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【riiさん宅】第1回目:リノベーションで手に入れたおうちカフェ拝見

2016.11.09 / カフェディノス編集部

話題のカフェが続々できて、人気エリアになってきた東京の某所にあるマンションの一室。その扉を開けると、「あれ? ここにもカフェが!」と楽しくなってしまうような空間が広がっていました。

ここは、riiさんがご主人と3歳のMくんと、3人で暮らすご自宅。80平米近くある3LDKのマンションを、思いきって1LDKにリノベーションした空間なので、とにかくゆったり。Mくんも自由にのびのび走り回れるような、ゆとり空間です。

02.jpg【写真上:造り付けのデスクがリビングの一角に。飾り棚兼収納棚になっているので、
ワクワクできる書斎コーナーになりました】

riiさん夫妻がこのマンションを買ったのは、Mくんの出産を控えたころ。子どもとの暮らしを考え、人が集まれる空間をつくりたいと新居の購入を決意。新築マンションも見て回りましたが、好きと思える物件が見つからず、ピンとこないと感じていました。

それなら、中古マンションを買ってリノベーションという手もあると方向転換。夫婦ふたりともに、建築系の仕事をしていることもあり、その決断はスムーズでした。


「いろいろ好きにできるほうが、自分たちには合っていたと思います」

03.jpg【写真上:玄関土間をかなり広く取っているので、扉を開けたとたん、ゆったりした気持ちに(撮影:riiさん)】

いちばんの願いは、広々した空間にすること。狭いと気軽に人も呼べないけれど、広ければみんなが集まりやすいと考えたriiさん。中古マンションを選ぶことで、より広い物件に住むことができ、中古マンション+リノベーションは、一石二鳥の選択でした。

04.jpg【写真上:黒が空間にあると、ぐっと引き締まった雰囲気に。デザイン性の高い椅子や照明がより映えます】

riiさん宅で印象的なのが、壁使い。キッチンカウンターには漆黒の黒板塗料を塗り、ダイニングの壁にはダークグレーを採用して、残りは白に。
黒、グレー、白のコントラストがかっこよく空間を引き締めてくれていて、カウンターの存在感も相まって、まるでカフェのような空間になっています。
「黒はどうしても使いたかった色なんです。でも、一般の家では重くなりすぎてしまう色なので、分量を増やしすぎないよう、バランスは注意しました」

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「思い返せば、カフェっぽいイメージにしたいと思ってリノベーションをしていたかもしれません」とriiさん。
カウンターがあって、黒板に書かれたメニューがあって、そして思い思いに座って楽しめそうなデザイナーの椅子があって。確かに、カフェっぽい要素がいろいろあります。

なにより、人が集まりやすい家にしたいと、最初に願ったriiさんの希望どおり、友人家族たちも大勢遊びにきてくれる家になりました。多いときは15人以上も集まったことがあるのだそう。

カフェの魅力は人が気軽に集まることのできる親密感。riiさん宅は、内装やインテリアデザインだけでなく、カフェ本来の魅力をも兼ね備える家になったのです。

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今回、取材をさせていただいたのは、riiさん。
【プロフィール】
東京都在住。夫と長男との3人暮らし。建築系の仕事をするワーキングマザー。
インスタグラムのアカウントはこちら → https://www.instagram.com/rrstyle05/