お庭からベランダ、エクステリアなどガーデニング回りをスタイリッシュに演出

 

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先日、ヘレボラス、俗に、クリスマスローズ、を作っている東京都府中市の花郷園さんにお邪魔してきました。

フラワーアテンダントとしても知られる、野口貴子さんのナーサリーです。

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この写真は2010年10日に花郷園さんへ、伺ったときの。

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これ、太陽と名のつくあれでは? レッドサン。親株ですね。

上の2枚は、2010年2月10日のもので、あれから16年経っているのが感慨深いです。

2月の頭は在庫がたっぷり!それから3週間で日本中に旅立っていきますね。

今回は、2月の終わりのことで、かなりの数のヘレボラスがすでに出荷されていましたが、

前回、私がこちらにお邪魔した時は、お互いに後16歳ほど若くて、貴子さんはまだ航空会社のお名刺だった。

先日の趣味の園芸の放送でもお話になっていた同じことですが、お父様もご存命だった。

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まさにローズ、と言えるヘレボーのお出迎え。↑素晴らしいですね。

以前から八重の品種はありましたが、まさにバラです。

そして、わたしがいただいてまいりましたのが

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この二種類で、左が ヒドコートダブルを親に持つ、パピエブランシェ。

これも、ステムの長さが魅力ですが、少し変わった風情の八重の花びらは実は花芯にタネのつかない個体でなぜか非常に惹かれてしまいまして。

そして右側の一株は、原種のヘレボー、リグリクス交配種で'侘助' だそうです。スレンダーで憧れますね。

我が家にやってきたので、週末はどこにどうやって植えるか。まだ悩み中ですが、

もう少し大型になるまではコンテナで植えて存在感ばっちりにして地植えにしたほうがあとあと失敗も少ないと考えています。

小さな株のうちに春に植えると、真夏の暑さで弱らせてしまったりしたこともありましたので、渇水や蒸れ、夏は今は

ガーデニングを続ける上での「関所」「峠」?難しい季節ゆえの、宿根草の生き残り方法は、最初は大鉢で大株にしてから。

のほうが、今までの栽培経験では長生きで大きくできていたように思います。広い植栽現場で最初から数百の宿根草を「せーの!」で植える際は

均質な管理ができますが、すでにさまざまな先輩の植る小さな庭は過当競争が厳しいので、その新しい株だけを贔屓に育てるのが難しいと言えます。

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びっしりと花をつけて群生するのは三年前に星の王子さまミュージアムの閉園の際に鉢あげしてきたオリエンタリス。

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暖かな南の庭で夏は日陰になるのですが、2月上旬から赤黒っぽいような花色で

今は満開に近い状態で徐々にグレー系になってきました。こういう花が好きなのですが、

庭ではやはり景色を暗くしてしまうので、今回は白を...。

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我が家の庭でやたらに増えていたのは、ライム色の八重、5箇所くらいで咲いています。

庭の景色を明るくしてくれるのでこの時期、斑入りの葉や黄色で花咲く春の花も多いので景色で調和をしています。

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昨年地植えした 'アンナズレッド'葉っぱも大型、ステムも長くて開花も早かったです。

これは北側の庭の朝方わずかに陽がさすだけの場所ですが、昨年の夏を乗り越えてくれました。

これを買うとき、「お値段がお高いし、弱かったりしたらヤダナ〜」などといいながら

Gギャラリーさんで個人買い。育てたことある?と堀田くんに質問。

「丈夫です!夏越ししました」の一言で購入へ。そして、2年目の春です。

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イギリスの2月のフラワーショー。これは、ニゲラ、ですね。これぞ、本物のクリスマスローズで、12月から咲いています。

高温多湿には強いと言えないのですが、箱根では増えてました。12月に咲いてとても助かった。

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ヘレボラスのナーサリーの展示。ヘレボ〜は花や葉っぱがあちこち向いているので景色を作るときにこのように詰めておいてしまうと見劣りすると。

私は考えます。株間をかなり開けたい植物。ごちゃっとして見えるでしょう。

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日本では早春に古葉を全部取ってしまうので、見え方がさっぱりしています。

しかし、イギリスでは枯葉にならない限り、2月に、ヘレボ〜の葉を全部取ってしまうことはなかったです。

寒さから少し守って、それでも日当たりが悪いようなら葉はカット。

全部、トル、ではなく、状況を見ながらでした。

さて、私はヘレボ〜に関して反省というか。

信仰心に近いものがあって、30年も前のこと、寄せ植えのコンテナガーデニングのオーソリティ、

デヴィッド・ジョイスさんに、唯一寄せ植えをしてはいけない草花がヘレボラスだ。

と教わっていたのですが、それは、ヘレボが多品種の寄せ植えで根をいじられるのを嫌うからだと。

そのことはいつも、わたしの念頭にありましたが、仕事柄

フラワーショーとか、撮影の時点で要素モリモリが要求される場面あり、以下のような寄せ植えをよく作っていました。

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本当にこれは、私個人の考え方ではありますが、今、植物のなかでは、宿根草の栽培にもっとも力を入れています。

それで、宿根草を使った庭づくり。

その点で、宿根草全般に寄せ植えは注意が必要と考えています。

たとえば、↑これは私が15年前の2010年頃に園芸誌の撮影用やフラワーショーのために使った寄せ植えですが、

今はこのような「寄せ植え」には、懐疑的です。やめた方が良いと。

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自分が作った寄せ植えですので、言いたいことを言っても良いかと思いますが、

植物の色調や形の微妙な差を活かして寄せ植えをしていますが、1〜2ヶ月展示だけの

根っこ付きの「いけばな」と、最初から考えて作るのも良いのですが

このヘレボラスをこれから10年〜20年以上、自分の庭で育てたいと思ったら、これは可哀想。

と、思ってしまう次第。

やはり寄せ植えは、一年草で作るなら良いのですが、長生きのできる宿根草には避けたい方法。

....と、今では思う次第です。

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寄せ植えで共存して長生きできるのか、あれから15年以上も、ヘレボラスだけではありませんが

試してきました。結論は、

.....難しい。ということです。

どちらかが勝つか負けるか。そんなことが起きます。

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少なくとも、春が過ぎたら命を終えそうなビオラやプリムラなら、寄せ植えも、まだよいかもしれませんが

でも、あまりシンプルな見た目だと、寂しいとか、言われてしまうので、要素をたっぷり。

は、どうしても起こりがち。なので、フラワーショーを飾ることは現在、難しくなっていると感じています。

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そして、寄せ植えの仲間に注意。冬はさまざまな組み合わせは可能ですが

蔓延っていく傾向のある、リュウノヒゲやカレックス、アイビーなどを寄せ植えにするなら春が終わり次第、別の場所へ。

少なくとも、今のわたしなら、やらなかったか。

栽培上の注意点をしっかりと書き込んでおきたかったですね。

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なにしろ、素晴らしい!ヘレボラス オリエンタリス。形も複雑。それゆえに脇役をシンプルに。

いまでは、みるだけでも、リュウノヒゲやカレックス、アイビーなどを寄せ植えしたのを見ると、ちょっと悲しくなってしまう。

使い捨て感というのか。自分がそのようなことをしてきたようで、お恥ずかしいのですが、再利用を繰り返すにも

多品種の「寄せ植え」は、植物を弱らせてしまうことが多かったです。

なので、大事な株は、単植で!!!


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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


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