弊社は、本日、2007年1月26日〜1月28日に開催いたしました催事「2007年ひな人形五月人形大ご奉仕会in日本武道館」の事前案内告知につきまして、公正取引委員会より景品表示法第4条第1項第2号の規定に違反するおそれがあるため、今後このような表示はおこなわないよう警告を受けました。

弊社といたしましては、今回の警告を真摯に受け止め、今後は、ひな人形の二重価格表示は行わないことと致します。さらに、今後もより一層適正な表示に努めてまいります。

【弊社表示の経緯と警告の概要】
弊社は、催事の事前案内告知において、催事会場で販売する商品の一部48の品目セットをご紹介しましたが、テレビの告知において、その中の9品目について価格の目安をご理解いただくために、二重価格表示をおこないました。

ひな人形のセットは、親王飾りに始まり屏風や雪洞、三人官女や五人囃子など様々なパーツ商品を組み合わせてできております。各販売店では一部を除き、独自の組み合わせを作って皆様にご提供しております。そのような状況ですので、弊社では、メーカーが小売店に都度示している各パーツ商品の単価を参考小売価格と考え、それぞれのパーツ商品の合計価格をセット組にした場合の比較対照価格として使用いたしました。

景品表示法に基づきますと、二重価格表示を行う場合は、同一商品を比較対照とすること、また、比較対照価格に用いる価格は実際と異なっていたり、曖昧であってはいけないと定められています。また、参考小売価格を比較対照価格として用いる場合には、景品表示法のガイドラインによりますと、メーカーの小売店向けカタログやパンフレット、或いは価格表に記載されて広く呈示されていることが条件になります。

本ケースでは、弊社の紹介商品であるセットと、完全に同一の組み合わせの商品が他店で販売されてはいないこと、弊社の表示した各パーツ商品価格の合計価格は、広く呈示されているとはいえないこと、さらに、表現によっては参考小売価格が店頭小売価格などと誤認されるおそれがあるとされました。

以上のことから、比較対照とするにはふさわしくないと判断されたものです。

※ 「参考小売価格」とはメーカーが、小売店に対してお客様へ販売する際に参考とするために設定した価格です。

【今後の対応】
弊社では景品表示法をはじめとする各種法令を遵守し、さらに適正なコンプライアンス経営に努めてまいりましたが、未だ至らぬ点がありましたことを深くお詫びいたします。 お客様の誤認を招くおそれの無い、わかりやすい表示を目指し、今後も努力してまいる所存です。