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防災グッズの収納方法は?
一軒家の場合は
どこに置くのかも紹介!

リード文

防災グッズの置き場所に困っていませんか?今回は、防災グッズを持ち出し用と備蓄用に分ける考え方と、玄関や寝室など場所別の置き場所を説明します。一軒家での分け方や物置の使い方、非常食の保管場所、収納ボックスの選び方も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

�@持ち出し用は避難するときに持っていくもの

  • 家を出て避難する場面で、そのまま持って出るものを指します。横須賀市は、避難したあとの最初の1日をしのぐために必要な物品と説明しています。消防庁は、玄関や寝室など持ち出しやすいところに置くよう案内しています。

    袋は背負える形にまとめておくと、持ち出したあとも両手が使えます。重さは自分が運べる範囲に収めるのが前提です。大阪府は男性15kg、女性10kg程度としたうえで、自分で持って避難できる量にするよう呼びかけています。横須賀市も、持ち運べる分量として10〜15kgを目安に挙げています。

�A備蓄用は自宅で過ごすあいだに使うもの

  • 自宅が無事であれば、避難生活はその家で続けることになります。横須賀市は、自宅などで避難生活を送る際に必要な物品を非常用備蓄品としています。栃木県も、在宅避難を前提として部屋の中に置いておくものと位置づけています。

    量は人数と日数で数えます。堺市は最低3日分、できれば1週間分以上を挙げています。農林水産省も、最低3日分から1週間分を人数分そろえることが望ましいとしています。飲料水は、首相官邸が1人1日3リットルを目安として示しています。これは飲む分と調理に使う分を合わせた量です。

�Bすぐ使うものと後から使うもので置き場所を変える

  • 分けた2種類は、しまう場所を同じにするだけでは不十分です。農林水産省は、収納場所を使用目的と使用頻度によって決める方法を示しています。毎日のように使う食品はキッチンに、たまにしか使わない食品は押し入れやクローゼットに収めるのがおすすめです。

    すぐ持ち出す分は、取り出しやすいところに常備します。後から使う分は、まとまった収納へ回しましょう。徳島市は、後から運ぶ分は何度かに分けて運べるとして、水や食料を多めに保管しておくよう勧めています。ただし農林水産省は、めったに使わないからといって災害時に使うものを天袋や収納庫の奥に押し込まないよう注意しています。

�A積み重ねられて丈夫なものを選ぶ

  • 縦に重ねて使うことを想定した収納ボックスでは、耐荷重が「1個あたり」と「積み重ね時」で別々に表示されます。ある製品では1個あたり12kg、積み重ね時60kgと書かれています。同じシリーズでもサイズが大きくなれば、1個あたり40kg、積み重ね時130kgと数字が異なります。

    木質ボードの箱では全体で30kgと、1つの数字で示す表示もあります。数字の出し方は製品ごとに違うため、積む前に表示を確認しましょう。積み重ねて使えるかどうかは、商品の特長や仕様に明記されています。前倒れを防ぐ爪が付いた製品もあるので、倒れにくい作りかどうかも見ておきましょう。

�B置く場所を測ってから大きさを決める

  • 収納用品の仕様には、外側の寸法と中に入る内寸が別々に書かれています。外寸は置き場所に必要な大きさ、内寸は入る量の目安です。幅11cmのすき間用ワゴンでは、内寸は幅7.5cmになります。引き出し式は、この差がとくに顕著です。

    フタを付けると高さが増える箱もあり、高さ37cmの本体がフタ取付時には44cmになります。車輪の分を含めて「キャスター込」と高さを書く商品もあります。押入れに入れるなら、先に奥行きを測ってから選ぶのが基本です。仕様の単位はmmとcmが混在するため、そろえてから比べます。

�C重いものを入れるならキャスター付きを選ぶ

  • 収納の仕様には、棚板1枚あたり約20kgのように、重い物を載せる前提の数字が書かれています。ただし、キャスターが付いていれば重い物を入れてよいわけではありません。本体の耐荷重が約10kgのキャスター付きワゴンもあるため、表示の数字で判断します。

    収納本体と対になった専用のキャスターが、別に用意されている製品もあります。購入者が取り付ける仕様の製品もあるため、届いてすぐ動かせるとは限りません。東京都は、移動時以外はキャスターをロックし、定位置がある家具は壁や床に着脱式ベルトなどでつなぐよう示しています。揺れで動き出すのを防ぐためです。

