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歯科医師としての経験を活かし、自ら生み出した“表情筋エクササイズ”で、美肌・アンチエイジングに関心の高い世の女性の注目を一気に集めた宝田さん。実際、お会いして55歳とはとても思えぬそのツルツルの美肌を間近にしたときは、思わず「信じられない!」と声をあげてしまったほどでした。

その後、インタビューを通して宝田さんのユーモアあふれる温かい人柄と、努力を積み重ね前向きに物事を学ぶ姿勢を知り、その美しさが表面的なケアからだけでなく、内側から湧き出る健康的なエネルギーに支えられ、初めて成り立つものなのだということを強く感じました。

そんな宝田さんが考える「本当の美しさ」とは?そしてそれを身につけるために行っていることとは?全2回にわたり、お届けします。

3つのQUESTION

神社

Q1 人生のモットーはなんですか?

わたしのモットーは、トライ&エラー。まず、必ずトライすること。そして、うまくいってもエラーになっても、どちらも喜びすぎない、悲しみすぎない。それが、わたしにとって人生の大きなキーワードですね。

Q2 今、1週間自由な時間があったら何をしますか?

趣味が“睡眠”なので、時間があったら寝たいですね。わたし、畳の匂いが大好きなんです。だから、畳の匂いがするところで、太陽の光をたっぷり浴びた布団があれば、それで幸せかな。

Q3 ご自身とっての『♪』な瞬間〜自分にとって幸せ・うれしい・充実感を感じる瞬間〜を教えてください

もう30年くらいになると思いますが、毎朝必ず少しだけ遠回りして地元の神社へお参りしているんです。

わたし、神社に行くのがすごく好きなんですよ。(神社が)変わらないものをずっと残し続け、継承する大切さを教えてくれるところ、だからでしょうか。仕事をしていると、学説でも薬でも道具でも、どんどん新しい便利なものが出てくるんですが、その便利にのっていくのが本当に幸せなのかなと思うことがあります。
もたらされる情報があまりにも多いとつい流されて、これは変えないぞ、譲れないぞ、と思っている、自分の生き方の軸の部分までぶれそうになってしまう。もちろん変わっていくことも大事なんですけれど。そういう自分の気持ちを今一度リセットするために、神社に行く。お参り後はご神木を見上げます。

イチョウ

小さな芽がでて、緑の葉がふくらんで、やがて黄色く色づいていって…そうした季節の移ろいはあるけれど、枝や幹は毎日みていても、さほど変わったように見えない。30年の間にわたしは着実に年をとっていっているのに(笑)。いやだなと思ってもそこから逃げる事もできず、声も出せず、変わらず何百年もたたずんでいるその姿に勇気づけられることもあります。
「変わらなくていいんだよ。そこは譲らなくていいんだよ」と教えられることも。自分の軸をぶれさせないためのそのひとときが、わたしにとっての“充実感を感じる瞬間”かもしれません。

インタビュー(前編)歯科医師 宝田恭子さん

東大に入るより難しい“ちゃらちゃら”グループに入りたい

─ テレビで拝見する以上に、若々しく美しくいらして、なによりシワ一つない肌にびっくりしました。そんな宝田さんが考える、キレイをめざすために大事なことって何でしょうか?

まず健康、ですね。
わたしが思う「キレイで健康な人」といえば、わたしのクリニックの患者さん。今、“あなたみたいになりたい”って思う人が5人いるんです。それがみんな80代の方なんですよ。みなさん、いつもキレイでオシャレで幸せそうで、その人を見てるだけで楽しくなってくるの。
ご本人は「もうほんと遊んでばかりいるだけですよ」っておっしゃるし、周りからは「なんかちゃらちゃらしてる」なんて言われることもあるようだけど、でもね、その年で「ちゃらちゃらできる」っていいと思いませんか?
自由に着飾ることができて、自由に遊びに行けて・・・、そういうのは心も体も健康であってこそだし、それはお金では買えないんですよ。

