【イラストレーターbananayamamotoさん宅】第2回目:カフェっぽさをつくる小さなアイデア
第1回目は、bananaさん宅の"古家具カフェ"風のインテリアをご紹介しました。2回目の今回は、カフェ的雰囲気をつくる、まねできそうなアイデアをご紹介していきます。
■■アイデア① おしゃれな食器を選ぶ■■
【写真上:少しずつ買い集めた北欧ビンテージの食器。暖色系のほっこりした雰囲気が共通項】
カフェに欠かせないアイテムといえば、食器。ここに少しこだわるだけで食卓が一気にカフェ風に。空間全体は難しくても、食器からならはじめられるという人も多いのではないでしょうか?
北欧の器からインテリアに目覚めたというbananaさんだけあって、食器は北欧のビンテージ品をいろいろ持っています。でも、4枚、6枚とセット買いすることはほとんどなく、1〜2枚ずつ。いろいろな器を使うことができ、バラバラなものを組み合わせる楽しみもあります。"器はセットで買う"という思い込みから自由になると、ぐっと食卓がカフェらしくなります。
【写真上:食器棚の中。最近は、北欧ビンテージだけでなく、同世代の作家さんの食器にも注目しています】
【写真上:食器をアートとして楽しむ方法も! 〈アラビア〉のアネモネは人気のビンテージ品】
【写真上:マグカップもすべてバラバラ。使うたび、カップを選ぶのも楽しい】
■■アイデア② くつろぎのスペースをあちこちに作る■■
【写真上:「bananaさんちに合うと思って」と、イラストを発注してくれたカフェのオーナーさんからプレゼントされた、折りたたみ式のパーソナルチェア。新居猛さんのデザインによる〈ニーチェア〉】
「そのときどきの気分に合わせてくつろげるように、場をいろいろ用意しています」とbananaさん。ダイニングやメインのソファだけでなく、パーソナルチェアを置いたり、小さなおこもりスペースを作ったりと、雰囲気が変わるコーナーを作っておき、気持ちに合わせてくつろぐ場所をチェンジします。
このこだわりも、カフェ的空間に見えるゆえん。あちこちにくつろげるコーナーを作っておくと、自分だけでなく、訪れてくれたみんなが、それぞれにくつろげる空間になります。
【写真上:寝室側にもパーソナルチェアをひとつ。くつろぎ度満点なのに、折り畳めるので気軽です】
【写真上:小さなスペースですが、逆にほっと落ち着く場所。
食卓以外にこういう場所があると、家の中にいろいろな居場所ができます】
■■アイデア③ 古家具、古道具を取り入れる■■
【写真上:この家に引っ越す前にひとめ惚れで出会ってしまい、狭いワンルームの中で同居していたというテーブル】
巷で人気のカフェには、古家具をたくさん取り入れ、バラバラなものを合わせつつ、ほっこりした雰囲気を作り上げているところが多々あります。そんな雰囲気を狙うなら、古家具、古道具はカフェ的空間のマストアイテムです。
センスはあるけれどお金はないというような、若きカフェオーナーが作り上げていた"古家具カフェ"。そのエッセンスは、インテリアにたくさんの予算はかけられないけど、自分が好きだと思う空間にしたい人にはぴったりです。
bananaさん宅にも、古い家具&道具がいっぱい。リサイクルショップや骨董市などを頻繁に通って出会ったものたち。車はないので、無理矢理、自転車や電車で持ち帰ったものもあるのだとか。ひとつひとつに購入したとき、手に入れたときの思い出もあり、オンリーワンな空間作りに役立ってくれています。
【写真上:椅子もバラバラ。カフェスタイルは、セットで揃えなくていいのが魅力です】
【写真上:昔懐かしい片袖机。味わい深さが、空間のアクセントに】
【写真上:子ども椅子も古いもの。子ども連れでも遊びにきやすくなる心づかいです】
今回取材させていただいたbananayamamotoさん
【プロフィール】
イラストレーター兼デザイナー。カフェやヘアサロンなどの看板やカード、ヴィジュアルイメージなどを手がける。元保育士という異色の経歴も生かしながら、今後の仕事の幅を広げるべく模索中。bananaさん宅での"おうちカフェ"に興味がある人は、インスタグラムのアカウントをチェックして。
インスタグラムのアカウント:@bananayamamoto
→★https://www.instagram.com/bananayamamoto/
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