「母の日の贈り物といえば、やっぱりカーネーションやお花かな？」

上記のように考える方は多いのではないでしょうか。ですが、同時にこんな疑問も湧いてきませんか？

「お母さん、お花だけで本当に喜んでくれるかな……？」

答えはもちろんイエスです。お母さんはおそらくカーネーションでなくても、何を贈ってもあなたの気持ちを喜んでくれます。でも、そうではないのですよね。カーネーションを贈るのは行事にのっとっていて素敵なことなのですが、ご家族としては「お母さんが好きなものや本当にほしいものを一緒に贈りたい！」と思うことがあるでしょう。

実際のところ、誕生日や記念日の贈り物で、お花に加えてお菓子や雑貨をもらったら、嬉しさ倍増ですよね。その気持ち、きっとお母さんも同じですよ！

「お花と一緒に何か贈りたい！　でも、何を選べばいいのかな？」

「お花+何か」を贈ることに決めたけれど、何を贈るのがよいのでしょう。贈り物を決めるために考えなければいけないことは下記の4点です。

１．お母さんが本当にほしいものは何なのか
２．予算はどれくらい見込めるか
３．直接お母さんに贈るものか、遠方の実家に発送するものか
４．万一贈り物選びに失敗しても困らないものか

２や４は割とシビアな話になってきますが、大事なことですよね。では、順に見ていきましょう。

まず、１についてはお母さんにインタビューできるかどうかにかかってきます。ほしいものがファッション雑貨であるとかロールケーキであるとか、そういった情報を事前にお母さんから聞き出せていれば、選択には迷いません。

ただし、贈り物はそこが難しいところですね。お母さんを驚かせたいという場合、事前に聞くことはできません。つまり、察するしかありません。でも、お母さんが何をほしがっているかについての確信がない、あるいは昔好きだったものを今も好きであるかわからない、という事はあるでしょう。

食べ物ならば、今までの食事の様子から察し易いかもしれません。洋服はその年や時期によってほしいものが変わることも考えられるので、安易に選ぶのは要注意です。

２に挙げたのはとても大事な点です。あなたが無理をして高価なものを贈っても、お母さんは気を遣ってしまうでしょう。あなたがまだ社会人になりたての方であるとすれば、高くても4〜5千円くらいまでがお財布事情からしても妥当なラインではないでしょうか。バッグなどファッション雑貨を喜ばれるお母さんもいらっしゃると思いますが、値段と相談になってきますよね。

３も、学生さん・社会人さんともに大事なポイントですね。「モノ」を贈るのではなく一緒に外食をしよう！　ということも近隣に住んでいれば可能なのですが、遠方で暮らしている場合、それはなかなか難しいかもしれません。また、遠方から何かを送るなら、きちんと梱包すれば問題ないかと思いますが、できれば壊れて困るものは送付を避けたいところです。

そして、４です。考えたくないですが、もしかしたら、お母さんが使えないものを選んでしまった！　ということがあるかもしれません。そんな緊急事態において、家族が代わりに使用できるものでなければ、贈り物もただ「保管される」だけになってしまいます。

例えば、アクセサリーは好みもあるので代わりに使うといっても困るものですよね。極端に変わり種でないお菓子や食べ物なら、お母さんが残した分を家族で食べよう、ということもやりやすいです。

上記4点を考慮して、今回みなさんにオススメしたいのは、「母の日スイーツギフト」です！

１．お母さんの好みを察しやすく、
２．安価なものも探しやすい、
３．遠方からでも送りやすい、
４．選択に失敗しても家族で楽しめる、
それはまさに「お菓子」ではないでしょうか。

以下、お母さんに喜んでもらえる母の日スイーツを何パターンかに分けて見ていきます。
先述の通り、ネットでも母の日スイーツ特集が組まれることは多くなってきているので、それらの製品を参照いただくヒントにもなれば、幸いです！

「お花は可愛らしいものを用意できた。さて、菓子店かネットで、母の日スイーツを選ぼう！」

ここからは、いくつかのタイプごとにオススメのお菓子を挙げていきます。選ぶ時のおすすめポイントや注意点も書いていますので、是非チェックして下さい。

みんな大好き洋菓子！　ショートケーキにシュークリーム、プリン……。老若男女を問わず喜ばれるお菓子ばかりです。

特にオススメなのは、ロールケーキやバームクーヘンです。年齢層を選ばない定番物であるだけでなく、遠方で注文してお母さんの元へ発送したい場合にも、果物やクリームが外側に付いていないものが大半なので、見た目が崩れる心配が軽減されて安心です。焼き菓子系も同様の理由でおススメできます。

逆に、気を付けるべきなのはシュークリームやプリンです。シュークリームは柔らかくてクリームもたっぷり入っているので、直接渡すのがベターでしょう。プリン類は、プラスチック容器なら問題ありませんが、ガラス容器に入っているようなものは発送時に注意しましょう。

母の日スイーツ〜和菓子〜

「お母さんは洋菓子が苦手なので、和菓子からよさそうな母の日スイーツを選びたい！」というあなたには、カステラを選ぶことをおススメします。羊羹と同様に和菓子としての地位を確立しているカステラは、味も失敗が少なく、喜ばれること間違いなしです。万一お母さんの好みから外れてしまったとしても、切り分けてご家族で召し上がっていただきやすいです。

見た目にも美しい生菓子はお母さんと一緒に食べるのにうってつけですが、日持ちのしないものが多いので、お母さんが食べられる日を選ばなくてはいけないことを考慮しておきましょう！

母の日スイーツ〜変わり種と注意点〜


「ケーキもいいけど、うちのお母さんは珍しい贈り物を喜ぶかも？」ということもあるかもしれません。その場合、例えば、甘納豆はいかがでしょうか。意外に選択肢になかったかもしれません。小ぶりでコロコロと可愛らしく、数種類組み合わせて贈れば、様々な形を見た目にも楽しめますよ。

他、ゼリーやスコーンなど探すと色々ありますが、気を付けるのは贈り方です。ちょっと変わった母の日スイーツを贈りたい場合、できるだけ小分けにしてあって、かつ複数種類を用意できるものがよいでしょう。「この種類の味は苦手だけれど、別の味は食べられる！」ということもあります。少しの気遣いも伝わるものです。冒険するときは慎重に！

さて、どんなものを贈るか、イメージはわいてきたでしょうか。

最近、お菓子販売店が花屋さんとコラボして「母の日スイーツ」プラスお花を売り出しているケースがありますね。また、お店に見に行くのが面倒でも、通販でたくさんの母の日スイーツギフトが並んでいます。

贈り物は自分の気持ちがそのまま出るものだと考えましょう。せっかくお母さんに感謝を伝える日ですので、色々と検討して素敵な贈り物を準備しましょう！