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プロが教える!子どもの写真、もっともっとかわいく撮るコツ

運動会や遠足、紅葉狩りなど、秋のおでかけシーズンが到来し、元気に動き回る子どもたちの写真を撮る機会も多いのでは?そこで、デジタルカメラを使って、より表情豊かに、よりかわいらしく、子どもの姿をステキな写真にして残すプロワザをカメラマンに教えていただきました!

1 すぐ実践できる!“かわいく撮れる”秘訣

2 ワンランクアップのプロ技アレンジ

3 知っておきたいカメラワードの基礎知識

1 すぐ実践できる!“かわいく撮れる”秘訣

カワイイのは笑顔だけじゃない!

カワイイのは笑顔だけじゃない!

子どもの写真を撮る時、ついカメラの前に立たせて「さあ、笑って!」と言っていませんか?笑顔に「させた」写真は、子どもの表情も硬く、単調で同じようなショットばかりになりがち。

今泣いていたと思ったら、もう笑っている。ナチュラルな子どもの表情は変化が早く、とどまることを知りません。泣いた顔、大あくびの顔、おどけた顔、寝顔・・・「笑って!」といって表情を作らせるより、ありのままの表情のほうがずっとステキです。

たとえば、名前をよんでこちらをむいた瞬間や、子どもがなにかに熱中しているときもシャッターチャンス!なにかに夢中になっている様子を撮影するなら、邪魔をしないように、ズームを望遠にしてそっと狙ってみましょう。子どもの意外な、しかも自然な表情をキャッチできるはず!
撮りたいと思ったときすぐ写真を撮れるよう、いつも手元にカメラを置いておき、ふいに訪れる自然な表情を逃さず捉えましょう。

2 ズームや連写、カメラの機能を上手に利用して!

ズームや連写、カメラの機能を上手に利用して!

ほとんどのズームレンズ付きデジタルカメラには、 [ W ](ワイド=広角)・[ T ](テレ=望遠)と書かれたズームボタンが付いています。

W(ワイド=広角)を押せば引いて撮れるので広い範囲を撮影できますし、T(テレ=望遠)を押せば少し離れた場所から遠くの被写体をアップで撮ることができます。

そこで、この機能を活かし、思い切って子どもから離れ、周囲の景色や建物などといっしょに撮影してみましょう。すると、子どもの小ささが強調されて、また違った雰囲気の写真になります。

ズームや連写、カメラの機能を上手に利用して!

逆に記念撮影のときは、建物やモニュメントなどは背景におさまるようにしながら、子どもは手前に立たせて少しアップに撮るとよいでしょう。
このときのポイントは人物の配置を中心から少し外すこと。構図をちょっと工夫するだけで、全然違った雰囲気になります。

ズームや連写、カメラの機能を上手に利用して!

ズームや連写、カメラの機能を上手に利用して!

また、連写も、子ども写真の撮影にぜひチャレンジしたい機能のひとつ。
子どもが走っているところや食べているところを撮影すると、動きの変化がよくわかるかわいい連続写真が撮れます。

ちなみにこの連写機能、連続写真を撮りたいときや早い動きの撮影が目的でなくても、ピントを上手に合わせるのが難しい、くるくる変化する子どもの表情をとらえるのにとても便利。
子ども写真の撮影時の基本にしておきたい機能といえます。

なかでも、「子どもを撮ろうとしても、どうしてもいいタイミングでシャッターが切れない・・・」という方には必須。
たくさん撮った中から後でとっておきの1枚を選べば良いのですから、連写をすることで思わぬ瞬間をキレイに撮影できるチャンス倍増です。

3 “真正面”だけが写真じゃない!

“真正面”だけが写真じゃない!

アルバムをみたとき、ママの目の高さで撮った正面写真ばかり何枚も続くのはつまらないと思いませんか。

子どもの目線と同じ高さで撮ってみたり、台などにのって真上から見下ろすように撮影したり、子どもより低い位置から見上げるように撮影したり・・・アングルをちょっと変えるだけで、いつもの写真が見違えるように臨場感あるカットに!

人はアングルによって大きく印象が違って見えるもの。さまざまな角度から、「今のわが子」を写真におさめておきましょう。

後ろ姿や横顔の写真

意外と撮影していないのが、後ろ姿や横顔の写真。

真正面からレンズを向けた時には得られない、その時期しか見られない表情が、なにげない姿のなかに潜んでいるものです。

4 小物を使うとキュートさアップ!

小物を使うとキュートさアップ!

キャンディ、積み木、シャボン玉、フォーク、スプーン・・・。子どもたちのまわりにある「いつものもの」は、格好の撮影小道具

いい表情を引きだす大事な役目を果たすだけでなく、写真のアクセントとしても活躍します。

小物を使うとキュートさアップ!

はじめて自分で風船をふくらませられたとき、大好きなキャンディをほおばったとき、小道具を上手に使い、そんな瞬間の表情をすかさず捉えましょう。

といっても、いきなりピンポイントで表情をとらえるのはなかなか難しいもの。そこで、大事なのがとにかくたくさんシャッターをきること。とくに動きが激しいときは、スポーツモードに設定してシャッタースピードを早めたり、連写モードに設定しておき、できるだけたくさん撮影するようにしましょう。中に必ずベストショットが隠れているはず!

2 ワンランクアップのプロ技アレンジ

赤ちゃん撮影は、白シーツでつくる簡易スタジオで!

1rankup 赤ちゃん撮影は、白シーツでつくる簡易スタジオで!

