BOX入りでプレゼントにおすすめ
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東北三大祭りのひとつ「ねぶた祭り」の鮮やかさを8色の色ガラスに映しとったカラフルな「ねぶたシリーズ」のタンブラーのギフトセット。多彩な色が響きあい、煌めくさまが目に楽しい逸品。ハレの日の器として、華のある贈り物に最適です。
「津軽びいどろ」の制作工房では、若手の職人たちが積極的に活躍しています。
元々、宙吹き(※吹きざおと金ばし、はさみ、その他の補助道具類を使って手で成形する方法。)から始まった工房では、新しい技法も取り入れながら、職人たちが技法ごとのチームに分かれて製作を行っております。
現在、工房で使用されている「スピン成型」・「圧迫成型」などの技術は、当時若手だった、現在のチームリーダー格の職人が時間をかけて土台を築き上げて生み出してきました。手仕事でありながら、金型を使った成型を併用することで、生産量を増やすことに成功したのです。ただ、金型を使うことでガラスづくりが簡単になるわけではありません。ガラスを型に入れるタイミング・入れる量の調整・成型の加減など、各工程を担当する職人たちの連携と高い技術力があってこそ、「津軽びいどろ」は生み出されるのです。
チームリーダーが工程全体を俯瞰しながら、若手の職人たちへ技術の継承を行うことで、常に生産量と品質の向上を目指しています。同時に、現在の若手の職人たちも、先輩の技術を学びながら、“自分なりのこだわり”を見つけ始めています。
職人の技術は感覚的に覚えることも多いのですが、「津軽びいどろ」の工房では職人同士が、伝えるべきことを言葉にすることで、「誰かかの思い出にふさわしいガラスを作る」という、同じ価値観を共有し、技術の向上に切磋琢磨しています。
「津軽びいどろ」で使用しているガラスの原料は小さい粒。そのひとつひとつが硝子です。これを溶かして成形することで製品ができます。原料の配合には、職人が培った知識と経験に裏打ちされています。 硝子を溶かし竿に巻き取るのも職人の技。溶けた硝子には気泡がある為、竿に巻き取るのも熟練した技術を用いています。
「技」と書かないのは、きっちりした品質と工程の管理があるから。お客様へ安定した品質で商品をお届けするには、原料の配合も管理した上に、職人の技と経験が活かされています。