1925年、フランスの小さな村、フレノワ・ル・グラン村の鋳物工場で生まれたル・クルーゼ。ホーロー鍋のパイオニアとして、フランス伝統の製法を守りつつ、常に革新的なアイデアをもとに、高品質な製品を作り続けています。 丸いフォルムと、鮮やかな色合いのル・クルーゼの製品は、プレゼントとしても喜ばれます。シンプルなデザインながら、素材の持つ熱伝導と蓄熱性の高さで、食材のうまみや甘みを最大限引き出すのが最大の特徴です。

1934年、日本生まれのホーローブランドである野田琺瑯。鍋だけでなく、ケトルやストッカーなどでも有名ですが、そのほとんどの製品の色合いは白で、見た目にもスッキリ。人間の根源である「食生活」を軸に、80年以上にわたり、ホーロー製品を一筋に作り続けてきた老舗ブランドです。

「デンマーク風」という意味から名付けられたダンスクは、1954年にデンマークで設立されました。コンセプトは、スカンジナビアモダンアート。北欧を中心に各国のデザイナーがデザインしたキッチンウェア・テーブルウェアを作りだしているブランドです。

1951年、アメリカ・カリフォルニアで創業したマイヤー。使いやすさと耐久性を追求したキッチン用品は、世界30カ国以上で使われています。洗練されたシンプルなデザインと、高い機能性を兼ね備えた人気のブランドです。
老若男女問わず様々な人が、どういった使い方をしているのかを日々研究し、毎日の生活を快適にする革新的な製品開発を進めています。さまざまな手に合った製品を作る、その使命を忘れない為に、片方だけ落ちている手袋を見つけては会社に持ち帰り、皆の目に留まるような場所に展示しているそうです。

土鍋の歴史は古く、縄文時代から使われていたといわれています。成型した粘土を焼き、釉薬（ゆうやく）を塗って作られる土鍋は、熱がゆっくりと全体に伝わるのが特徴です。
土鍋には、加熱する時に遠赤外線を発し、沸騰した時に細かい泡がたくさん発生する特性があります。また、蓄熱性があることも土鍋の特徴。加熱すると土鍋自体が熱を蓄え、食材の芯までじっくりと熱を伝えることができます。そのため、炊飯や煮込み料理に最適です。
お米をゆっくりと炊き上げることで、本来のうまみや甘みが引き出され、よりおいしくお米を炊くことができるという優れもの。炊飯器で炊くいつものお米とは違う、おいしいお米を味わうことができますよ。 また、煮込み料理の場合は、水炊きなどの鍋料理がおすすめ。鍋全体の温度がじっくりと上昇し、保温力もあるので、火からおろしても美味しさがキープされます。

※釉薬とは…陶磁器や琺瑯の表面に付着させる、ガラス質の層。「うわぐすり」とも言われ、塗ることで光沢が得られたり、防水性や強度が増したりする。

電気鍋は火を使わないため、食卓で使うときに小さなお子様がいても安心。また、カセットコンロのようにガスを取り替える必要がなく、手間がかからないのもポイントです。
電気鍋というと、『食卓で鍋料理を楽しむための道具』というイメージを持つ方も多いかもしれませんが、しゃぶしゃぶや煮込み料理、蒸し料理など、実はマルチに使える鍋なのです。電気鍋がひとつあれば、様々な料理が楽しめますよ。

ホーロー鍋は、鉄などの金属にガラス質の釉薬を焼き付けて作られます。保温力が高く、鍋の中を一定の温度に保つことができます。
また、蓋との密閉率が高いのも特徴です。鍋の中に熱を閉じ込め、じっくり温めることで、食材が持つ本来のうまみを引き出します。焦げ付きにくく、耐久性が強い特徴もあるため、洗うときにも便利。長持ちするので、ひとつは持っておきたいですね。

広い鉄板で焼きそばやお好み焼きなどを大勢で楽しむことができるホットプレートと、火を使わなくても煮込み料理ができる電気鍋。その両方の特徴を兼ね備えたのが、ホットプレートと兼用可能なグリル鍋です。
定番の鉄板料理はもちろん、煮込み料理、茶碗蒸しや温野菜などの蒸し料理にも使えるので、食卓がより一層楽しくなりますよ。

火を使わないため煤などが発生せず、トッププレートも平面なので、お手入れ・掃除がとっても楽なIHの調理器。火ではなく電気を使って加熱するため、調理の際はIHに対応している鍋を使います。IH対応の鍋は、鉄やステンレスでできているものが多く、熱伝導率が高いのが特徴。また、IHの調理器では細かい温度調節が可能。タイマー機能がついているものもあるので、じっくり煮込む料理におすすめです。
IHの調理器はトッププレートが平面なため、鍋底の形状が平らでないと使えない場合があります。また、アルミや銅などの素材できた鍋は使えない場合もあるため、IHに対応しているかどうか、事前に確認して選びましょう。

スペイン料理のパエリアは、フライパンやホットプレートでアレンジして作ることもできますが、おいしく食べるならパエリア鍋を使うのがベスト。パエリア鍋を使えば、お家でも本格的なものを味わうことができます。
鉄製のパエリア鍋は熱伝導が高く、食材に火が通りやすいのが特徴です。黄色や赤の彩り鮮やかなパエリアは、鍋ごと食卓に置いても見栄えがいいですよ。
パエリアだけでなく、魚介類を使ったアクアパッツァや、ステーキを焼くときにも使えます。両側に取っ手があるので、持ち運びしやすいのも便利です。

ちょっとした汁物を作る時に便利なのが、片手で持てる大きさと重さで使いやすい片手鍋です。注ぎ口がついているものもあるので、汁物をつくるのにぴったり。鍋の内側に目盛がついているものなら、簡単に分量を量ることができるので、ダシを取るときなどにも便利です。小ぶりの片手鍋なら、パスタなどのソースを作るときにも使えますよ。野菜の下茹でなどにも使えるので、ひとつは持っておきたい鍋です。

溶かしたチーズに様々な食材をくぐらせて楽しむチーズフォンデュ。専用の鍋のセットを使えば、自宅でもチーズフォンデュが楽しめます。フッ素加工のものであれば、こびりつきやすいチーズのお手入れも楽ですよ。

パスタ鍋は、パスタが美味しく茹でられるよう、底が深く作られているのが特徴です。かご付きで湯切りもできるので、ザルを用意する必要がなく、鍋ひとつで調理ができます。かごを持ち上げるとそのまま簡単に湯切りができるので、余計な洗い物が増えないのもいいですね。
深めの鍋なので、パスタだけでなく、カレーやシチューなどの煮込み料理にも使えますよ。

ギフト・プレゼントで鍋を贈るなら、毎日の料理で使うものだからこそ、実用性の高い鍋を選びましょう。
結婚祝い・引っ越し祝いなどで鍋を贈るときは、家族の人数に合った大きさを選ぶと◎。結婚祝いなら2人分の料理が作れるサイズのものを選べば、無駄がありません。
また、お祝いだからこそ、特別感のあるもの選ぶのもおすすめです。デザインがおしゃれな鍋は、食卓に彩りを添えてくれるので、鍋ごと食卓に運びたくなります。赤や白など北欧風の色合いのホーロー鍋や、パステルカラーの淡い色合いの鍋は、食卓で映えること間違いなしです。
軽くて使いやすいものや、煮物にも焼き物にも使えるもの、素材の美味しさを引き出すものなど、機能と利便性にこだわった鍋はギフトに最適。使うシーンを想像して、贈る鍋を選んでみてくださいね。