若いときは、誰でもできるんです。ちゃらちゃらするのも、きちっとするのも。みんな健康で若々しいから、素敵な白のワンピースがよければ、それを買って着るだけで「白いワンピースを着てキレイだね」っていう人に誰でもなれる。若いときは差って出ないんですね。
でも、80歳のときに同じことをできるかっていえばそうじゃない。「ワンピースを買うよりも、病院に行かなくちゃ」「ちょっと気分がのらないわ」っていうようになる。年の取り方ですごく大きな差がでるんです。若さには差がないけれど、老い方には差が出る。
60歳で80歳に見える人がいれば、80歳で60歳に見える人もいるのはそういうこと。

よく「もう充分人生を謳歌してきたから、いつお迎えがきてもいいわ」なんていう人がいるけれど、どっちになりたいかといったら・・・わたしはぜったい“ちゃらちゃらグループ”(笑)。でも、その“ちゃらちゃら”グループに入るのって、東大に入るより難しいんですよ。まずそのグループに入るための切符として、健康、病気知らずじゃなくちゃだめですから。

人生にトライ&エラーはぜったい必要

インタビュー(前編)歯科医師 宝田恭子さん

─ たしかに健康って、すべての基本ですね。

そう。だからキレイをめざすためには、まず365日病気をしないこと。
じつをいうと、わたしがすごく自信をもっているのが、この病気しないってことなんです。ここ20年くらい、目以外の医者には多分かかっていないですから。目だけは、ド近眼なのでずっとケアしていますけど。
そのベースになるのは、自分のモットーでもあるトライ&エラー・・・必ずトライする。そして、うまくいったときもエラーしたときも、両方とも喜びすぎない、悲しみすぎないっていうのを心がける。それじゃないかなと思っています。

「わあー!」ってあまりにも喜びすぎるのは、じつはすごく疲労するんですよ。逆にミスしたとき、落ちこんじゃうのもそう。感情の起伏が起きるくらいならいいんですけれど、それが激しすぎるのは疲れるんです。

だって、あんまり喜びすぎていたら、こんどダメだったときはどうなっちゃうの?って思いませんか。受験なんかでも、落ちたときにもう本当に起き上がることもできないくらいにショックを受けちゃう人だっていますから。
だから、よかったことも「ああ、よかった」っていうくらいにとどめて、だめだったときも「ああ、しょうがないね」って言ってがっかりせずに受け入れる。

─ 何事もほどほどがいい?

そう。そのほうがストレスを抱えこまないから、病気をしない。
簡単なことなんです。とにかく、ぱっと思った瞬間を外さずに、何事にもトライする。そして、エラーが起きてもがっかりしない。そういう心のベース作りをしておくだけ。難しいことでもなんでもないけれど、ただ1日や2日では身につかないから、小さいことからはじめる。

たとえば、新聞で、自分がほしかったものが先着何名様に特別価格で販売という情報を知ったとします。さあ、買いに行くぞーって行きますよね。でも、もし並んですぐ前で売り切れになっちゃった場合も「がっかりしない」ことが大事。わたしは並んでいるときから「もし買えなくてもがっかりしないようにしよう」って自分に言い聞かせるんです。買えたときも、喜びすぎない。小さい声で「オッケー」っていうくらい(笑)。そうすると、買えなくてもすごく落ちこむことはないんです。そうやって自分を訓練する。

何事にもまったく動じないっていうことじゃないんです。ちょっとだけ。たとえば、気持ちにラインがあるとすると、まっすぐではないけれど、大きく揺れることもない。自分の幅で、喜び過ぎず、悲しみ過ぎず、小さくふらふらする感じです。
でも「まあ、いいや」はダメ。人生にトライ&エラーはぜったい必要だから。まあいいやって思って、トライしなかったら、トライするチャンスは二度となくなってしまうんです。
なんでそう思えるかというと、大先輩で “ちゃらちゃら”しているのは、みんなそれを実践してきた人だから(笑)。

