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【能登屋英里さん宅】第 2 回目:カフェっぽさをつくる小さなアイデア

2016.12.22 / カフェディノス編集部

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第 1 回目は、能登屋さん宅のインテリアの全貌をご紹介しました。2 回目の今回は、カフェ的雰囲気をつくる、まねできそうなアイデアをご紹介していきます。

■■アイデア① 主役になるダイニングテーブル&椅子を選ぶ■■

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カフェで時間を過ごすときにいちばん長くいるのは、テーブルと椅子のある場所。だからこそ、大好きなテーブルと椅子を選べば、自宅でのカフェタイムの満足度が高くなります。

能登屋さんが選んだのは、イルマリ・タピオヴァーラのデザインによる、北欧のヴィンテージ品。「友人から譲ってもらいました。奮発する値段ではありましたが、空間の質を高めてくれる存在です」

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【写真上:黒とナチュラルな木肌の色の組み合わせが能登屋さん宅のイメージにぴったり】

■■アイデア② 大小さまざまな形の器やボードを用意する■■

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【写真上:〈ロン・ハーマン〉、〈yumiko iihoshi porcelain〉、〈ティーマ〉などの器が並びます】

器は大きさが違ったり、形がいろいろあったりするほうが、テーブルがにぎやかになって、カフェ的で楽しい食卓になります。

能登屋さんは、テーマカラーをブルーに決めて、その濃淡のグラデーションで美しい食卓をつくってくれました。いろいろなブルーがありますが、白、黒、木製品を合わせることで自然にまとまります。

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【写真上:高校時代の友人が営むパティスリー〈シュクレリーナード〉(大田区・雪谷大塚)のお菓子が絶品で御用達】

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【写真上:木製ボードに小さな器やお菓子をのせるだけで、ぐっとカフェ的な食卓に】

■■アイデア③ 内装の仕上げにこだわる■■

カフェの内装は、一般的な住宅とは違い、味があったりラフだったり。そんな仕上げを住宅に採用することで、ふつうの家が一気にカフェ的空間になります。

能登屋さん宅は天井をぶちぬき、躯体である、うちっぱなしのコンクリートを見せ、配管も現しに。天井を高くして空間を広々見せるための方策ですが、このラフな仕上げのおかげでカフェらしさも生まれました。

また、洗面所の壁もコンクリートにクリアマットな塗装をしただけにしたり、床には今人気のヘリンボーン貼りの無垢材を選んだり。仕上げ、ひとつひとつにこだわっています。

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【写真上:無垢のアッシュ材を、人気のヘリンボーン貼りに。使い込むことで生まれる味も楽しみです】

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【写真上:電気などの配管を現しにしたので、黒いものを選んだり、黒にペイントしたりしてアクセントに】

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【写真上:洗面所はコンクリートにクリアな塗装を施しただけ。黒をアクセントに使ってシックに】

prof_notoya.jpg今回、取材をさせていただいたのは、能登屋英里さん。

【能登屋さんプロフィール】

東京都在住。夫と0歳の長女との3人暮らし。アパレル会社勤務で、ディスプレイを担当。現在は育休取得中。書籍『あえて選んだ せまい家』(ワニブックス)に登場する8軒のうちの1軒として取材されている。

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『日刊住まいSumai』でも連載スタート!→ https://sumaiweb.jp/archives/35339