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ガーデンスタイリング

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専門家吉谷桂子のガーデンダイアリー ~花と緑と豊かに暮らすガーデニング手帖~

イングリッシュガーデンツアー7月 北イングランドの庭めぐり、そして、他の庭もどこも、が最高でした。

吉谷桂子

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7月10日の夜にイギリスから戻りました。とっても、いつもながらですが、充実した旅でした。

ウワサ通り、ロンドン近郊はものすごく暑かった!です。↑写真は、クィーン・エリザベス2世ガーデン。

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旅の最終日、17番目に訪ねた SERGE HILL(↑そして、トム・スチュアート=スミス邸)で、ツアーを無事終えました。

ツアーで訪ねたすべての庭の数は、17ヶ所ですが、その前に

私がひとりで前乗りしたロンドンとコーンウォールの 初日と最終日の2回、時間を変えて訪ねたリージェンツパークのクィーンエリザベス二世の生誕100年記念ガーデン。

そして、KEW GARDENS と V&A EAST 周辺(オリンピックパーク)、バービカン・センター(何度も訪ねていますが、今年亡くなったナイジェル・ダネット氏を忍んで。

それから、同じくナイジェル・ダネット氏の新作、 、それからピーターシャムナーサリーの近くに泊まっていたので、同ナーサリーにも2回。

24ヶ所か、もう少し....。

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それから、今回の目玉。コーンウォールのエデン・プロジェクトへ、こちらも、実は三日間のコーンウォール滞在中初日と最終日に、2回(1回目ではすべてを回れず、結局、他の庭を新たに見に行くよりも、このすごい場所を2回!ときめて。

それから30年ぶりに、セント・アイブスのバーバラ・ヘップワースへ。30年前の私よりも、ずっとその美しさを心に留めることができた。美の理解。時間の重なりで深まる。

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バラやほかにも初夏に満開になる花を見るのが、庭めぐりの計画案の中心にあるわけではありませんが、温暖化の厳しい現象に悩む昨今は、美しく花の咲く状態を期待できる北イングランドを目指しています。

これから、じっくりと時間をかけて巡ったガーデンについて綴っていきたいと思いますが。

なぜ、今、北イングランド?ひとつの大きな理由は、気候変動も関係しています。

そして、北のほうに、トム・スチュワート・スミス氏がデザインした、素晴らしい庭が多いから。

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美しい庭=花がいっぱい咲く庭。とは、私は思っていませんが、すべたが構築的にコンポジション。

樹木も葉群も含め、見事に重なりあった景色に対し、やはり花が咲いて美しい景色。

花が私たちを惹きつけるのは、見た目の美しさだけではなく、生物としての実りの感情 や達成感そして

季節感・生の実感を一度に呼び起こすので、やはり冬より、春や初夏がよいけれど、グラス類の美しさも見ておきたい。

花は、植物の中でもとくに繁殖のきっかけを誘導する器官。ミツバチや蝶、生物が多様になった景色がまた素晴らしい!

人間はそこに機能以上の意味を見出しているはずなのです。無意識にも。あるいは、本能的にも。

花は短い時間で現れ、印象を残し、散っていきますが、 そこに秋、タネが出現していれば、また新たな歓び。すると9月か10月、さらに季節の進んだ秋も探訪したくなりますが。

イギリスの植物が豊富な庭(イングリッシュガーデン、最近はブリティッシュ・ガーデンというそう)

は、見る人の内側にあるものを動かします。

もちろん花が、ひとを惹きつける理由は視覚的に強く目を惹き、香りや色で感情に直接届く。

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今回、花の開花を見るよりも、香りに重点を置いた庭、ミドルトンホールのローズガーデンにはワクワクしました。

とっくに見ごろを終えていても、自分の中の細胞がワクワクウキウキしたような。

  • 儚さがあるからこそ価値が高まる
  • 人の記憶や体験と結びつきやすい
  • 生命のピークを象徴している

少し深く言うと、花は、植物の中でもとくに繁殖のための器官ですが、人間はそこに機能以上の意味を見出すので

花の香りに溢れる環境で、もう、私などは我を忘れたかも、景色、見えている世界以上に。


ツアーでは17ヶ所の庭を巡って、一緒に旅をしてくれた方々も、少しづつ違うかもしれませんが

7月に北イングランドで咲く花が、自然の中の一部分でありながら、私たちにとっては美と祝祭。または、再生の象徴にもなりうるのかもしれません。

今回は猛暑で日差しも強く、いよいよ、南の庭(15番目に訪ねた 

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KNEPP REWILDED WALLED GARDEN では、いよいよ、花というよりも、

トム・スチュアート=スミスのデザインで、新たなスタイルの生態学的美学を追求した庭。

「リワイルデッドガーデン(野生化ガーデン)」とキッチンガーデン。土壌環境や栽培方法そのものが衝撃でしたが

私は...

これもまた、目で見ている以上のものを、庭に感じたのですが、みなさまはいかがだったでしょうか。

ただし、顔も腕も、そして服をとおして肌が焼かれるほど太陽が厳しく、少し炎天下を歩いては、日陰に逃げ込んでいましたが。(続く)

さて、ツアーにちなんだ講演会が、さっそくあります。

中之条ガーデンズで 7月17日(土)と18日(日)。

八ヶ岳農業大学校は、主にガーデンツアーですが 7月22日(水)

福岡市植物園にて 8月9日(日)に講演会があります。暑い時期ではありますが、

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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


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