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左から (ア)クオーツ・YG (イ)レモンクオーツ・YG
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昭和時代の貴重なルース。上部とサイドの異なるカットの効果で、万華鏡のような輝きを放つ。
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JAPAN MADE ― ジャパン・メイドの真髄
日本の服飾・宝飾文化を支える伝統の技を受け継ぎ、進化し続ける「JAPAN MADE」のジュエリー。歴史的な価値観と繊細な美意識、精緻な手作業――その全てがなければあり得ない、名品をお届けします。
世界を驚嘆させた匠の技でアートに導かれたリング
甲州伝統の技が光るインパクトリング。水晶の上部は六角形に面カット、側面には細いラインを放射状にカット。ダイヤを配した爪で留め、水晶と同サイズの土台の板にセットして、ダイヤと水晶の細工の写り込みによる華麗な輝きを演出。今ではこの技術を習得した職人がいないので、貴重なストックをキャンディのような遊び心のあるリングにリモデル。
ネオジャポネスクの真骨頂とも言うべき水晶リング。これもまた、日本の職人技術の賜物です。舞台は、山梨県の甲府。甲府の北部や昇仙峡から採れる水晶で明治時代から研磨技術、その後宝飾産業が発展。現在、水晶は取れなくなりましたが、受け継がれる技術はますます進化しています。