季節のジャムとスイーツ作り「洋梨のコンポート」
こんにちは。お菓子研究家のmarimoです。
こちらのブログでは「おうちカフェ」にまつわる日々のことを綴っています。
今日は、10月のジャムとスイーツの回です。
どんな果物をジャムにしようかな〜と思ってスーパーに行ったら
美味しそうな洋梨が売っていました。
洋梨と一言で言っても、
「ラ・フランス」や「ルレクチェ」など、いろいろな品種があり
収穫時期も9月〜1月と様々です。
さらに、洋梨は追熟が必要な果物なので、
収穫されてから2週間から1カ月後に食べ頃になります。
この洋梨は「ドワイアンヌ・デュ・コミス」という品種で、
収量が少ないことや病気に弱いことなどから栽培がとても難しく、
とても珍しい洋梨とのことでした。
というわけで、その「ドワイアンヌ・デュ・コミス」を使って
コンポートを作ってみることにしました。
コンポートとは、果物を丸ごと(もしくはカットして)、
水や、薄い砂糖水等で煮て作られるヨーロッパの伝統的な果物の保存方法です。
ジャムよりは糖度が低い状態の仕上がりになるので、
長期保存というよりかは、果物を加熱して楽しむ、というイメージかな、と思います。
煮汁にシナモンやバニラビーンズなどを加えて香りをつけることもありますし、
今日は白ワインを加えて、香りをつけてみました。
砂糖だけで煮るよりぐっと上品な味に仕上がりますよ^^
洋梨のコンポートは、そのまま食べても美味しいですし、
ヨーグルトのトッピングやお菓子作りにも使えます。
今日は、簡単なデザートの作り方もご紹介しますね〜!
◎材料◎ 2人分
洋梨 1個(正味300g)
水 350ml
白ワイン 50ml
砂糖 100g
◎作り方◎
1)鍋に水、白ワイン、砂糖を入れ煮立たせ、砂糖を溶かす。
2)洋梨の皮をむき、スプーンで種をくりぬく。
3)鍋に入れる。
4)オーブンシートに空気穴を開けて、かぶせて落し蓋をする。
5)極弱火で20〜30分煮る。洋梨に透明感が出たら完成。鍋に入れたまま冷ます。
柔らかな食感と、ほんのり香る白ワインの風味がとっても美味しいです。
白ワインがない場合には入れずに、水で代用していただいても大丈夫です。
また、鍋の大きさにより必要な煮汁の量が変わるため、
同じ比率のまま量を調節してください。
洋梨がしっかり浸るほどの煮汁を用意してくださいね。
さて、出来上がったコンポートを冷やしたら、
バニラアイスを添えて、チョコレートソースをかけていただきます!
これは「ベルエレーヌ」というデザートです。
優しい洋梨の風味と、チョコとバニラのまろやかなハーモニーが最高です!
ぜひお試し頂きたいです〜!
それから、このコンポートを使って、
タルトやケーキも作れますよ。
例えばこちらのケーキは、
アーモンドプードルたっぷちのバターケーキ生地に
洋梨のコンポートをカットして並べて焼いたものです。
しっとり生地に、柔らかな洋梨が相性抜群です。
レシピはブログをご覧くださいね!→こちら
コンポートを作る時のポイントとしては、
柔らかく煮すぎてしまうとケーキにした時に
食感を感じなくなってしまうので、
少し硬めに仕上げると良いでしょう。
洋梨の美味しい時期に、ぜひお試しくださいね!
ではまた次回の更新で!
marimo
marimo
(blog→「marimo cafe」 / Instagram→「@marimo_cafe」)
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