お茶の時間

子どもが巣立ち、自分の時間がとれるようになったここ数年。
私のくらしには、いつも「お茶」がある。

家事を終えて母とひと息つくときは、急須で温かい煎茶を淹れる。
以前通っていたお茶教室で「最後の一滴がおいしい」と学んでから、急須を軽く振って最後の一滴を落とすことを欠かさない。
これをやるとやらないでは、うまみや香りが段違いなのだ。

子どもや孫たちが帰省したときは、樹脂製のピッチャーに麦茶を準備する。
このピッチャーは見た目がおしゃれで、軽いからひょいと持ち上げやすく、落としても割れづらいから安心。
「そこのお茶とって~!!」のひと声で、ピッチャーがにぎやかな食卓の上を行ったり来たりする。

茶葉は、近所にある量り売りをするお茶専門店で購入することが多いが、今年は直売所でミントを購入してミント氷を作り、ピッチャーで「ミントティー」も楽しんだ。
「今日はどれにしようか」と、その日の気分や家族の好みに合わせて茶葉や茶器を選ぶ時間も楽しい。
大切な人たちとお茶を囲んだあとは、体も心もじんわりと温まるような気がする。
この安らぎのひとときが今の私には欠かせないのだ。

(お客様への取材にもとづき当社で記事を作成しています。)

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