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もう女の厄年で悩まない!
厄年だから不吉」とか、何かアクシデントが起きると「やっぱり厄年のせい?」などと、口には出さずとも心の片隅で思っている女性は意外と多いものです。これでは、厄年がまるで悪者扱いじゃありませんか!?
そこで、今回のクローズアップでは厄年の汚名返上をかけて、その真実をレポートします。

取材協力/倉松隆嗣氏(大本山川崎大師平間寺 教化部 教務課)
川崎大師HP ⇒ http://www.sphere.ad.jp/daishi/
     池下育子先生(池下レディースクリニック銀座 院長)
取材・文/TABASA


厄年は平安時代の貴族のセレモニーにはじまる

厄年のルーツを聞いてみると、その起源はなんと平安時代にまでさかのぼることが判明。厄年そのものにはいろんな説がある中、中国の陰陽道からくる吉凶・禍福を占う方術という流れが色濃く残っているようです。そう、あの源氏物語の中にも、厄年について書かれたものが存在するそうです。

そんな貴族たちの間で行われていた厄払いの風習が庶民に浸透したのは江戸時代。この頃になると神社やお寺で厄払いをするというひとつのスタイルが成立。いわば宗教的な流れと民間信仰の融合的なものとなり、現在もその流れを受け継いでいるようです。

厄年はその意味を知ることが大切

女性の厄年は19才、33才、そして60才。それぞれの寺や神社によって37才も厄年に値する年齢と言われたり、満年齢ではなく、数え年で行ったりとさまざまです。でも、それら全てに共通して言えることは、この年齢が何らかの“節目”となる時期であるということ。

例えば、昔は20才前後で結婚や出産を経験したり、30才を過ぎる頃には出産や子育ても一段落して生活環境が変わったり、肉体的にも衰えが出る頃。そんな人生の節目節目に対し「精神・肉体ともに節目の年ですから気をつけましょう」という、ひとつの警告!というべきものなのでしょう。自分が厄年であることを知ることで、生活や健康、行動に対してちょっと立ち止まって見直すことができれば、大きなトラブルからの回避も可能なのでは?


平成16年の厄年(川崎大師資料より)
女性 本厄 19才(昭和60年生)、33才(昭和46年)
前厄・後厄 それぞれの前後の年
60才の厄年 暦(昭和19年生)
男性 本厄 25才(昭和54年生)、42才(昭和37年生)
前厄・後厄 それぞれの前後の年
60才の厄年 還暦(昭和19年生)
  ※川崎大師では年齢をかぞえるのに、「その年の満年齢」をつかいます。

不安な気持ちは厄除けでスッキリ

厄年ということで精神的に不安になったり、ブルーな気分になるのはマイナス。とらわれすぎると逆効果、悪い方向に行くという仏教の教えもあるほど。今回、取材にご協力いただいた厄除けのお大師さまとして有名な“川崎大師”の僧侶、倉松さんも「厄年をマイナスに考えないためにも、厄除けをして気分的なリフレッシュを図る。そういうふうな現代的なとらえ方をしていただいてもよろしいかと思います」とアドバイスされています。

さて、厄除けの方法ですが、川崎大師では護摩祈祷という形がとられています。焚かれるお護摩札を前に「無事1年が過ごせますように……」と心を込めて参拝するというシンプルなシステム。その後に御札がいただけます。所要時間も30分程度で、毎日厄除けのご祈祷が行われているとか。ご祈祷は予約制ではないので、思い立ったときに出かけても大丈夫。但し、毎日のご祈祷時間が決まっているので、確認して下さい。ご祈祷料は3,000円から。服装の決まりなどもありませんが、そこは礼儀をわきまえましょう。基本的に前厄・本厄・後厄と、3年間毎年厄除けを行うのが通常のスタイル。
いただいた御札は、何事もなかった感謝を込めて、翌年に納めるようにしましょう。厄年は決して悪いものではなく、人生を振り返る意味においても重要な役割を持つものなのですね。


女性ホルモンが活発に働く「女ざかり」の30代前半。なのに厄年なの?