�D置き場所がないならイスやテーブルになるものを選ぶ

  • 新しく家具を増やす余裕がない部屋では、座ったり物を載せたりできる収納が候補になります。座面の耐荷重が、約80kgと仕様に明記されたスツールも便利です。収納を兼ねたベンチには耐荷重約100kg、高さ41cmという製品があり、玄関で靴を履くときのイスにもなります。

    注意したいのは、座る用途と中に入れる物とで耐荷重が別に決まっている製品があることです。全体90kg、座面80kg、本体内10kgと分けて示された製品では、中に入れられるのは10kgまでです。「スツールやテーブルとしても」とうたいながら耐荷重の記載がない製品もあるので、座って使うなら表示を確かめましょう。

�@座れる玄関防災バッグ

  • 座れる玄関防災バッグ

    座れる玄関防災バッグは、避難時に背負って持ち出す入れ物でありながら、玄関に置いたままイスとしても使えます。容量は約24L、重さは約2kgで、座面の耐荷重は約100kgあります。34×24cmと幅を取らないため、玄関の隅に置いても通り道をふさぎません。靴を履くときの腰かけにしながら、避難のときはそのまま背負えます。

�A耐荷重100kg!収納庫付ベンチ 引き出しタイプ・幅90cm奥行41cm

�B[幅10奥行45cm] 52サイズから選べる頑丈すき間収納ワゴン

�C頑丈押し入れ収納ワゴン 幅45cm奥行55cm高さ65cm

�Dオールネイビー引き戸物置 薄型ロータイプ

�@古いものから使って買い足す

  • 日々の食事で減った分をそのつど買い足していけば、食料の備えは一定量を保ったまま新しい状態で回ります。農林水産省は、この方法なら普段の買い物の範囲ででき、買い置きのスペースを少し増やすだけで済むとしています。補充する分は棚の奥へ入れ、手前のものから使うのが基本です。

    ケースの側面に賞味期限を書いておけば、開けずに期限が分かります。飲料水も、期限が来る前に普段の生活で使い、同じものを買い足すサイクルが大切です。カセットボンベは、さびがないことを確かめ、製造日から約7年以内に使い切るようメーカーが案内しています。乾電池にも、使い切る目安として期限が設定されています。

�A点検する日を決めておく

  • 非常持ち出し品には賞味期限や使用期限のあるものが混ざるため、定期的に見て新しいものと入れ替えます。大阪府は、少なくとも年に一度は点検するよう示しています。毎年8月30日から9月5日は防災週間、9月1日は防災の日にあたり、決まった時期に合わせるのがおすすめです。

    点検で見るのは期限だけではありません。消費者庁は、災害時に使う機器の使い方を確かめることもすすめています。同庁には、備蓄用に買っておいた乾電池が液漏れしていたという相談も寄せられました。長く使わない機器は、電池を入れっぱなしにせず取り出しておきます。

�Bどこに何があるかを家族で共有する

  • 共有しておきたいのは、備蓄品の置き場所だけではありません。消費者庁は、家具の転倒防止対策や避難場所も含めて、家族で共有しておくよう呼びかけています。内閣府が問いかけているのは、対策をしたかどうかではなく、その情報が家族に伝わっているかどうかです。

    非常持ち出し品は、家族の誰もが確認できる場所に保管するよう栃木県は示しています。置き場所を分けたときは、どこに何を置いたかを家族と確認しておきましょう。中身が見えるケースにまとめておけば、開けなくても何がどこにあるか一目で把握できます。連絡が取れない状況でも、家族が何を食べればよいか判断しやすくなるのがメリットです。

防災グッズの収納場所に関するQ&A

  • 木目調樹脂ストッカー 190L
  • 防災グッズの置き場所は、家の広さや家族の人数によって悩みどころが変わります。屋外の物置に入れてよいのか、非常食や水はどこにしまうのかといった、よく寄せられる疑問に答えます。

Q.1 非常食や水などの防災グッズはどこにしまう?

  • A.1 缶詰やレトルト食品は、常温のままでも保管できます。避けたいのは、直射日光が当たる場所、暖房器具や加湿器の近く、風通しの悪い場所です。農林水産省は、たまにしか使わない食品の収納先として押入れやクローゼットをすすめています。

    床下収納も、未開封の缶詰や非常食なら置き場所として活用できます。ただし住宅の性能によっては床下の温度や湿度が高くなることがあり、毎日使うものや重たいものには適していません。水は量がかさむので、1か所に入らない分は家の中の隙間に分散して収納するのがおすすめです。しまい込むと存在を忘れやすいので、収納するときに日付を控え、定期的に中を確認しましょう。

防災グッズは分けて置き場所を決めよう