世界中で愛される薔薇の花。その優雅で華麗な花姿、香りたつ美しさをイメージして織りえがきました。
槇田商店ブランドの傘で、槇田商店の織りの技術を表現しようと考え一番初めに取組んだ傘です。4色の糸を複雑かつ、傘に向く織り方(雨が漏らない織方)で織り上げています。色の組み合わせや織柄の出かたを何度も試織し、柄をより立体的に、色が艶やかにでる表現で織り上げました。持つ人が雨空に花を咲かせてくれるようにという思いで作り上げました。
ブランドコンセプト
雨の日の外出は憂鬱なもの。そんな雨の日に出かけたくなる傘があったら。たて糸をキャンバスに、よこ糸を絵筆にみたて、季節の花々を織り描きます。大胆に織り描かれた色鮮やかな花々を傘という額に入れて出かけてみませんか?
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槇田商店
創業1866年、山梨県の富士の麓・郡内地方で、富士の湧水で染められた糸を使い、江戸時代から培った技術・経験をベースに、傘生地づくりをし、またその生地を自社で傘にまで仕上げています。「もったいない」という、世界でも注目されている素晴らしい言葉をキーワードに、ただの雨露・日差しをしのぐだけの「モノ」ではなく、日本の風土に根差した文化を大事にした傘を作りたいと考え、「持っていて楽しくなる傘」「ちょっと素敵に見える傘」「大切に使いたくなる傘」そんな傘を展開していきます。
素材の特性
生地には超撥水加工・防水加工が施してあり、雨粒を弾き、また雨水が生地にしみこむのを防ぎます。
またUVカット加工も施してあるので晴雨兼用としての利用もできます。
親・受骨にはグラスファイバー素材、中棒には軽量アルミを使い、お出かけの際、ストレスにならないような重さに仕上げています。
ハンドルは合皮レザーを使用し、付属のタッセル(房)を指で挟んで持つことにより、さした傘はより安定します。また閉じた際はデザインのアクセントになります。
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ジャカード織機とはフランス人のジョセフ・マリエ・ジャカールが1806年に考案した織機です。経糸(たていと)を1本ずつコントロールして開口することができ、ここに横糸を織り込みます。いろとりどりの変化のある紋様のある織物を織り出すことができます。
経糸(たていと)をコントロールする装置が「ジャカード機」でこの装置に紋様のデーターを入れるのには、データーに基づいて穴が開けられた紋紙が使われました。最近ではコンピュータから紋様データ指示が出せるようになりました。