摘まれたチェリーがコーヒーになるまで タイ編 ➁
みなさん、こんにちは!
今回の記事は前回の続きになりますので、未読の方はまずそちらからお読みください。→前回の記事
前回の工程まででコーヒーは"パーチメントコーヒー"という状態になりました。"パーチメント"とはコーヒーのタネの種皮のことです。お米でいうと玄米のような殻をかぶった状態です。
そして発酵槽から出したばかりのパーチメントコーヒーは濡れているので、ここから乾燥する工程が始まります。
これは、パーチメントコーヒーを広い敷地に広げて乾燥させているところです。均等に乾燥させるためにレーキという道具を使ってかき混ぜ続けます。この工程には数日間かかります。
これはアカ族と呼ばれるタイの少数民族がパーチメントコーヒーを乾燥させているところです。先ほどの写真と比べると、かなりこじんまりとしています。
乾いたパーチメントコーヒーは脱穀するための施設に運ばれます。
この施設ではまずパーチメントコーヒーを脱穀して生豆の状態にし、その後ゴミなどを取り除いて、大きさや密度などで分類します。
こちらの写真の左側がパーチメントコーヒーの状態、右側が生豆の状態です。
精製された生豆はさらにハンド―ソーティングと呼ばれる、人の手による選別などを経て、麻袋に詰められ、海を越えて消費国へと届けられます。そこでロースターによって焙煎されて、パッケージング、抽出などが行われます。私たちが、日本で見かけることができるのはこの焙煎から抽出までの工程がほとんどです。コーヒーは日本に来るまでに本当に様々な工程を経ているのですね。美味しいコーヒーを飲んだ時には、そんなことにもぜひ想いを馳せて頂けたらと思います!!
おまけ。タイの夕焼けに照らされながら、道端でリラックスしすぎな猫!
タイはこんな穏やかな猫だらけでした。では、また次回もぜひお付き合いください!
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