コンセント付き家具はその接続の仕方や、コンセント部から伸びる電源コードの使い方によっては、発熱や発火など火災につながる現象が起きる場合があります。以下をご参照の上、安全に製品をお使いくださいますようお願いいたします。
家電製品の接続・使用は「消費電力容量」を確認してから
コンセントには最大消費電力が表記してあります。2口以上の場合には合計での容量となります。その容量を超える家電製品は、コンセントやコード部が発熱し発火する危険性がありますので使用しないでください。必ず容量内での使用をお願いいたします。
【２口コンセントの例】
家電製品の差込プラグをコンセントに差し込んだままの状態が長く続くと、差込プラグとコンセントのすき間にホコリがたまります。これが湿気を吸いプラグ両極間で火花が飛ぶ現象が繰り返され、やがて発熱し発火に至る場合があります。これをトラッキング現象と呼んでいます。コンセント付き家具製品に限らず、プラグとコンセント全般に言えることです。トラッキング現象を避けるためには以下のことに注意してください。
(1)家電製品を常時通電させたままにせず、使用しない時にはプラグを抜いてください。
また、乾いた布などで定期的にプラグのホコリを拭き取ってください。
(2)コンセントや差込プラグ、コードが熱くなっている時には、速やかに使用を中止してください。
(3)旅行などで長期に家を空ける際には、家電製品のプラグをコンセントから抜いていただくことをお勧めします。
「コンセント付き家具」と「壁面コンセント」の接続にもご注意を
コンセント付き家具の裏から伸びる電源コードは、鋭角に折れ曲がったりねじれたままの状態にならないようにご注意ください。コードのその部分に負荷がかかり、発熱やショートする可能性があります。そのためにも、壁面コンセントとの間は張り詰めた状態にせず、余裕を持たせて接続してください。また、延長コードの使用は避けて、壁面コンセントと直接接続するようにしてください。
コンセント付き家具には2箇所以上のコンセントを備え、それぞれから電源コードが出ている製品もありますので、その場合はそれぞれの差込プラグを別々の壁面コンセントへ接続するようにお願いします。壁面コンセントの容量は一般的に1ヶ所で15Ａ・1500Ｗです。これは2口あっても同じで合計で1500Ｗになっていますので、容量内でのご使用をお願いします。
その他ご不明の点がございましたら、弊社ハートコールセンターまでお問合せください。
