視聴者の笑顔を原点に驚きと信頼を積み重ねて。日本初のテレビ通販企業 dinosが歩んだ55年
視聴者の笑顔を原点に驚きと信頼を積み重ねて。日本初のテレビ通販企業 dinosが歩んだ55年

視聴者の笑顔を原点に驚きと信頼を積み重ねて。日本初のテレビ通販企業dinosが歩んだ55年

<このストーリーを話したひとたち> 勝又 優子 dinos 執行役員 山科 哲也 dinos 商品戦略部 部長

知らなかった「いいもの」に出合ったときのワクワクや、お気に入りの物に囲まれて過ごす幸せ。フジテレビの情報エンターテインメント番組『ノンストップ!』内の通販コーナー「いいものプレミアム(月~金曜日 午前11時ごろ~)」をはじめとするdinosのテレビショッピングでは、そんな心ときめく瞬間をお届けしています。日本初のテレビ通販会社として誕生したdinosは、今年で創業55周年。そこで、かつてテレビ部でMD(マーチャンダイザー)を務めた執行役員の勝又優子と、商品戦略部の山科哲也が、テレビショッピングで培われた「dinosらしさ」について語ります。

始まりは旬のサンマが
運んできた笑顔

dinosの原点は、1970年にフジテレビで放送されていた生活情報番組『東京ホームジョッキー』にあります。きっかけは、当時できたばかりの高島平団地(東京都)に、三陸の港から採れたてのサンマをトラックで届けるイベントでした。その様子を番組で紹介したところ、驚くほどたくさんの視聴者の主婦の方々が集まり、現場は大盛況に。さらに、テレビの前の視聴者からも「それは買えないのか」というお問い合わせがたくさん入ったといいます。

「ただ情報を伝えるだけでなく、テレビ放送を通じて、その商品を実際に視聴者のもとへお届けすることもできるのではないか。そんな気づきから始まったのだと聞いています」と勝又は振り返ります。

そして、1971年に日本で初めてのテレビ通販会社「株式会社ディノス」が誕生。翌年には生活情報番組『リビング4』で、ディノス商品の取り扱いがスタートします。記念すべき第1回の放送で紹介されたのは、「メキシコの太陽」という名前のスペイン製インテリアランプ。まさに、視聴者の暮らしを明るく照らしたいという思いが込められた一品でした。

「起点は、商売というよりも視聴者とのつながり。テレビを視聴いただいている方々のために役に立つ情報や楽しい時間を提供する一つの方法として、物を買ってもらうってこともありだねっていう発想だったのだと思います」と山科は語ります。

始まりは旬のサンマが<br>運んできた笑顔
始まりは旬のサンマが<br>運んできた笑顔
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「dinosが選んだものなら」
という信頼をつなぐ

dinosは、55年の歴史の中でテレビショッピングを通じて、たくさんの「こんなものがあるんです!」という驚きを視聴者の皆さんに届けてきました。

例えば、今ではすっかりおなじみになったEMS(電気刺激で筋肉を鍛える技術)。登場した当時は誰も知らない未知のアイテムでした。しかし、「運動したくてもできない方のニーズは必ずある」と確信し、テレビショッピングで紹介したところ大ヒットを記録。

価格はなんと14万8,000円。決して気軽に買えるものではありません。それでも約5,000台もの注文が寄せられたのは、長年積み重ねてきたdinosへの信頼があったから。「dinosが選んだものなら間違いない、と言っていただけることが、私たちの誇りです」と勝又は微笑みます。

山科はこう語ります。「視聴者がどんな生活をしていて、どんなことに困っているのか。そこをしっかり見つめることが大事。その方の生活に寄り添って喜んでいただけるなら、紹介する商品は極端に言えばどんな商品でも良いんです」。

アニメ『ONE PIECE(ワンピース)』のキャラクターを使用したポータブルカーナビゲーション「ワンピースカーナビ」は、当時の地デジ化によるカーナビへのニーズの変化に対応しつつ、”ルフィが案内してくれる”というテレビならではの遊び心を掛け合わせたことがヒットへとつながりました。

その一方で、華やかそうに見える画面の裏側には大きなプレッシャーも。

「実は、当たり前ですが、放送のためには大量の在庫を準備しています。完売を目指して、本当に震えるような気持ちで毎回放送に臨んでいます」と勝又はそっと明かします。

始まりは旬のサンマが<br>運んできた笑顔
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テレビならではの安心と
楽しさをこれからも

通販コーナーの制作は出演者はもちろん、演出家や作家、プロデューサー、ディレクター、技術や美術のスタッフなど、大勢の人達が力を合わせてつくるチームプレー。限られた放送時間の中で、情報を厳選しながら視聴者にわかりやすく伝わるように工夫を重ねます。視聴者を楽しませたいという熱量とプロの技術が、思いがけない「ワクワク」を生み出すのです。

「今、なぜこの商品をおすすめしたいのかを、楽しく、そして誠実に伝える。その先にある視聴者の皆さんの『なるほど!』という笑顔が、私たちの原動力です」と山科は語ります。

インターネットで何でも買える時代になっても、テレビショッピングの価値は揺らぎません。テレビは、同じ時間に多くの人が同じ感動を共有できる場所。楽しく、そして正確に、責任を持って情報を届けるというdinosのDNAは、あいまいな情報の多いデジタル時代にこそ価値が高まります。

「視聴者の皆さんはご自身の価値基準をしっかりとお持ちですので、きちんと納得していただける商品や情報を届け続けなければならないと、改めて感じています」。プロの目で選び抜いた「最高の一品」を紹介することで、視聴者が購入を検討する時間を「楽しむ時間」に変えたいと勝又は言います。

そして山科は、こう続けます。「視聴者の皆さんの『dinosで買ってよかった』はスタート地点。『使ってよかった』があるから、また戻ってきてくださるんです」。

55年の年月をかけて培った信頼を何よりの宝物として、これからも生活の困りごとにアンテナを張り、明日の暮らしがちょっと楽しみになるような「いいもの」を届け続けます。

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