インタビュー(前編)歯科医師 宝田恭子さん

─ 人生の大先輩には必ず学ぶべきところがあるんですね。

そうです。でもそれにはやっぱり、自分の身の回りに憧れるような人がいないと難しいと思うんですね。わたしはラッキーにも、自分より年上の患者さんがたくさんいる診察室を継いだので、そういう方々に出会えたわけですが。
どれも患者さんから教わった教訓なんです。
わたしはただ、自分の30年先を生き、今も健康でキレイな生き方ができている人を真似っこしているだけ。
最近「宝田恭子になりたい」なんてファンレターをたくさんいただくんですが、そうすると今までわたしが上の方々から学び、受け継いできたことを、今度は継承していくのがわたしの使命なんだな、とも思いますね。

なんとか元の顔にもどしてあげたい

インタビュー(前編)歯科医師 宝田恭子さん

─ テレビなどでも話題の“表情筋エクササイズ”は45歳ごろにはじめられたそうですが、きっかけはなんだったんでしょうか?

最初は健康学習での鼻呼吸の指導だったんです。
最近、口をぼわーっとあけちゃう子どもや若い人をみかけますが、そうやって口呼吸をしていると虫歯や歯周病の原因になったり、雑菌を含んだ空気がのどを直撃して風邪にかかりやすくなったりするんです。じゃあ、それを閉じるためにはどうしたらいいかというと、口元の筋肉、すなわち口輪筋が強くないとだめなんですね。下あごを筋肉でしっかり支えられないと、口が自然に開いてしまうから。そこでまず口輪筋のコントロールからということで、口元のトレーニングをはじめたんですよ。
人って話すときも食事をするときも表情があるでしょ?口輪筋だけでなく、表情筋も咀嚼筋も、顔中の筋肉を総動員して動かしている。トレーニングもじつは同じ。それがよかったのかもしれません。
そうしたら、続けていくうちにわたし自身、以前より少し顔が引き締まってきたんです。

そんなある日、義母が私の目の前で突然、顔面神経麻痺になってしまったんです。

─ 目の前で!?

ええ。前の日まで何ともなかったのが突然「恭子さん、なんかおかしいの」って。それがかなり重度に見えて、もうびっくりしてしまって。

もともと義母はオシャレに対してすごくレベルの高い人で、わたしにとって憧れだったんです。顔立ちも雰囲気もとても品がよくて、3000円のネックレスをつけていても30万円くらいにみえちゃう、そんな人。なにを身につけても高級感があっていい女にみえちゃうからか、「わたしはいいから、あなたどうぞ」って何事も人に譲る精神が強くて。それがまたわたしからみると「すごくかっこいいな、わたしもこういう女性になりたいな」って思えるんですね。
そんな憧れの義母が、(麻痺になってから)外にも出ずお化粧もしなくなって、2人だけのときもマスクとサングラスで過ごすようになってしまったんです。もう、なんとか元の顔にもどしてあげたいって思いました。
それで口輪筋トレーニングでの経験や、顔中の筋肉や仕組みに関する勉強で得た情報など、自分がそれまでに得てきた、とにかくありとあらゆる知識を義母のために総動員して、独自のトレーニングを考えだしたんです。

はじめたときはトライ&エラーの連続。エラーばかり続いて、「こんなにやっているのにぜんぜん動かないし、疲れるだけだわ」って義母に愚痴られたりもしました。でもがっかりしない。あのときが人生で一番、「とにかくがっかりしない」という精神を発揮したときでしたね。わたしはこの人にどんな態度をとられても、どんな言葉をいわれても、がっかりしないで続けるぞって。そして「ああ、そうですか。でもいいんです。それ、100回くらいやってください」って答えるんです。
そうすると、それまでにスムーズな人間関係を築いていたこともあり、義母も「そこまで言ってくれるなら続けなくちゃお嫁さんに悪いわ」って気持がちょっとは働くんですね。わたしも義母に「あきらめない嫁だぞ」っていうのをアピールしたいから、いっしょになってがんばる。全然がっかりしないのが、態度や言葉、すべてに出ていたんでしょうね。次第に義母も「そうね。いつかよくなるわよね」ってなっていったわけですよ。

