アジア最大のスペシャルティコーヒーイベント「SCAJ2016」に行ってきました。
カフェディノスに掲載しているコーヒーコラムでもおなじみのスペシャルティコーヒー。生産地にこだわり、生産者とのつながりを大切にしながら、素晴らしい香りを味わいを楽しめることもあり、今、ブームになっているようです。
カフェディノスは、このスペシャルティーコーヒーのイベント「SCAJ2016」を取材してきました。各メーカーの最新コーヒーアイテムから世界のスペシャルティーコーヒーなどが一堂に会した展示会は大賑わいでした。
東京ビッグサイトで開催されたこのイベントには平日の3日間で2万6千人以上の人が来場し、スペシャルティーコーヒーの注目度の高さをうかがわせます。
イベントでたくさんの人を集めていたのが、ジャパンバリスタチャンピオンシップ2016とジャパンブリューワーズカップ2016。バリスタチャンピオンシップは「エスプレッソ」を通じた評価が基本。ブリューワーズカップは手動の抽出器具で入れたコーヒーの味わいを競います。厳しい予選を勝ち上がってきたプロがその技を競い合い、その優勝者は世界を目指すのです。日本人はすでに世界で戦える高いレベルを誇っているので、この大会の優勝者から世界一が出るかもしれませんね。
各社の最新アイテムがずらり
展示会にはさまざまなブースた出店していますが、カフェディノスでも紹介&販売しているメーカーの新商品もずらり。以前にmarimoさんにも使っていただいたKINTOのブースでは、こんな素敵なケトルとドリッパー、そしてサーバが紹介されていました。シンプルなフォルムでぐっとシックなおうちカフェになりそうなアイテム。
人気のハリオでは、プロのバリスタのレシピ(温度やお湯の注ぐスピード)を覚えて、レシピ通りのハンドドリップコーヒーが楽しめる画期的なアイテムが注目を集めていました。これを使うと、世界チャンピオンの味がおうちでも楽しめるようになるんですね。すごい!
Kalitaのブースにはハンドドリップ器具がずらり。カラフルなコーヒーミルやドリッパーもあって、バリエーションの豊富さをアピール。さらにコーヒーを入れるロボットまで登場。人間のお湯を注ぐ動作を完全にコピーした動きには驚きました。最後にロボットがふきんで器用にテーブルを拭いてくれるのもびっくり。未来はこんなコーヒーマシンが登場するのでしょうか。
そして、場内のあちこちにあったのが世界のスペシャルティーコーヒーを生産している生産者や国のブース。インド、エチオピア、ブラジル、ベトナムなどなど。それぞれの国の味わいをアピールしていました。生産者、豆の種類に焙煎、そして抽出によって無限の組み合わせが楽しめるコーヒーの世界って広いことを実感しました。
そしてこれは面白い!と思った展示をいくつか紹介いたします。その一つが、コーヒーのような抽出器具で緑茶を楽しむという新しい提案。「急須でなくドリッパーで飲むことでもっとカジュアルに緑茶を楽しんで欲しい」という思いから、こんな形になったのだそう。
そして、こちらは小さくて折りたためるコーヒードリッパー。カップにセットしてお湯を注ぐとコーヒーが抽出できるので、オフィスで自分のためだけに、あるいはアウトドアでもこだわりのコーヒーを楽しめそう。
見た目にもかわいいのがこの3Dラテ。その場で作ってほしいキャラクターを言うと、ラテアートになるテクニックに脱帽です。
これからもカフェディノスでは新しいコーヒータイムやカフェタイムを楽しめる情報をお届けしていきます。
お楽しみに!
cafe dinosのおすすめ
- SNOW TOP コーヒーカラフェ&ドリッパーセット K8694T-M ¥7,560
- Kalita/カリタ ステンレス細口ポット0.7L ¥5,940
- HARIO/ハリオ ドリップケトルヴォーノ 600ml ¥4,104
- HARIO/ハリオ 手挽き コーヒーミル セラミックスリム ¥3,240