さて、女性にとって初めて訪れる厄年は19才。さらに30代には2回も厄年(地域や神社によって異なる)がやってくるなんてちょっと気になります。では、実際に女性の体やメンタル面、環境にはどのような変化が起きるというのでしょうか? そんな疑問をレディースクリニックの池下先生にお聞きしました。

「一番の変化は、今まで以上に女性ホルモンが体調を大きく左右してくることですね。女性としての機能、いわゆる卵巣器官が安定し、妊娠機能が充実してくるのが19才頃といわれ、子宮・卵巣の働きのピークを迎えるのが2回目の厄年と同じ32〜33才頃なんです。妊娠や出産するパワーが充分にある年齢にもかかわらず、さらに、自分でも子どもを産みたいと思いつつも、仕事に追われていたり、あるいはスタイルを気にするあまりダイエットに精を出したり、ストレスをたくさん蓄積してしまったりと、妊娠・出産の機会を見逃してしまっています。いずれは出産をしたい! と願うならば、この厄年といわれる時期をいいきっかけに、自分の体を“車検”に出すつもりでレディースドックなどで検診してみることをおすすめします。また、今後のライフサイクルや人生のタイムテーブルを立て直す機会にもしてほしいと考えますね」

健康面においては19才の厄年時は若さと体力で乗り切れそうですが、30代になると女性特有の「産む・産まない」の選択も関わってきてちょっぴり複雑になるようです。


30代におとずれる2回の厄年には、出産にまつわる説話がある!

30代前半で検診など体のメンテナンスをきちんと行ってきた人は、何もせずに放置してきた人とくらべると、偶然にも後の厄年にあたる36〜38才頃にあるゆる面で差が出て来るそうです。

「まだまだ若いし元気。そう思っていても、悲しいことに30代後半になると体力、女性としての機能力はゆるやかに下降線をたどっていきます。ところが、きちんと検診を受け自分の体と向き合って年齢を重ねてきた人であれば突然ガクンと体力の衰えを感じることは少ないものです。逆に注意したいのは体を酷使して何もしてこなかった女性。リスクが高まる高齢出産の年齢は35才からですが、実際には38才〜39才以降という説があるくらい医学的には気にかけたい時期なのです。いざ、赤ちゃんがほしいと願っても、実は出産にかかわる病気をかかえていた、治療に時間がかかる、それでは精神的にも辛くなってしまいますよね。もっと早く発見しておけばよかったと後悔しないためにも、30代前半からの過ごし方、検診の大切さを意識しておくといいと思います」

よく厄年に男の子を産むと厄も落ちるといわれますが、妊娠・出産のパワーがピークを迎える33才、高齢出産にさしかかる37才という話が医学的にもしっかりあるというのは、厄年の年齢と女性の体の変化には密接な関係があるといえそうです。


気をつけたいこんな病気。体のメンテナンスを忘れずに!

30代だから起こるという病気ではないけれど、発症率が高まる病気の例としては、子宮内膜症、子宮筋腫、子宮がん、乳がん、月経トラブルを引き起こす甲状腺や脳下垂体の病気、摂食障害また若年性更年期障害なども増えているそう。

「多くは女性ホルモンが関係してくる病気です。それに最近ではあまり年代に関わらず婦人科系の病気になる人が増えていますね。とくに32〜33才では半年とか1年周期で体を見直せばリカバリーできるので、受診が恥ずかしい、面倒と思わず、早期発見が何よりも幸せにつながると受け止めてぜひ信頼できるクリニックを訪れてください」

厄年は不吉な迷信”ではなく、大事な体の見直しポイントがやって来た!と、前向きにとらえれば厄年であっても安心充実の30代が過ごせるようです。今、ちょうど厄年のあなた、そろそろ厄年を迎える方、お祓いとともに体のメンテナンスも行えば、気持ちも体もスッキリ晴れることでしょう!