こんにちは。みさこです。

最近はすっかり寒くなってきましたね。体調を崩している方も多いのではないでしょうか。今回は、体を内側からぽかぽかと温める"マサラチャイ"のレシピをご紹介します。

◎チャイティーとは

チャイティーとはインド式に、煮出したミルクティーのことです。これにいろいろな香辛料を加えたものを"マサラチャイティー(マサラチャイ)"と呼んでいます。

マサラチャイに加えるスパイスは、お好みになりますが、最もポピュラーなものは"シナモン"と"ジンジャー"(写真の手前の二つ)かと思います。
この二種はどちらも体を温める作用があって、両方とも風邪の引き始めに飲む"葛根湯"にも入っている生薬でもあります。後でご紹介するレシピではさまざまなスパイスを加えていますが、この二種だけでも十分に本格的なマサラチャイになりますのでぜひお試しくださいね。

ちなみに後ろに控える、カルダモンには消化不良を改善する効果、クローブには消化を促す効果や鎮痛効果が、ピンクペッパーには痛みや炎症を緩和する効果があるといわれています。

こういった効能を参考にしてスパイスの調合を考えるのも楽しいですね。

◎マサラチャイの材料

・アッサムティー　６g

・生姜　ひと片

・牛乳　300ml

・水　100ml

・きび砂糖　大さじ２

ホールスパイス

・シナモン　５cm

・ピンクペッパー　５粒

・クローブ　３粒

・カルダモン　１粒

スパイス(粉)

・ナツメグ　少々

・ガラムマサラ　少々

◎作り方

１）生姜をすりおろす

２）ホールスパイスをすり鉢で砕く

このとき、カルダモン(下の写真のスパイス)のさやから種子を取り出してからすりつぶす。

３）小なべに、茶葉と水100mlと１）ですりおろした生姜、２）でつぶしたホールスパイスを淹れ3分ほど煮立たせる。

４）牛乳と砂糖、パウダー状のスパイスを加え、さらに2分ほど煮立たせる。

５）茶漉しなどで漉して、カップに注いだら出来上がりです。

ホールスパイスが手に入らなければ、パウダー状のスパイスに変更したり、きび砂糖を蜂蜜に変えたり、スパイスの種類や量を変更したり、お砂糖なしで作ったり、アレンジはいろいろできます。
また、お砂糖は上白糖やグラニュー糖よりかは色のついたものの方が、コクが出ます。茶葉はミルクティーにぴったりということでアッサムと書きましたが、手に入らなければお手持ちのものでもok。
ティーバッグの茶葉のほうが細かく砕いてあって風味は出やすいです。

いかがでしたでしょうか。
英国式のロイヤルミルクティーとは異なり、ミルクをぐつぐつと煮立てて作るチャイティーは素朴で自由。自分の好きなスパイスの割合を見つけてくださいね。