駒はピンク(奇数)とブルー(偶数)で色分けしてあります。
盤の大きさは、幼児の肩幅のサイズなので、無理なく駒を置くことができます。
駒の裏面は、1〜50までは白、51〜100までは黒で色分けしてあります。
【遊びかた】
①磁石あそび
磁石の駒が何にくっつくか試したり、駒どうしを近付けたり、駒を積み上げて遊んでみましょう。磁石盤に対する興味や関心を引き出すきっかけになります。
②数字合わせ
・数字順置き
盤の「数字のある面」(表)に、1〜50までの駒を、数字順に置いていきます。すべて置いたら、「1、2、3…」と一つひとつ指をさしながら、数唱します。慣れたら、1〜100まで置いてみましょう。置いたら、指さし数唱をします。十分にできるようになったら、盤の「数字のない面」(裏)に置くことにチャレンジしてみましょう。
・ぱっと置き
盤の「数字のある面」(表)に、ぱっと駒をランダムに手に取り、取った順に置いていきます。できたら、盤の「数字のない面」(裏)にも置いてみましょう。
【ねらい】
○数の並びや規則性に気づき、たし算・ひき算へと導きます。
「数字合わせ→指さし数唱」をすることで、数の並びや規則性に気づくことができます。そのことが「次の数(+1)」「前の数(−1)」を理解することになり、たし算・ひき算への力へつながります。
○識別力を高めます。
盤の数字と駒の数字を一つひとつ対応させていく遊びのなかで、子どもたちは数字の形のちがいを少しずつ認識していきます。
○指先の感覚を高めます。
駒をくり返し置く作業を通して、指先の運動能力を高めます。