おうちカフェ・インテリア雑貨ならcafe dinos【カフェディノス】

 
 
 

カフェディノス

0
 

cafe dinosTop > 珈琲に願いを > クリスマスを楽しみに待つ:シュトレン

クリスマスを楽しみに待つ:シュトレン

2018.11.07 / みさこ

こんにちは。みさこです。
みなさん、シュトレンというパンはご存知でしょうか?

シュトレンはドイツでクリスマスに食べられているパンです。
パンとは言っても、中に洋酒に漬けたドライフルーツやナッツがびっしり詰まっており、バターもたっぷり入っていて、持った感じはびっくりするほどずっしり。パンに染み込んだバターと洋酒、そしてたっぷりかけられたお砂糖のおかげで日持ちもするため、本場ドイツではクリスマス前の1か月前から、このパンをうすーく切って食べながら、クリスマスを待つそうです。

FullSizeRender_12.jpg

私はこのブログでは、できるだけ作りやすいものをご紹介しようと思っているのですが、今回のシュトレンだけは特別。実は私は10年ほど前から毎年このシュトレンを作っており、もはやライフワークとなっています。
とても手間もかかり、難しい工程ですが、せっかくのクリスマスですのでぜひチャレンジしていただいて特別なクリスマスを迎えてください。日持ちもしますし、プレゼントにもぴったりですよ。

FullSizeRender.jpg

さて、レシピです。私のシュトレンはバターと洋酒・スパイスがたっぷりで、シュトレンによく入っているマジパン・オレンジピール・レモンピールを使っていないのが特徴です。シンプルだけど、しっとり、どっしりで深みのある大人のシュトレンを目指しています。

≪ 材料 ≫

・中種

 凖強力粉 100g

 ドライイースト 6g

 牛乳 100g

・本生地

 凖強力粉 150g

 アーモンドプードル 100g

 無塩バター 90g

 グラニュー糖 40g

 はちみつ 10g

 塩 3g

 卵黄 15g

 牛乳 20㏄

・スパイス

 シナモン ナツメグ ジンジャー

 カルダモン オールスパイス クローブ など好みの量

・ドライフルーツ/ナッツ

 ラム酒に漬けたレーズン・イチジク・クルミ 300g


・仕上げ

 無塩バター 80g

 グラニュー糖 100g

 ラム酒 80ml

※ラム酒漬けのドライフルーツとクルミは1週間以上前から漬けておくとよいです。その時にイチジクは半分か四分の一。クルミも同じくらいの大きさに割ってください。
もしラム酒漬けが用意できなければ市販のものでもよいです。その場合、クルミはラム酒に使っていないものでOK。

FullSizeRender_2.jpg

1)中種を作ります。牛乳を30℃程度に温め、ボールにうつし、イーストと凖強力粉と共に混ぜ合わせます。

FullSizeRender_3.jpg

2)ボールにラップをかけ、暖かいところに1時間ほど置く。オーブンに発酵機能があれば、30℃で使用してください。この季節は寒いので室温では発酵が進まない場合があります。

FullSizeRender_4.jpg

発酵後の様子です

3)本生地を仕込みます。ボールに柔らかくしたバターを入れ、ホイッパーでよく混ぜます。砂糖を2回にわけて加え、塩・はちみつ・卵黄・牛乳を入れてよく混ぜます。

4)強力粉・アーモンドプードルを入れてヘラでさっくりと混ぜ合わせたのち、スパイスを好みの量入れます。私はシナモンを中心に、6種のスパイスを合計3gほど加えています。

5)2)で発酵させていた中種もちぎりながら加え混ぜます。

6)5)にドライフルーツ・ナッツを加え混ぜ合わせる。

7)出来上がった生地を2等分にし、オーブンシートの上で麺棒などを使用して円形にのばす。両端を中央に織り込み、さらに二つ折りにする。レーズンが表面に出てしまっていると焦げてしまうので、表面に出ているレーズンを取り除き、折りたたんだ生地の内側に入れる。

※2等分にした場合出来上がりのシュトレンの重量は500gほど。小さめに作る場合は4等分でもOK。

FullSizeRender_5.jpg

生地を円形に伸ばしたところ

FullSizeRender_9.jpg

両端をたたんだところ

FullSizeRender_6.jpg

さらに二つ折にしたところ

FullSizeRender_7.jpg

成形完了後(私はレシピの倍量でつくったので4つできています)

8)生地を40分ほど2次発酵する。オーブンに発酵機能がある場合、設定温度は35℃で。

9)天板にのせ、180℃に予熱したオーブンで45分焼く。途中焦げることがあるので、様子を見ながら焦げそうになればアルミホイルをかぶせる。

10)焼きあがったら仕上げ用のバターをハケで塗り、その後にラム酒も塗り、グラニュー糖もまぶす。シュトレンが冷めないうちに素早くやらなければならないですが、暖かいうちはシュトレンも崩れやすいので注意です。慎重に裏返しながら、シュトレンの裏まで塗ってまぶしてくださいね。

FullSizeRender_8.jpg

焼き上がり直後

FullSizeRender_10.jpg

バターを塗った後

FullSizeRender_1.jpg

砂糖をまぶした後

11)出来上がったシュトレンをアルミホイルで包み、粗熱が取れたころにラップも巻いて、冷蔵庫で保存します。1週間後くらいからが食べごろです。

FullSizeRender_12.jpg

12)食べる前に粉糖を振ります。溶けない粉糖がおすすめです。うすーく切って食べてくださいね。

FullSizeRender_11.jpgいかがでしたか。シュトレンは工程も多く、作るのは一日がかりになりますが、クリスマス前の特別な期間を、手間暇かけた自家製のシュトレンを食べながら過ごせるなんて、楽しいですよね。
日を追うごとにシュトレンが熟成されて、味がまろやかになっていくのもこのシュトレンの醍醐味です。

ぜひうすーく切ってゆっくりお召し上がりください。
と、いいつつ、いつもすぐに食べきってしまうのは私なんですが。

みさこ
大学院で品種改良を勉強しながらカフェで働いています。
コーヒーに恋してしまってから、「コーヒーのことならなんでも知りたい!」と色々な場所を訪れ、色々な人と出会いました。

■興味のある分野→コーヒーの品種改良・サスティナブルコーヒー