ルーマニア製のガレ風ガラスとスペイン製の真鍮フレームを組み合わせ、日本仕様の配線を施した照明器具です。
◆ガレの生み出したガラスの製法や植物や樹木、昆虫など自然をモチーフにしたデザインは今日に受け継がれ、中でもルーマニアのガラス工房は特に優れたレプリカ品を生み出しています。
◆インテリアとして空間に華を添え、耽美なやわらかな光を放ち、幻想的な世界を作り出す、この芸術作品で、お部屋の中を優雅に演出ができます。
◆繊細で陰影に富むガレの作風を生かしつつコンパクトな真鍮フレームを組合わせた照明器具です。
◆ガラス細工は、手間と時間を惜しまず一つ一つ手作りされた被せガラス装飾技法によって作られ、微妙で繊細な色合いを再現し艶やかな文様から放たれる柔らかな輝きは、見る人の心を魅了します。
ヨーロッパ19世紀末の芸術アールヌーボー。
エミール・ガレ(1846-1904)はこの時代を代表するガラス工芸作家です。3〜4色のガラスの生地を重ね、耐酸性のワックスなどで文様となる部分をマスキングした上でフッ化水素と硫酸の混合液に浸け表面のガラス層を腐食させる作業を繰り返します。文様を彫りだしていくこの手法は「カメオ彫り」と呼ばれています。
プロフィール
エミール・ガレが亡くなった後、フランス本国ではなくルーマニアで彼の弟子であるイタリア人のモンテッシーによりガレ工房で身につけた豊かな技術とその作風を引き継がれました。そして多くのガラス工芸職人を育てました。