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ひな人形の収納のコツ!
品質を保ちながら、
出し入れもしやすい保管方法

私が幼い頃のこと、実家に残されていた伯母のひな人形を出してみたところ、顔はヒビ割れ、衣装は虫食い、髪は抜けて、見るも無残な状態でした。だいぶ昔のことですが、あまりの劣化具合いに衝撃を受けたことをよく覚えています。女の子の健やかな成長や幸せを願うひな人形、こうならないようきれいに保管しておきたいですね。

また、出すのもしまうのも大変で、せっかく持っているのに「今年は出さずに終わった」という方も多いようですので、今回は品質を保ちながら出し入れもラクになる、ひな人形の収納のコツをご紹介します。

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1.収納場所や保管上の注意

・湿度の高い場所は避ける

ひな人形に湿気は大敵です。シミやカビが発生する原因になります。湿度の高い場所を避けて保管しましょう。

人形の髪や衣装には絹が使われている場合も多いので、正絹の着物などと同様に湿気にはくれぐれもご注意ください。絹製品の保管方法についてはこちらの記事もご参考になさってください。
着物の収納のコツ〜その@〜シミやカビ、変色を防いで着物を長持ちさせる保管方法

着物の収納のコツ〜そのA〜知っておきたい素材の特徴とお手入れの基本

押し入れであれば

押し入れであれば下段より上段や天袋のほうが湿気が少なく、ひな人形の保管に適していると言われます。しかし、出し入れが大変だと出さずじまいになることも。しまいっぱなしは湿気がこもる原因にもなります。年に一度必ず出して飾るということは湿気対策にもつながりますので、出し入れしやすい場所に収納するのがおすすめです。収納場所の湿気対策についてはこちらの記事も参考になさってください。
ジメジメした季節は要注意!収納内のカビ・湿気対策7選

・防虫対策も忘れずに

絹素材の髪や衣装だけでなく、使われている接着剤なども虫のエサになるようです。虫食いもひな人形の大敵ですので、防虫対策をしっかり施しましょう。

防虫剤の使い方では、「混ぜない」、「用法・用量を守る」、「人形に直接触れないようにする」ことがポイントです。こちらも着物と同様なので、着物の収納のコツ〜そのC〜防虫剤の使い方 注意したい7つのポイントをご参考になさってください。できれば、「人形用」の防虫剤が安心ですね。

・直射日光があたらない場所で保管する

日光は劣化や変色の原因になります。日光があたらない場所で保管しましょう。尚、飾るときも窓際を避けるとよいですね。

・乾燥しすぎない場所で保管する

人形の顔もデリケートです。私の実家では、日当たりのよい部屋の押入れにしまっていたので、人形の顔にヒビが入ったようです。極度の乾燥はヒビ割れの原因になるようですので、乾燥しすぎにも注意が必要です。

・飾る場所の近くに収納する

「毎年出すのが億劫で」という声をよく聞きます。飾る場所は1階なのに屋根裏収納に収納している、など飾る場所と収納する場所が遠い場合は、さらに面倒に感じてしまうので、できるだけ飾る場所の近くに収納できないか検討してはいかがでしょうか。

各ご家庭の収納事情で、なかなか叶わない場合もあるかと思いますが、意外と1年に一度も使わない他のモノが収納場所を占領しているかもしれません。この機会にぜひ見直してみてください。

2.収納方法と収納グッズ

適切な温度や湿度管理ができていて、出し入れも問題ないようであれば、購入したときのダンボールのまま収納しても大きな問題はないと思います。

しかし、
・ダンボールのままだと、湿気や虫食いが心配
・ダンボールが大きすぎて収納場所が限られる
・購入したときのようにきちんと入れないと入らないので気を使う
などと、不安や不便があるようでしたら収納方法やグッズも見直してはいかがでしょうか。大きなダンボールでの保管をやめて、小分けに収納するだけでも出し入れしやすくなると思います。

・桐素材の収納具を使う

桐素材は湿度が高くなると水分を吸い、逆に外気が乾燥すると水分を放出する調湿機能を持っているので、湿気に弱いひな人形の保管に適しています。

・プラスチックケースを使う

気軽に使えるプラスチック製のケースもよいですね。ただ、プラスチック製のケースは通気性があまりよくないので、湿気をコントロールできる調湿剤を使うとよいと思います。乾燥剤だと人形がヒビ割れを起こす原因になりますのでご注意ください。

デリケートなひな人形を

デリケートなひな人形をよいコンディションでキープできるよう、ご参考になれば幸いです♪

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