巻き上がったブリムのエッジと丸いクラウンが特徴で、麦わらならではの優しいカーブを描くつば先は、ほどよくエレガント。顔の印象を明るくし、きちんとした印象を与えます。フェミニンにもマニッシュにもどんなファッションにもはまるアイテムです。頭頂部のなだらかな、つば広セーラー帽のようなデザインなので、マリンスタイルにもよく似合います。深めに被ってクールに、浅めに被って可愛らしく。様々な表情をお楽しみいただけます。
◆機能性も備えた伝統手工芸品
麦わら帽子に使われるのは主に大麦の茎。それを7本組み、真田ひも状に編んだ「麦わら真田」が材料となります。まず、1本1本手で編み上げられた真田を霧吹きで湿らして縫製。次に型入れして天日で水分を飛ばした後、乾燥させて装飾します。この縫製→型入れ→装飾という流れを3人で分業して進めていくことで、1つの帽子が仕上がります。熱中症対策として重要性が高まる夏の帽子。麦わらは空気をよく通し、帽子内にこもりがちな熱を放出します。湿度の高い日本の夏こそ、昔ながらの麦わら帽子の良さを実感してください。もちろん、ギフトにも喜ばれます。
■年配の方や頭周りの小さな方も大丈夫!面ファスナーでサイズ調節可能
サイズは、57.5cmサイズで、面ファスナーによる微妙なサイズ調節が可能です。頭周りが小さい方もサイズ調節してご利用が可能です。
■100年の歴史と伝統の田中帽子 〜5代目に引き継がれた老舗の麦わら帽子〜
1世紀以上の伝統を持つ老舗帽子・田中帽子店の創業は明治13年。埼玉県の春日部市は古くから麦の集散地として知られてきました。麦わらを漂白して平たくつぶし、編み上げた「麦わら真田」の生産は農家の副業でした。田中帽子店は、明治13年頃から農家の副業として始め、麦を編み込んで組み紐状態にした「真田(サナダ)」を作り始めたが発端。明治30年ごろからは麦わら真田を改良し、現在のような麦わら帽子が生産されるようになりました。