ここでは、子供用の本棚を選ぶときのポイントを6つにわけて解説します。

子供のために本棚を選ぶ場合は、年齢や成長にあわせることが大切です。たとえば、小学校に入学する前の小さな子供であれば、本の表紙が見えるタイプの本棚がおすすめです。子供が自らお気に入りの本を選びやすくなるため、本に対する興味を高めやすくなります。

また、小学校に入学した後は、背表紙が見えるタイプの本棚が適しています。この頃になると字が読めるようになることもあり、表紙が見えなくても問題ありません。たくさんの本をコンパクトに収納できる点も魅力的です。

子供のための本棚は、子供自身にとって使いやすいものを選ぶのがベストです。本をスムーズに取り出しやすいよう、子供の目線よりも低い本棚を選びましょう。簡単に手が届けば、出し入れも子供が自分で行えます。子供の身長を考慮し、高さにきちんと配慮することが重要です。

本にたくさん触れてもらうためには、子供にとって魅力的なデザインの本棚を選ぶ必要があります。子供の目を引くようなカラフルで親しみやすいデザインを選びましょう。単に本を収納するためだけでなく、モチーフや構造などが工夫されている本棚がおすすめです。そのような本棚を選べば、もともと本に関心のなかった子供でも本に興味をもつきっかけになります。

本棚は大きい家具であり、設置すると部屋の中で場所を取る可能性があります。子供が使用する物品はたくさんあるため、できれば本棚に他のものを収納できると便利です。なかには、本以外におもちゃ箱や学用品を収納できる本棚もあります。収納力が高い本棚を選べば、後から本が増えても片付けやすいです。

子供が使用する本棚は、素材にもこだわりましょう。本棚の素材としては、手触りのよい天然木や、耐久性が高くて簡単に手入れができる繊維板や合板などがおすすめです。塗装されている場合は、塗料に有害物質が含まれていないか必ず確認してください。将来買い替える可能性がある場合には、段ボール製の本棚を選ぶと処分も簡単です。

小さい子供は転倒したり、ぶつかったりしがちです。そのような怪我を防止するためには、安全面にも配慮されている本棚を選ぶ必要があります。面取りされており、角が丸くなっている本棚なら、万が一子供がぶつかったとしても怪我をしにくいため安心です。段ボール製の本棚は、切断面で怪我をしないよう注意しましょう。

ここでは、子供用の本棚を設置する際に確認しておきたいポイントを解説します。

本棚は子供の目に入りやすい場所に設置しましょう。本棚の存在を身近に感じることができれば、本を読む機会も自然と増やせます。遊びの延長で本を気軽に手に取れるようになると、本の楽しさをより実感しやすくなるでしょう。

子供は背が低いため、本棚の配置もあわせる必要があります。子供の目線から本棚をチェックし、収納している本がよく見えるか確認しましょう。子供の手が届くようにするには、最初から腰高が低い本棚を選ぶことが大切です。

本棚を設置したら、子供がすぐに本を出し入れできるようにしましょう。そのためには、もっているすべての本を並べるのではなく、量を工夫するのもひとつの方法です。子供にとっての使い勝手を考慮しながら、うまく配置してください。

本の表紙が見えると、子供は好奇心をくすぐられる可能性が高まります。特に字を読めない小さな子供が使用する本棚では、表紙を見せて収納すると効果的です。もともと表紙を見せられるようになっている本棚を選び、ディスプレイしましょう。

ここでは、子供の目線からみた場合に本を選びやすい、おすすめの本棚を紹介します。