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レトロおしゃれなベルリンカフェめぐり vol.12 ~ Jubel

2017.05.15 / カフェディノス編集部

IMG_0123.jpg入り口を入ると正面がカウンター。

私はときどき日本に一時帰国しますが、そのときに必ず思うのは「きれいなケーキが多いなあ」ということ。小ぶりで、色とりどりのフルーツが宝石のように輝いています。

ドイツのケーキもフルーツやクリームでデコレーションしていますが、見た目よりは味・大きさ重視のような気がします。ドイツ人にとって、ケーキは日常に欠かせない実質的な食べ物なのだと思います。

ですがベルリンにも、小ぶりで芸術品のようなケーキを売っているお店やカフェがあります。

今日ご紹介するJubel(ユーベル)も、そんなお店のひとつ。ホームメイドケーキが人気の、こぢんまりとしたパティスリーカフェです。

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ショーケースには小さな愛らしいケーキが並ぶ。

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ケーキドームはかわいいアイテム。

看板には店名の下にフランス語で「ファイン・パティスリー」と小いさく添えられているように、ここのケーキはフランス風。小ぶりなケーキの1個ずつに繊細なデコレーションが施されています。

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ルバーブ、フェンネルなど意外な食材を組み合わせたムース。

ユニークなのはビーツやバジル、フェンネルといった、普通のケーキにはあまり使わない食材を積極的に取り入れていること。

かといって珍しい食材の個性だけが目立つのではなく、ケーキ全体の調和が取れています。

オーナーさんはドイツ国内の一流レストランで、デザートづくりの修業をしてきたそうです。

IMG_0129.jpg窓際に下がった電球の光が反射してきれい。

ケーキに合わせて、店内もフレンチ・シックなインテリアです。

私はパリでも素敵な家を取材させてもらったことがありますが、ベルリンとの明確な違いは色彩感覚だと思いました。グレイッシュなベージュ、グレイッシュなブルー、オリーブグリーンなど、全体的にニュアンスのある色が多いのです。こうした色を使うと、それだけでとってもフレンチテイストなインテリアになります。

Jubelの壁の色も少しブラウンがかったようなグレーで、光の加減によって違う表情を放っています。

IMG_0155.jpgニュアンスのある壁の色は、フレンチ・シックなインテリアに欠かせない。

椅子は淡いパステルブルー。白でも素敵でしょうが、淡いブルーを合わせたところにセンスの良さを感じます。

照明にも注目してみてください。小さめのペンダントライトを低く垂らしていますよね。低い位置の照明は、フランスだけでなくドイツやデンマークなどのヨーロッパの国々でもよく見られますが、こうすると落ち着いた雰囲気が生まれるんです。

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パステルトーンでまとめたタイルの壁。

窓際には大小さまざまな電球が下がっています。電球の光がそのほかの電球やガラス窓に反射して、シンプルなのに華やかな印象を与えています。まるでモダンなシャンデリアのようですね。

家庭ではこれほどたくさんの電球をまとめて垂らすことはないでしょうが、3つぐらいを並べている例はキッチンやダイニングでよく見かけます。

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カウンターの一角には、切り絵による赤ずきんちゃんの絵本が。

ファッションと同じように、インテリアでも差し色が使われます。グレイッシュな色ばかりだとぼんやりしてしまうので、鮮やかな色や明るい色をちょっとだけ添えることで引き締めるのです。

Jubelでは差し色に当たるのが、タイルの壁かもしれません。ブルー、ピンクなど何色かを組み合わせたタイルは、上品でカラフル。お店のアクセントになっています。

Jubel
http://jubel-berlin.de/

今回の記事を書いたのは、久保田由希さん

東京都出身。日本女子大学卒業。出版社勤務の後、フリーライターとなる。ただ単に住んでみたいという気持ちから、2002年にベルリンへ渡りそのまま在住。著書や雑誌への寄稿を通して、ベルリン・ドイツのライフスタイルを中心とした情報を発信している。新刊『きらめくドイツ クリスマスマーケットの旅』(マイナビ出版)。
http://osanpoberlin.blog.fc2.com/

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