クローゼットスペースを使いやすく「モノの見直し」「出しやすく」「上・中・下」を意識してスッキリ！

クローゼットスペースをどう使っていいのか分からない、というご相談をいただくことがあります。収納が足りない、広すぎてどう収納していいのか分からない、いろいろなケースがあります。また、クローゼットに洋服以外のモノを収納したい方も多いのではないでしょうか。

今回はクローゼットのスペースを使いやすくするコツをご紹介します。

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1．何を入れたいのか確認しましょう
2．収納は「出しやすさ」が大事
3．大きな収納家具はレンタルで試す
4.「上・中・下」を意識して収納する

1．何を入れたいのか確認しましょう

クローゼットの中のモノを見直しもせずに収納グッズを購入してしまうと、モノが入りきらなかったり、スッキリしないなど、あまり上手くいかない場合があります。

そうならないためにもクローゼットに何を入れたいのか確認しましょう。収納を見直す時には、まずモノの整理をおすすめします。

整理収納を始める方はこちらのコラムがおすすめです。整理整頓はダンドリが大事！部屋の片付けは“基本の3ステップ”で進めよう！

2．収納は「出しやすさ」が大事

収納が得意な方の中に、収納空間をきっちり使うために隙間も埋めたいという方が時々いらっしゃいます。小さく空いた空間を後からパズルのようにきっちり納めると使いにくくなることもあるので、まずは出ししやすいかどうか確認するのがおすすめです。

またライフスタイルが変わっていくと、洋服が増えたり、趣味が変わったり、モノの持ち方も変わります。クローゼットのスペースにもよりますがある程度ゆとりがあったほうが、しまいやすく、出しやすくなります。

3．大きな収納家具はレンタルで試す

クローゼットの引き出しを変えたいけれど、合うかどうか不安、という場合はレンタルで試すという方法もあります。

4.「上・中・下」を意識して収納する

クローゼットの収納を見直す時に意識したいのは「上・中・下」です。わが家の2階にあるクローゼット（高さ2.3m×横1.66m×奥行き0.84m）を例にしてご紹介します。

クローゼットの高さが2.3mあるので、上段は取り出しにくいです。なので「上段」には思い出のもの、クリスマスツリー、ひな人形を置いています。あまり使わない、軽いものがおすすめです。

「中段」は洋服です。扉を開けたときに目の前になる位置によく着る洋服を掛け、その下には衣類を入れた衣装ケースを入れています。そうすると取り出しやすく、身支度も早くできます。

（執筆者提供画像）

左側の棚に入れているのは、

左側の棚に入れているのは、主に仕事で使うものと、防災用にストックしている水です。ちなみに我が家は川が近く、浸水する可能性があるので、1階だけでなく2階にも水をストックし、リスクに備えた収納にしています。

「下段」は重いモノの収納が向いています。でも、あまり重いと取り出しにくいので平台車を使用するのがおすすめです。我が家では、衣装ケースの右側にあるストーブは平台車に乗せているので、重くても動かしやすくなっています。また、箱で買うようなペットボトルやビールを収納したい場合も、平台車があると便利です。

クローゼットスペースの収納を見直す場合は

クローゼットスペースの収納を見直す場合はこちらのコラムもご参考になさってください。

プロが教える！衣装ケース・収納ボックスの選び方と収納術。5つのコツで快適クローゼットに！
深くて使いにくい衣装ケースを活かす3つの方法

モノを見直した後は、モノの持ち方にも気をつけて、増やしすぎないことを意識しましょう。使いやすい収納をキープする秘訣です。

ムリなくラクに、あなたの暮らしが心地よくなりますように。

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執筆者

奥田明子 / 整理収納コンサルタント

整理収納コンサルタント。カナエルクラシ主宰。外資系ブランドに約10年勤務。25000人を越える販売経験から、お客様の話をしっかり聴くこと、お客様のニーズを把握することを大切にしながら活動する。忙しい女性こそ整理収納で暮らしを楽しんでもらいたいとの想いを胸に、東京、神奈川を中心に精力的に活動中。資格認定講座や家事を俯瞰して見直す家事整理講座を開催している。生涯学習のユーキャン「時短家事スペシャリスト講座」を監修。

【HP】https://okudaakiko.com/
【Instagram】@oku_aki

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