棚や収納家具の上をおしゃれにディスプレイ！インテリア性をアップできる飾り方

棚や収納家具の上を
おしゃれにディスプレイ！
インテリア性をアップできる飾り方

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おしゃれなインテリアにするアイテムのひとつに飾り棚があります。本棚の上、キャビネットの上などの収納家具を活用してもいいですし、壁に取り付けるウォールシェルフを使うのもおしゃれです。

雑貨などの飾りは、お部屋をおしゃれな雰囲気にするために必要不可欠ともいえるでしょう。ディスプレイするものによって雰囲気も変わるので、ぜひ楽しんでみませんか。

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（執筆者提供画像：インテリアスタジオアプリコット ※外部リンク）
今回はその飾り棚を「魅せるインテリア」としてどのように飾ればおしゃれになるのかをお伝えします。

飾るものの色を合わせる
 こだわりの本を飾る
 花やグリーンで雰囲気を上げる
 おしゃれに見える飾り方のポイント
 飾り棚を壁に取り付ける場合
 最後に

飾るものの色を合わせる

例えば好きな絵や写真を額に入れて飾るなら、その中にある色をひとつ選んで同じ色の小物を飾ります。もしくは、額縁と同じ色の雑貨を一緒に飾ります。ポイントとなる色をひとつ決めて合わせることで、統一感が出てすっきりおしゃれにまとまります。

こちらの飾り棚はブラックのアイアン素材。フォトフレーム、本にはブラックを選び、キャンドルホルダーにはアイアンを選んでいます。さらに、フレームの中のグレー系の写真に合わせてガラスの花瓶も似たようなグレーで揃え、全体的にシックにまとめて統一感を出しています。

（執筆者提供画像：桧家住宅加古川展示場 ※外部リンク）

この飾り棚をよりセンスアップ

この飾り棚をよりセンスアップさせているのが差し色となっているゴールドのフレーム。華やかな印象がありながらも控えめな大きさで取り入れているので華美にならず、アクセントとして小気味よく効いています。

差し色が多いとアンバランスになってしまうので、プラス1色で使うのがおすすめです。

こだわりの本を飾る

飾るものはいろいろあると思いますが、本を飾るのもおしゃれに見えるアイテムのひとつです。使わなくなった英語の辞書や洋書を飾ると、海外のインテリア風でおしゃれです。

（執筆者提供画像）

店舗のディスプレイでも

店舗のディスプレイでも洋書が使われているのを見かけます。今はディスプレイ用で洋書を揃えたいときに、希望の色、予算を伝えると画像が送られてきて内容が確認できるというオーダーメイドの通販サービスもあります。

▲本の色を選んで、オーダーメイドして購入した洋書です。お客さまの店舗の飾り棚に飾っていて、落ちないように耐震マットを敷いています。
（執筆者提供画像）

本の飾り方は、こちらも参考になさってください。
本を活かしたおしゃれなインテリア

花やグリーンで雰囲気を上げる

雑貨や額縁などと一緒に観葉植物や花を飾ると動きや立体感が出て、インテリアに奥行きが生まれます。日の当たりにくい場所ならフェイクグリーンでもいいと思います。

（参考画像）

高さがある飾り棚の場合は

高さがある飾り棚の場合は葉が垂れているタイプを飾ると、より高さを強調できて空間に広がりを感じられます。

（執筆者提供画像：桧家住宅加古川展示場 ※外部リンク）
（執筆者提供画像：桧家住宅加古川展示場 ※外部リンク）

扱いやすいフェイクグリーン

扱いやすいフェイクグリーンの飾り方のコラムもあるので、ぜひ参考にしてみてください。手軽な癒しのインテリア「フェイクグリーン」でおしゃれな部屋に！

おしゃれに見える飾り方のポイント

これまでの画像を見ていただくとわかるように、飾り方のポイントは、間を空けて詰め込まずに飾ることです。

本がたくさんある場合でも、どこかに雑貨を飾るなどして「抜け」を作ると圧迫感を感じさせず、飾ったものも引き立ってインテリアがおしゃれになります。

飾り棚を壁に取り付ける場合

壁に飾り棚があるとおしゃれですね。でも、設置するときには注意点があります。

（参考画像）

一般の住宅の壁は、

一般の住宅の壁は、石膏ボードという素材が使われていることが多いです。比較的もろい素材でクギやネジを打ち込むと穴がボロボロと崩れてしまうので、棚を設置するときには石膏ボード専用の釘が必要となります。軽量な棚であれば石膏ボード用のピンなども使用できますが、壁が石膏ボードの場合、棚を取り付けても基本的に重いものは飾れません。棚の耐荷重を必ず確認しましょう。

石膏ボードには、壁の下地を探してクギを打つ方法もあります。「下地」とは石膏ボードを支えている柱です。この下地までネジやクギを打ち込めば強度が上がります。下地を探す場合には、それ専用の道具があります。

（執筆者提供画像）
▲石膏ボードの壁に下地を見つけて取り付けています。
（執筆者提供画像）
▲このアイアンと木のおしゃれな飾り棚は、しっかりとした木製の壁面に取り付けています。（執筆者提供画像：インテリアスタジオアプリコット ※外部リンク）

壁に棚をつけるのは難しい、

壁に棚をつけるのは難しい、という場合は、置き家具を飾り棚として使い、玄関やリビングなどで「魅せるインテリア」にするのも素敵です。

こちらはわが家のリビング。手作りのコンソールテーブルの上に季節の花を飾っています。この壁はリビングのフォーカルポイントでもあるので、壁には額も飾って空間に見せ場を作っています。

（執筆者提供画像）

コンソールテーブルはスリム型なら

コンソールテーブルはスリム型なら玄関や廊下に置いてもすっきり。シンプルになりがちな玄関をおしゃれにランクアップできます。

クラシカルなデザインのコンソールテーブルだと優雅な雰囲気です。鏡を合わせると空間が明るい印象になります。

最後に

自分の好きなものを揃えた飾り棚があるとお部屋のおしゃれなアクセントになりますし、見るたびに気持ちも満たされますね。

なんとなくものを置いて雑多になっている棚があったら、飾り棚として整えてみてはいかがでしょう。ちょっとしたスペースでもコツをおさえて飾ったら、きっと素敵な空間を作れますよ。季節ごとに飾るものを変えていくのも楽しいですね。

執筆者

インテリアコーディネーター/整理収納アドバイザー松本智子

【所有資格】インテリアコーディネーター/整理収納アドバイザー1級/企業内整理収納マネージャー/家相診断士
住宅メーカーのインテリコーディネーターを務めながら、整理収納アドバイザーとしても活動中。「空間・時間・精神的な余裕を生む」ことに気づき、「家をくつろぎの場、お気に入りの場に」を信条に、多くの人のQOLを上げるサポートをしている。
【ブログ】https://ameblo.jp/soccerkengo/
【Facebook】@matsumoto.tomoko.92
【Instagram】@02_simplesmart

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