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冬を快適に過ごすための空間作り

2017.02.24 / eiriy

こんにちは。アパレルでディスプレイ担当(ウィンドウや店内の装飾)をしているeiriyです。
この連載では「リノベーションで叶えるおうちカフェ」をテーマとし、
主にインテリア、収納、愛用品、ホームパーティーの様子をレポートしていきます。
何かしらご参考になると嬉しいです。

子連れの友人が集まってお茶をする機会があるため、今回は、寒い冬でも子供たちが快適に過ごせる空間についてご紹介します。

部屋全体画像.jpg


春一番がやってきましたが、冷え込みはまだまだ続きますね。
我が家といえば、鉄筋コンクリートの古いマンションなので冬は底冷えがひどいはず。特に小さな子供たちにとっては、生活の場である床の上の環境などはとても大事です。そこで、リノベーションを行うにあたり何らかの対策が必要でした。

まずは床からの冷えの対策です。手っ取り早く床暖房を検討しましたが、コストの関係上残念ながら断念。
代わりにアッシュ材の無垢床をフローリングとして敷きました。この無垢材は一度燻してあり、触れると従来のフローリングよりもほんのりと温かみを感じられるのがポイントです。木目も視覚的に温かいですね。

フローリング.jpg

温かみがあるとはいえ、それでも無垢材単体では底冷えを解消するには不十分です。
また、子供のためにもう少しクッション性能も欲しいところ。

そこで、温かさとクッション性の両方を兼ね備えたフロアマットを無垢材の上に敷きました。
材質はお子様のいる家庭で定番のコルクです。
自然素材とはいえ、有害化学物質の含量が最も少ないタイプを選択しました。子供達も安心です。

コルクマットイメージ.jpg

床の次は空間ですが、我が家ではメインの暖房器具としてエアコンを使用中です。
当初はトラディショナルな石油ストーブも検討しましたが、子供への危険度、給油の手間、設置スペースを考えると不向きと判断しました。でも、石油ストーブの昔ながらの佇まいには憧れます。
将来の楽しみとしてとっておこうと思います(笑)。

さて、現在フル稼働中のエアコンですが、部屋を突っ切る形で迫り出した梁のせいで部屋の隅っこ(子供達のお気に入り)にまで温風が届きません。
そこで、サブとして使っているのがデロンギのオイルヒーター。
デザインもうるさくなく愛用しています。安全設計とはいえ、表面はそれなりに高温となるため、子供が触らぬよう観葉植物と一緒にベビーゲートで囲っています。

オイルヒーター引き画像.jpgのサムネイル画像

このオイルヒーターは、去年娘の出産のため里帰りしていた際に実家用に購入したものです。
実家は木造の一軒家ですが、鉄筋コンクリートのマンションの方が効率良く部屋全体を温めてくれる気がします。
設置場所は迷いに迷った末、窓と壁のコーナーに落ち着きました。

オイルヒーター壁と窓の近く画像.jpgのサムネイル画像

温かみのある床、エアコン、オイルヒーターと「これで子供達の寒さ対策はバッチリ」と思いきや、床に座っていると、まだ寒さを感じます。
調べてみると、空気がかく拌されないせいで、温かい空気が天井付近に滞留しているのでした。
そこで設置したのが、サーキュレータです。
夏は扇風機として活躍しているバルミューダのGreen fanを活用しています。

Green fan画像.jpgのサムネイル画像

首を短くして棚の上に置き、少し上に向けて空気を循環させます。暖かい空気がしっかり床の方までまわってくれるようになりました。

Green fan引き画像.jpgのサムネイル画像

これで寒さ対策は十分ですが、冬で気になるものがもう一つありました。「乾燥」です。乾燥した環境では風邪やインフルエンザにかかりやすいので、特に抵抗力の弱い子供達は要注意です。
乾燥対策として愛用中なのが、バルミューダの加湿器Rain。

Rain画像.jpgのサムネイル画像コロンとした花瓶のようなスタイルで、そのデザイン性に惹かれて購入しました。
オブジェのように年中置いていても気にならず、収納スペースが限られている我が家にはありがたいところです。
機能的には、上から水を入れるという給水方法が目から鱗。給水がとても楽で助かっています。

Rain引き画像.jpgのサムネイル画像

去年はエアコン&加湿器のみで寒い思いをしましたが、今回新たに追加したオイルヒーター&サーキュレータのおかげで今年の冬はとても快適です。子供達もコルクマットの上で仲良く遊んでいるようです。

ちなみにアイテムの選び方ですが「インテリアを邪魔しない美しいデザインの家電」が大事だと実感しています。少し値が張るものが多いですが、考え抜かれたデザインのものはインテリアにすっと馴染んで愛着が湧きますし、大事に使い続けることができます。それにいざとなったらいい値で売れるかもしれません(笑)。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

eiriy
アパレルディスプレイ/ VMD/ 整理収納アドバイザー1級 自分で設計しリノベーションした都内のヴィンテージマンションに住んでいます。 *日刊住まいSumai「ネットで見つけた、私らしい暮らし」を連載中

■個人ブログ「日々丁寧な暮らしを