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真っ赤なチェリーと白い花

2018.01.30 / みさこ

みなさん、はじめまして。このブログでは私の大好きなコーヒーのことを、少しずつご紹介していこうと思います。

私たちがいつも飲んでいるコーヒーは黒色の液体ですが、コーヒーはもともと植物のタネです。そして、コーヒーは世界中の色々な国から海を越えて運ばれてきます。一粒のタネから始まるコーヒーのストーリーは、いつも色彩豊かで冒険に満ちています。

このブログでは、コーヒーがタネから私たちの朝の一杯になるまでの旅の一部を切り取ってご紹介できればと思っています。

第1回目の今回はコーヒーの果実と花についてご紹介させてください。

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コーヒーは熱帯の地域の高地で育ちます。熱帯の国々には四季はなく、その代わりに雨の少ない乾季と雨の多い雨季があります。コーヒーの花は、雨季の始まりの"雨"にあわせて開花します。

コーヒーの花を咲かせるこの雨は"ブロッサムシャワー"とも呼ばれています。


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コーヒーの花が一斉に開花するとあたりはジャスミンのような甘い香りが立ち込めます。実はコーヒーの木は良い香りで有名なジャスミンやクチナシの木の仲間なんです。

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こちらは東京で咲いていたクチナシの花です。葉の色や花びらの質感がコーヒーにそっくりですよね。クチナシのシーズンになると、日本でもいたるところでクチナシの香りを楽しむことができます。

コーヒーの花の命は短くほんの2日ほどで散ってしまいます。花が咲いた後に、緑色の小さな果実ができ、これが少しずつ大きくなり熟してゆきます。コーヒーの果実が熟すまでには、開花からだいたい9か月ほどかかります。

標高の高い地域では、朝晩の寒暖の差がはっきりしていて、コーヒーの果実がゆっくりと成長します。すると、果実の中に入っている種子もゆっくりと成長し、かたく締まった特徴の豊かなコーヒーになります。標高の高い地域のコーヒーが美味しいと言われるのはこのせいです。

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コーヒーの果実は熟するにつれて赤色に色づきます。中には、黄色やピンクなどに色づく品種もあります。この果実はさくらんぼに似ていることから「コーヒーチェリー」と呼ばれています。

珈琲という漢字の"珈"という字は"かみかざり、そして"琲"という字は" 玉をたくさん連ねた飾り"という意味があります。真っ赤なコーヒーチェリーが枝になる様子が女性の"かんざし"を連想させたためこのような漢字になったと言われています。

"珈琲"といえば黒いイメージですが、その字の由来は赤い果実なんですね。

* * *

今回はコーヒーの花と果実の話を書かせていただきました。

次回は、真っ赤なチェリーと美味しいコーヒーの関係についてご紹介したいと思います。

みさこ
大学院で品種改良を勉強しながらカフェで働いています。
コーヒーに恋してしまってから、「コーヒーのことならなんでも知りたい!」と色々な場所を訪れ、色々な人と出会いました。

■興味のある分野→コーヒーの品種改良・サスティナブルコーヒー

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