えみりさん（以下E）　それが、特にないんですよね。しょっちゅう会ってはいたんですが、「母と娘」という形でもなく。

マリさん（以下M）　「人様に迷惑をかけないように」くらいは言いましたが、あとは勝手に育っていった感じ（笑）。いろんな方に接して、経験を活かして成長してくれました。私がえみりから美容やファッションについて教わることもしばしば。「お母さんはゴールド系のアクセサリーが多いけれど、シルバーのほうがいいんじゃない？」なんて教えてくれたわよね。

E　もちろん母のことは大尊敬しているんですが、母娘という感じではない。私のことを受け入れて、いつも味方でいてくれる存在です。

M　『mizuka』のおかげで朝起きるのが楽しみになりました。早く歯を磨いて顔を洗って、トナーをつけたい！って思う

E　一時期、母が調子を崩していたんです。「朝、起きたくない」っていうほどに辛いこともあって。そんな母から「朝が楽しみ」という言葉が出てきた時は本当に嬉しかったですね。

M　４年くらい前から、体調を崩したり悲しい出来事があったり、怪我をしたり。嫌なことが続いて諦めかけていたんです。

E　それは私自身もよくわかります。30代の悩みと、40代に入ってからの悩みのレベルが違いすぎて。体にも心にも変化があり、あちこちが弱くなって、それを受け止められない時期がありました。

M　そんな時にコロナ禍でしょう？ すっかり気落ちしてしまっていたのよね。

E　私も子供を産んで、母に助けてもらっていたとはいえ、心に余裕がなくなった時期があります。その時に助けてもらったのが植物療法で、その知恵を注ぎ込んで生まれたのが『mizuka』です。

M　私もいろいろ試してきたけれど、こんなに100％納得できたものは初めて！


E　ナチュラルな生き方は大好きなのだけれど、それと同時に“攻め”の自分でもいたいなと思って。自然の恵みとサイエンスのいいとこどりをしました。ただ心地いいだけじゃなくて、頑張っているミドルエイジを「それでいいんだよ」って応援するものにしたいと。


M　そして還暦を迎えて故郷に還るのが夢ですね。えみりが言うように、30代〜40代の女性はすごく忙しい。私は彼女のように自分を振り返ることはなかったので、えみりが自分を見つめて整える時間を作ったというのは素晴らしい財産だなと思います。

M　もともとね、私は肌がキレイなタイプではないんですよ。舞台やショウでドーランを塗って濃いメイクをしていたし、素肌の美しさが求められる時代でもなかったので、そこまでスキンケアを大切にしていませんでした。

E　でも、『mizuka』を使ってすぐに、これはいい！って言ってくれたよね。お母さんはすごく素直な人だから納得していないと顔に出る（笑）。そんな人にこう言ってもらえるというのはすごく自信になりました。

M　最初からすごくビビッときたのよ。まず、化粧水をつけて深呼吸する。朝が楽しみになったわ。

E　現代人って気忙しいから、時々意識しないと驚くほど呼吸が浅くなりますよね。トナーの香りを深く吸い込むと、「こんなに呼吸できるんだ」って私もびっくりします。それがきっと、起きる時、眠る時のスイッチになってくれているんじゃないかな。

M　深呼吸している時に、娘が応援してくれているみたいな気持ちになるのよ。希望があるの！

E　香りと脳の関係性ってよく言われるけれど、これからもっと広がっていくと思います。

M　こんな離れがたいコスメを使うようになって、女性は諦めちゃいけないなと思いました。この年齢になっても肌がキレイと言っていただけて、それを素直に喜べる。使うたびに気持ちが明るくなる。大げさな意味ではなく、私の選択も娘の選択も間違ってなかったと思えるんですよ。

E　一時期は調子を崩していた母がこんなに元気になってくれて、本当に嬉しいんです。スキンケアって単に肌につけるだけはなく、使う喜びもあるし希望も湧く、ウェルネスにもつながる。『mizuka』で、輝く女性がもっと増えてくれたら嬉しいですね。

母娘というより、仲のいい友達のようなムードのおふたり。年齢を重ねてからのほうが一緒に過ごす時間が増えたそう。「私に子供が生まれたことで、“ こんなに大変だったんだな” など、これまでとは違う目線で母を見ることは増えました。でも、昔は母から恋愛相談を受けることがあったり（笑）、親子という感じではないですね」と笑うえみりさん。