生の時にお土産で買ってもらった革のバッグは捨てられず、大事に持っています。以前、ハンドバッグの販売をしていたこともあり、バッグは最大40個くらい持っていました。いろいろ手放しましたが、いくつか残したうちのバッグの一つです。

このバッグがすごく気に入って、

このバッグがすごく気に入って、もらってから数年後に、このブランドで働くというきっかけにもなりました。私にとって、いろいろな思いが詰まっているとても大切なバッグです。なので「捨てない」という判断をしました。

5.最後に

「捨てられないモノ」は人によって、多い、少ない、さまざまです。家族の中でもモノへの価値観はそれぞれです。

そのため、片づけたいという理由があっても家族のモノを勝手に捨てることはおすすめしていません。また、手放すまでに時間がかかることもあります。捨てられないことにお悩みの方は片づけのプロに相談してみることもおすすめです。

これからの暮らしをどうしたいかを考えてみると、捨てられないモノの振り方が見えてくる場合もあります。

また、未来の自分のために収納やモノの持ち方を整えると片づけがしやすくなって暮らしも快適になり、時間に余裕も生まれるでしょう。

少しずつ行う暮らしの見直しが

少しずつ行う暮らしの見直しが快適な環境につながります。
あなたの幸せな暮らしのためにご参考になりましたら幸いです。

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