インタビュー(前編)歯科医師 宝田恭子さん

だから、後日義母がわたしに言ってくれた、「毎日あなたが来てくれるからわたしは続けられたし、だからたぶんよくなったんだ」というひとことは、すごくうれしかったですね。なによりもお金では買えない言葉ですし、そういう言葉を期待していたわけじゃないから、よけいにうれしさ100倍っていうのはありました。

インタビュー(前編)歯科医師 宝田恭子さん

─ この経験が、表情筋エクササイズに?

トレーニングを続けていくうち、次第に義母の肌がキレイになったり、フェイスラインがシャープになっていったんです。毎日いっしょにトレーニングしていたので、わたしもそのことに気づいていたんですが、わたしからはちょっと言いにくいじゃないですか。
でも、「トレーニングしているからお化粧していないはずなのに、なんか肌がキレイだよね。私たちよりずっとキレイなんじゃない?」「顔のラインがすごくシャープになったよね」と家族も言うようになって。
やっぱり顔の筋肉に運動させると、代謝もよくなってキレイになっていくんだなあと実感しました。
歩いたり、動いたりすれば、足や腰は自然に運動させていることになるけれど、顔はこれくらいしっかり動かさないと運動させることにならないのかも、などと思いながら義母の様子を観察するうちに、どんどん興味がでてきて。口元や顔だけでなく、そこにつながる首や肩、鎖骨のラインの筋肉についても勉強を重ね、いろいろ試していくなかで、この表情筋エクササイズが生まれたんです。

今もときどき(義母のことを)聞き付けていらっしゃる方がいるんですが、「義母もよくなったし、あなたのほうがずっと軽いだからだいじょうぶ」って言って励ますんです。実際にトレーニングをしてよくなられる方がいっぱいいるから。どんなに忙しくても時間を割いてそれを伝えていくことがわたしの使命だと思うし。

お話を伺い、宝田さんの美しさ・若々しさは、表情筋エクササイズはもちろんのこと、それ以上にたゆまない心のトレーニングによって生まれたのだと実感しました。「がっかりしない」を信条にトライ&エラーを続ける宝田さんだからこそ、そうした努力を重ねていけるのかもしれません。後編は、宝田さんの“キレイ”を支えるご家族とのつながり、宝田さんが“老けない”ために実践されているという「キレイ通信簿」についてのお話です。こちらもどうぞお楽しみに!

後編はこちらから

宝田恭子さんプロフィール

宝田恭子さん

1956年東京都生まれ。東京歯科大学卒業後、同大学保存科勤務を経て、宝田歯科三代目院長になる。日本アンチエイジング歯科学会常任理事、睡眠改善インストラクター。患者の自然治癒力を高めるための歯科治療を積極的に行なう。口元の筋肉を中心に表情筋を鍛える、くちびるエクササイズを従来の歯科治療に取り入れ大きな注目を集める。顎関節症、ホワイトニング、義歯等歯科治療と口元の美しさとの関係にも着目。筋肉トレーニングの大切さを広める活動も行なう。患者さんとの対話を重んじ、義理と人情を大切にする江戸っ子らしい姿勢で絶大な信頼を集めている。「宝ジェル」や「宝サプリ」などのオリジナル商品を開発・販売。著書に、 『ほうれい線・たるみを解消する!宝田式輝美顔メソッド+つや肌シルクエコカル』 (永岡書店)・『5分若返り宝田流美顔マッサージ』(講談社)・『“いい顔”の男になる即効の顔トレ術』(河出書房新社) など多数。

※平成24年10月1日現在の情報です。

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今回インタビューさせていただいた
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応募締切:2011年5月31日(火)
※当選者の発表は発送をもってかえさせていただきます。(発送は2011年6月上旬予定)

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