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北限のコーヒー農園 とむとむさん Part3

2018.12.19 / みさこ

こんにちは。みさこです。
北限でコーヒー栽培を試みるとむとむさんの記事、今回は第3弾で最終回です。
第1弾はこちら→Part1
第2弾はこちら→Part2

さて前回はコーヒーの木からコーヒーチェリーを収穫し、果皮や果肉を取り除いて乾かすところまでを紹介しました。
そうしてできたコーヒーのことを"パーチメントコーヒー"と呼んでいます。

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コーヒー豆はこの段階では、種皮にあたる"パーチメント"と呼ばれる殻に覆われています。
この殻は、本来であれば生産地で取り除かれて(脱穀)、日本などの消費国に輸入されますが、日本産のとむとむさんのコーヒーではもちろん、この脱穀の段階も自分たちでやらなければなりません。
しかも専用の機械がないので、脱穀はすべて手作業となります。

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こんな感じで爪を使ってパーチメントを割り、中のグリーンビーン(生豆)を取り出します。

IMG_3173.JPG 上の写真の左側がパーチメントコーヒーで右側が生豆です。
これだけの量のパーチメントコーヒーの種皮を剥くだけでお大仕事。
爪が痛くなります。でも、この量でマグ1杯分くらいのコーヒーにしかなりません。
収穫したすべてのコーヒーを生豆にするのはとても時間がかかります。
でもこの地道な作業、プチプチをつぶすみたいな感じで癖になったりします。延々とできる!笑

FullSizeRender_5.jpgそして、ここまでくるとようやくあとは焙煎して抽出するだけです!!
こうして手間暇かけた、とむとむさんの自家製コーヒーは、毎年10月1日のコーヒーの日に解禁されます。
飲んでみたい方はぜひ、その頃にとむとむさんにお出かけください!

13435572_1023247484432510_555585417452395246_n.jpgさてここからは余談なのですが、下の花、きれいですよね。何の花かわかりますか?

パパイヤ花.JPGこれはパパイヤの花です。先日とむとむさんの農園にお邪魔したらパパイヤが大豊作でした。
コーヒーの生産地ではコーヒー以外の木を植えることもよくあります。
パパイヤもよくコーヒー農園の傍らに植えられている木の一つです。
生産者たちはこの果実を自分たちで食べたり、売って収入源にしたりしています。
よく熟れたパパイヤはとても甘くて、トロピカルな味でした。
とむとむさんの特大の温室だからこそ、体験できる南国の味です。

FullSizeRender_3.jpgさて、もう一つ余談です。下の写真のピカピカの葉っぱは何でしょうか。

FullSizeRender_7.jpgこのブログをずっと読んでくれている方には一目瞭然かもしれませんが、これはコーヒーの葉っぱです。
新芽はピカピカしていてきれいですね。
とむとむさんにお邪魔した時にこのコーヒーの葉を加工して作ったコーヒーのリーフティーを特別に試飲させていただきました。

FullSizeRender_1.jpgこちらがコーヒーのリーフティー。もう見た目は紅茶ですよね。
紅茶のようにお湯を加えて抽出します。さて、コーヒーリーフティーは、コーヒーのような味がするでしょうか?いろいろと想像を膨らませて飲んでみましたが、その味は予想外。
なんとこのコーヒーリーフティー、ドライフルーツのような甘い風味が口いっぱいに広がります。
味も苦みの少ないお茶のようで、とても飲みやすく美味しかったです。
商品化されないかなぁと少し期待です。

FullSizeRender.jpgさて、3回にわたってとむとむさんの"北限のコーヒー栽培"についてご紹介してきました。
コーヒーがどのようにできて、私たちの目覚めの一杯になるか。少しはお伝えできたでしょうか。
とむとむさんは、関東地区でコーヒー栽培から、収穫、加工、焙煎、抽出までのすべてに取り組むとても貴重なカフェです。農園となる温室には自由に入ることができますので、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか?


みさこ
大学院で品種改良を勉強しながらカフェで働いています。
コーヒーに恋してしまってから、「コーヒーのことならなんでも知りたい!」と色々な場所を訪れ、色々な人と出会いました。

■興味のある分野→コーヒーの品種改良・サスティナブルコーヒー