(ア)ピンク ※お届けするのは肌掛け布団です。
(イ)ブルー ※お届けするのは肌掛け布団です。
美しく染め上がるシャクナゲをイメージし、さわやかに風が吹き渡る初夏をイメージしています。
麻本来の質感を活かしたリネンとラミーの交織。
近江ちぢみの匠 伊谷寿康 「生地の性質を見極めて、しぼの表情を一つひとつ目で見て確かめ、自分の手で感じながら丹念に仕上げていきます」
滋賀近江風景(マザーレイク琵琶湖)
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麻のシャリ感を楽しめる「風薫る皐月」シリーズ。麻本来の質感を活かしたリネンとラミーの交織生地を使用。美しく染め上がるシャクナゲをイメージし、さわやかに風が吹き渡る初夏を表現しています。発色のよいピンクとブルーをご用意しました。同素材のパッドシーツも合わせてお使いいただけます。
【匠の技が冴える日本伝統の麻素材】
麻の産地と知られる滋賀県近江地方は今年創業455年を迎えた寝具の老舗「西川」発祥の地。豊かな水を湛える琵琶湖からの湿潤な空気と豊富な水量が麻には最適で、伝統的な技が時代をこえて伝承され麻織物産地へと発展してきました。【心地よい清涼感 匠の技 近江ちぢみ】
伝統技法により織られた麻生地に独特の「シボ」とよばれる凹凸をつける作業は、ひとつひとつが匠のなせる技。「生地の性質を見極めて、しぼの表情を一つひとつ目で見て確かめ、自分の手で感じながら丹念に仕上げていきます」(近江ちぢみの匠 伊谷寿康)。さらに特殊な木製ローラーで生地をもみほぐす西川独自の「ほぐし柔軟加工」によりやさしい肌触りに仕上げます。【麻なのに軽くて、ご家庭でお洗濯ができる】
麻は、しっかりと汗を吸って発散してくれる日本の夏にぴったりの素材です。生地の凹凸感もあり、肌にまとわりつかず快適にご使用いただけます。【織から美しい染め】
季ノ布シリーズの色にはストーリーがあります。近江の風景や自然をデザインに取り入れた美しい染め。麻は繊維の中が空洞で染料が定着しにくいので、熟練した匠が繊維を一つ一つ観察しながら絶妙に染め上げていくのです。そして湿度管理のされた織工場で糸の種類や太さによって人の手で機械の設定を細かく調節しながら丁寧に根気強く織り上げていくことで繊細でやさしさのある麻織物が出来上がります。【近江ちぢみ】
その生地を次のような工程で近江ちぢみにしていきます。
○シボとり:手や機械で揉み込み「近江ちぢみ」独特のシボをつけます。
○一本水洗い:シボを崩さないようにひも状にして織物の不純物を取り除きます。
○竿干し:竹竿に吊るしゆっくりと時間をかけて熱風乾燥させることで、風合いのよい安定したシボ感に仕上げます。
○ほぐし柔軟:特殊な木製ローラーで揉むことでシャリ感とやわらかさのある肌ざわりにします。【縫製】
商品にはいった細かなタックや配色の組み合わせはこだわりの縫製ワークです。手間をかけて仕上げます。