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【能登屋英里さん宅】第1回目:ブルックリンのカフェを彷彿とさせるインテリア空間!

2016.12.15 / カフェディノス編集部

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人気の住宅地にあるヴィンテージマンションの一戸が、能登屋さんのお宅。日本にあるマンションですが、そこから想像するイメージからは一変し、玄関を開けたとたんに広がるのは、ブルックリン?と感じてしまうような、おしゃれ空間。白壁があまりないせいか、より海外の住宅を彷彿とさせます。

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【写真上:能登屋さんのカフェタイムには木製のカットボードが活躍。〈ル・クルーゼ〉のもの】

それもそのはず、能登屋さんのセンスは、パリやNYで養われたもの。アパレルのディスプレイの仕事をしてきて、その流れでそれぞれ1年ずつ住んだ都市は、どちらも若い能登屋さんの感性を大きく刺激しました。すてきな家を見る機会も多く、もともとおしゃれなものへの感度が高かったこともあり、インテリアに開眼。東京に戻ってからも、インテリアを大いに楽しむようになりました。

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【写真上:ワイヤで作られたシェルフは、ちょっとした無骨さをプラスし、アクセントになります】

そんな能登屋さん夫婦がマンションを購入することになったときに選んだのがリノベーション。自分たちで一から内装を作り上げることができるので、インテリアにこだわりのある能登屋さんにはぴったりの選択でした。

04.jpg【写真上:キッチンからリビング方向見たところ。左奥の扉の中が寝室】

「"カフェっぽい"空間にしたいという思いは最初からありました。北欧のシンプルさに、ちょっとブルックリンのエッセンスを加えたイメージです」

なんと、能登屋さん自ら図面を描いて、工務店さんに依頼し、本当に自分たち自身が思い浮かべるインテリアを実現することができたのです。

05.jpg【写真上:カウンターの上に3つ並べた照明がカフェっぽさをより盛り上げてくれます】

コンクリートがむきだしになった天井、こだわりのヘリンボーン貼りの床、ニューヨークの地下鉄の壁を模したキッチンのタイル壁、そして使いやすくおしゃれな、見せる収納......。ブルックリンにあるカフェは、きっとこんな感じと思わせてくれる要素が満載のお宅です。

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【写真上:キッチンにもワイヤのシェルフが。〈野田琺瑯〉のポットは、
能登屋さん宅のテーマカラーである、ブルーをセレクト】

人を招いてホームパーティーをするのが大好きという能登屋さん。そんなときは、器やテーブルコーディネートにも注力し、料理もがんばるので、かなりすてきな食卓が完成。そんな様子を再現してくれた取材時のテーブルもわっ!と気持ちが上がるものでした。

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【写真上:シックな色合いにペイントした、洗面所の扉もかっこいい!】

ただ単にカフェ的なインテリアであるだけでなく、友人が気軽に集まる場所にもなっている能登屋さん宅。インテリアにこだわり、器やキッチンツールもひとつひとつ大切に選んでいくことが、カフェを訪れた気持ちになれるような楽しい空間をつくる。そんなことを教えてくれる訪問になりました。

08.jpg【写真上:娘のおもちゃはかごに入れて、色が氾濫しないように収納】

prof_notoya.jpg今回、取材をさせていただいたのは、能登屋英里さん。

能登屋さんのプロフィール】

東京都在住。夫と0歳の長女との3人暮らし。アパレル会社勤務で、ディスプレイを担当。現在は育休取得中。書籍『あえて選んだ せまい家』(ワニブックス)に登場する8軒のうちの1軒として取材されている。

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『日刊住まいSumai』でも連載スタート!→ https://sumaiweb.jp/archives/35339