体の小さい赤ちゃんやお子さんを撮影するとき、表情を際立たせるには、生活感を感じさせる室内の様子はできるだけ写りこませないのが◎。もし撮影に適した場所がなかったら、タンスやソファーに白いシーツをかけて、簡易スタジオをつくりましょう!

横になっている赤ちゃんの撮影なら、白いタオルなどでくるんであげるだけでもOK!窓際に寄ってやわらかい自然光で撮影すると、シーツやタオルの白がレフ板(光を反射させるカメラ機材のひとつ)の役目を果たし、肌色やわらかく、やさしい写真が撮影できます。

からだのパーツをクローズアップ!

からだのパーツをクローズアップ!

1rankup からだのパーツをクローズアップ!

小さな手や足、あるいは足裏や小さな爪など、子どもならではのかわいいパーツを選び、ぐっと被写体に近づいて撮影してみましょう。マクロモードでピントを合わせます。

また、お母さんの手の上に赤ちゃんの手をのせるなど、大人の手足をいっしょに撮影すると、赤ちゃんのかわいらしい手足がより強調されて、愛らしさがぐっと際立ちます。

視点を集中させてインパクトのある写真を!

視点を集中させてインパクトのある写真を!

1rankup 視点を集中させてインパクトのある写真を!

少し望遠寄りにズームして、画面の中の一か所にピントを合わせ、ほかをぼかすように撮影してみましょう。すると、ピントの合った場所に視線が集まり、ぐっとインパクトのある写真に仕上がります。
ピントを合わせる1点は子どもでなくてもOK。逆に、こどもを背景においてぼかすことで、ひと味違った仕上がりになります。

上手にぼかすには絞り を開けること。ISO感度を低く設定するか、ポートレートモードなどにするとよいでしょう。ピントは半押しにして、合わせたい位置にぴったり合わせてから撮影しましょう。

3 知っておきたい、カメラワードの基礎知識

知っておきたい、カメラワードの基礎知識

Q画素数って?

画素とは、デジタル画像を構成する最小単位。デジタルカメラは、レンズの向こうの風景(=光)を、映像素子で、ピクセルと呼ばれる小さな四角形の集合(=デジタルデータ)に置き換えて記録しているのです。つまりこの画素数が多いほど微妙な色の変化を表現でき、画像もより鮮明に細部にわたって再現できることになります。このときの画面を構成するピクセル数を解像度と呼び、「dpi」で表します。
なお、画素数が大きければそれだけ撮影に使用するメモリがたくさん必要になるというデメリットもあるので注意しましょう。

QISO感度って?

光をどれだけ敏感に感じるかの度合い、強さ。ISO感度の数値が大きいほど感度がよく、暗い所で撮影できたりシャッタースピードをより早くできます。

ただし、「感度がよい=高い」と写真のノイズが目立ちやすくなり、画像が荒れるので注意しましょう。

Q絞りって?

レンズを通る光の量を調節する機能。数値を多くすることを「絞り込む」といい、その際光は少ししかレンズを通過しません。反対に数値を少なくすることを「絞りを開ける」といい、レンズをたくさんの光が通過します。絞り込むと、ピントの合う奥行きが広がって、隅々までピントの合ったシャープな写真になります。反対に、絞りを開けると、ピントの合う奥行きが狭くなるので、背景がぼけてふんわり優しいポートレート向きの写真を撮ることができます。

Qホワイトバランスって?

光源によって異なる色調の違いを補正する機能。カメラ撮影の場合、光の種類によって、室内の電球なら赤っぽく、蛍光灯なら緑っぽく、屋外でも日蔭は青っぽい写真になります。光源の色が被写体に影響してしまうわけです。これを肉眼でみるのと同じ色に調整することを「ホワイトバランスを調整する」といいます。通常はオートの設定でよいですが、自分が思い描くイメージや色調に合わせてホワイトバランスを変更し、色合いを調整する場合もあります。

Q室内撮影にフラッシュは必須?

カメラの設定がオートになっていると、暗い室内での撮影は自動的にフラッシュがONになりますが、そのまま撮影すると被写体に光が強くあたりすぎてしまう場合があります。すると、被写体が明るくはっきりとは写る一方、やや平面的で雰囲気もいまひとつの写真になってしまう場合が。

こうしたときは、フラッシュの発光を禁止する設定にすると、室内の自然光が生かされた立体的で雰囲気のある写真になる場合があるので、ぜひチャレンジしてみましょう。

ただし、フラッシュを焚かないことで、シャッタースピードが遅くなり手ぶれを起こしやすくなるので要注意。ISO感度を高め(例:ISO800)に設定。三脚を使うか、カメラの構え方に注意してボディをしっかりもつようにしたり、ひじを三脚代わりにテーブルについて撮影するなど、工夫して撮影しましょう。

監修:石田美菜子(APA(社)日本広告写真家協会正会員) 監修:石田美菜子(APA(社)日本広告写真家協会正会員)
日本大学芸術学部写真学科卒。卒業制作で金丸重嶺(同学科創立者)賞を受賞。故三木淳、塚原琢哉両氏に師事。1991年第1回文化庁芸術インターンシップ生。日本広告写真家協会『年鑑・日本の広告写真2004』入賞。DVD&BOOK『もっとかわいくこどもを撮りたい!』(アース・スターエンターテイメント)やNHK教育『すくすく子育て』などで上手な写真の撮り方を指導したり、子ども雑誌の表紙や『写真の教室』(日本カメラ社)で連載執筆中。 2011年9月オープン予定「mamiyaこども写真館」準備スタッフ。
公式サイト「スタジオミル」 : http://st-mil.ciao.jp/