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収穫期で選ぶハーブ・野菜カタログ
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野菜作りの達人・五嶋直美さんに聞きました!

小さな庭にぴったりの菜園ガーデンプラン

ガーデンデザイナーとして、また植物や庭を中心に描くイラストレーターとして活躍している五嶋さん。自宅の庭では、草花とともに野菜を合わせて素敵な景色をつくり上げています。ここでは、育てやすい品種を中心にした、小さな菜園向きのプランを教えていただきました。資材で変化をつけた見た目にも楽しいプランは、今すぐ始めたくなります。

イラストレーター、ガーデンデザイナーとして活躍。味わいのあるイラストに定評がある。5年前、千葉の海の近くで夢の片田舎ライフを実現し、庭先で菜園ガーデンを満喫中。

五嶋さんのお庭に学ぶ、菜園ガーデンづくりのテクニック

愛らしい苗たちがすくすく育つ
庭先の小さなポタジェ

メインガーデンに畝をつくって、菜園スペースに。夏は日当たりがよく、冬は日当たりが悪いなど、年間を通じて環境がかわるため、季節ごとに野菜を植えかえて収穫を楽しんでいます。

パーゴラの柱の足下も
収穫用にフルに活用して

柱のまわりに木枠を設けて、ワイルドストロベリーやルッコラ、レタスなどを栽培しています。夏にはゴーヤなどのツルをのばす野菜を柱に巻きつけて、グリーンのカーテンを作って涼しげに。

居間から見えるデッキの上は
エディブルフラワーで彩りを。

野菜やキンギョソウ、ビオラなどの食べられる花(エディブルフ ラワー)を植えたコンテナを並べて、デッキの上を楽しく彩ります。ここは赤花で統一。木製やアイアンスタンドを使い、高さを出して見応えのあるシーンを作っています。

植物に囲まれた
趣たっぷりのアプローチ

庭へと続く野趣漂うアプローチ。植物が茂る中、赤い屋根のテントウムシハウス(テントウムシが越冬時に潜むための小枝が入った箱)が愛らしいポイントに。

真似したいアイディアがいっぱい!

資材使いがポイントの菜園ガーデンプラン

  • Plan01 APPROACH
  • Plan02 VERANDA
  • Plan03 SMALL GARDEN
  • Plan04 DECK&GARDEN

高さを出す資材で変化をつけた野菜が迎えてくれる アプローチ

細長いアプローチは、歩き進みながらさまざまな収穫が楽しめるような変化に富んだシーン作りがポイントです。入口に置物をシンメトリーに配し、エントランスらしさを演出。壁際のアーチにミニカボチャを絡めた愛らしいコーナーは、庭のアクセントに。道路との境は、キュウリを絡ませたフェンスや、トマト、インゲンマメを絡ませたオベリスクを配して視線をストップさせます。大きなコンテナに植えられたレモンのコンテナをシンボリックに配置。

園路へ誘うのは存在感のあるダイコンやブロッコリー

アプローチ脇の花壇には手前にはダイコンを、奥側にはブロッコリーとサルビアを植えました。ひざ丈ほどに生長するので、存在感も抜群。花壇中央のグラウンドカバーにはシュンギクを選びました。窓辺には、こまめに収穫を楽しめるベビーリーフとラディッシュのコンテナを。カボチャが終わったアーチには、周囲を明るくしてくれるビオラをハンギング。

使い勝手を考慮して、狭いスペースを最大限に活用したアイディア満載のベランダ

狭いベランダは、縦の空間を有効活用することが重要です。掃き出し窓のまわりにはテーブルセットを置いて室内からの眺めを意識したアウトドアリビングを演出。横には棚を置き、ハーブを植えた小さな鉢を飾ります。奥の窓の前では、ゴーヤの緑のカーテンが涼しげに広がります。コンテナではナスやトマトの野菜を、奥では手入れの少ないフェイジョアやブルーベリーなどの果樹を栽培。大鉢はキャスター付きの鉢台に乗せておくと移動の際に便利です。

夏の主役だったトマトが終わった後は、大きなつぼみをつけるカリフラワーを植えて。葉も大きく、ポイントづくりに活躍します。ゴーヤのかわりには、ソラマメを植えました。草丈がばらばらに生長するので、支柱よりもネットが役立ちます。そのほか、シュンギクやコマツナなどの葉ものを彩りに。シュンギクはある程度食べた後、黄花を春にかけて楽しみます。

資材使いで楽しさ倍増!収穫も抜群のキッチンガーデン

中央のトマトを絡ませたオベリスクを軸に、スペースを4分割し、オクラやエダマメ、ナス、ズッキーニなど8種類の野菜を育てています。アーチやフェンス、トレリスなどを対に配してシンメトリーにデザイン。それぞれにキュウリやサヤエンドウ、ミニカボチャなどのツル性の野菜を絡ませます。バラが絡まるアーチの下には小さな物置を置いて、育苗台として活用。四隅はラベンダーとローズマリーでぐるりと囲み、心地よい香りが広がる菜園に。

フォルムの異なる野菜を植えて変化に富んだ景色を生み出す

キャベツやレタスなど結球する野菜に合わせて、葉の長いネギやタマネギ、ダイコンを植え、フォルムの違いで変化をつけています。アイアンのアーチには、鮮やかな花色のプリムラなどをハンギングして明るく演出。エレガントな半円形フェンスは、植物を絡ませなくても絵になるので、そのままオブジェとして活用します。

こまめに収穫できるハーブはデッキに 花壇奥には放任栽培でもよい野菜を

ウッドデッキ上にはバーベキューコンロ用のテーブルを置き、採りたて野菜を家族で味わう場に。デッキ脇には、欲しい分だけさっと摘んで楽しめるハーブと葉もの野菜を植栽。花壇の主役にはオクラやソラマメ、トウモロコシ、カボチャなどの野菜を。花壇の縁の彩りにはコンパニオンプランツとなるジニアやペチュニアを植えました。入口のローズマリーと同様に、シンメトリーに配したインゲンマメを絡めたオベリスクが立体感を出してくれます。

ハクサイやキャベツなど大ぶりの葉もの野菜で見応えのある空間に

デッキまわりのハーブは翌春に向けてコンパクトにカット。ハクサイやキャベツなどは、ひと株が大きいので見応えのある景色をつくってくれます。2〜3月に植えつけるジャガイモ用のスペースを確保して。庭の周囲を彩る一年草は、ビオラやバコパ、ノースポールなど春先まで楽しめるものを選んでいます。