
お気に入りのアイテムで「癒し」や「幸せ」毎日のくらしにポジティブな変化を
<このストーリーを話したひとたち> 山野辺 慶子 ディノス 執行役員 商品戦略担当 安藤 靖華 ディノス 商品戦略部半世紀にわたって、くらしの困りごとやライフスタイルの変化に寄り添い続けてきたディノス。さまざまな商品を取り扱っていますが、どれも、お客様の「好き」に応えたいという思いが根底にあります。発表された新たなブランドメッセージ「わたしの『好き』、みつけた。」は、まさにそんな思いを体現するもの。前編に引き続き、ディノスの山野辺慶子と安藤靖華が商品を通じて、好きなものに囲まれた上質なくらしの魅力について語り合います。
長く愛用することは、
商品を育てること
「ディノスの商品は、どちらかというと、必要に迫られて買うものというよりは、取り入れることでよりくらしが豊かになる、というものが多いと思います。だからこそ、その商品を自宅に迎え入れたことで、くらしがどうポジティブに変化するのか、というプラスアルファの価値提供ができるかが大事」と語る安藤。
新たなブランドメッセージである「わたしの『好き』、みつけた。」を体現するものとしてセレクトした『パシーマ』の寝具は、まさに、そんな価値を届ける商品です。医療用純度のレベルまで油分や不純物を取り除いた脱脂綿やガーゼでできた生地は、洗えば洗うほど柔らかくなり、肌馴染みが良くなります。ディノスで長年愛されるロングセラーです。
山野辺は、「インテリア用品でも実際に肌に触れるものは、触れた時の心地よさ、というところはとても大切にしています」と、ふわふわの寝具の魅力を教えてくれました。
「品質が良いというだけでなく、夜寝るときに体にかけると、その柔らかさで癒され、幸福感が感じられます。まさにその感覚はブランドメッセージにつながると思います。また、ディノスの商品は、長く使っていただくことを前提としてバイイング・開発していますが、特にパシーマは、お客様に時間をかけて育てていただける商品ですね」







ちょっとしたアイテムで、
くらしの喜びを実感
続いて二人が紹介するのは、『UMENO DESIGN』のい草シートクッション。九州産の耐久性に優れたい草を使用しており、昔懐かしい畳の香りに癒されます。
クッションという小さなインテリア雑貨も、使い方次第でくらしの絶妙なアクセントになるもの。安藤のおすすめとしては、「機能性としては一年中使えるものになりますが、手触りも含めてぜひ暑い時期に楽しんでいただきたい」とのこと。
「これがあるから便利、というよりは、このクッションが一つ家の中に置かれるだけで、季節感を感じられると思います。いつもはテーブルでお茶を飲むけれど、あえて窓辺の近くの床にこのクッションを敷いて、冷たいお茶を飲んでみようか、なんて楽しみ方もできますよね」
畳の風合いに加え、注目のデザイナー・梅野聡さんによるデザインにもこだわりが。夏の葉をイメージした織りの模様は見た目にも涼やかで、お部屋がグッと洗練された印象になります。
「新しいアイテムがくらしに加わることで、リラックスできるようになったとか、お客さんを呼んでみたくなったとか、そんなちょっとした変化を楽しめるという点で、とてもディノスらしいアイテムだと思います」と安藤。






「語りたいストーリー」を持った
魅力的な商品を
これら二つの商品だけでも、ディノスのバイヤーたちが、「お客様のくらしにどう寄り添うか?」「この商品でお客様はくらしを自分らしく楽しむことができるか?」と考え抜いた様子が伝わってきます。
新たなブランドメッセージ「わたしの『好き』、みつけた。」を作り上げていく中で、ディノスでは、これまでバイヤーたちが大事にしてきた“哲学”が言語化されました。そのプロセスを振り返りながら、山野辺は、改めて、ディノスが提供する価値を言葉にします。
「私が個人的に商品を選ぶときに大切にしているのは、その商品は本当に自分の大切な人に贈れるクオリティのものであるか、ということ。そして、その商品について語りたくなるストーリーや長く大切にしたくなるこだわりを持っているか、などです。品質が良いことはもちろん、そこに、安藤さんが言っていた『プラスアルファ』の価値をお届けできるかどうか、ということが大切ですね」
数値で測れる機能だけでなく、「好き」という強い気持ちが持つパワーがちゃんとお客様に伝わるように──「わたしの『好き』、みつけた。」というメッセージには、届け手たちの熱い思いが隠されていました。





