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専門家吉谷桂子のガーデンダイアリー ~花と緑と豊かに暮らすガーデニング手帖~

宿根草の寄せ植えを 春に作るなら ヘレボラス編

吉谷桂子

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宿根草は、秋に入手し、冬から春にかけての季節を 自分の環境に慣れさせて、その後

三寒四温を通過して夏を迎える。それが庭における植栽の基本だと思いますが、

春に花の咲いた株を選ぶ誘惑には勝てないですね。特にヘレボーは個体差があるから。

こんな花が咲く!とわかる2月に買ってあなたの庭へ。

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星の王子さまミュージアムは、ヘレボラス成育の環境として土壌環境さえ整えられたらうまく育っていたので

開花時期は寄せ植えも(ここではフリチラリア、一年草扱いのプリムラ。そしてちょこっと株分の小さな斑入りリュウノヒゲ)

これから数年、ここで育つとすれば。邪魔をしない、のさばっていかない脇役で。

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私の作るヘレボの寄せ植えに、必ず入っているような斑入りリュウノヒゲ。

どうも、へれぼーと共存するのがいやみたいで、大体翌年消えてしまいます。

というか、斑入りリュウノヒゲは 普通のリュウノヒゲみたいに増えていかない傾向?

プリムラ類は、温暖地では一年草扱い。植木鉢では日陰においても、なかなか夏の乾燥にも耐えられない。

しかし、ヘレボーは夏を植木鉢で越していきます。そこにヘレボーの価値。

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実はこの寄せ植え。作ったのは10年前。今も、ヘレボーとコデマリが同居しています。

自分でも驚きの共存ですが、そろそろコデマリが勝ち進みつつあるので、枝を減らし勢いを弱めようと思いますが

なんと、こぼれだねで、この八重のヘレボーの子供もこの脇で育っています。

写真に写ったアリッサム、左はラナンキュラス、右のプリムラは夏に消えましたが、

株を抜くことはなく、植えっぱなしで根をいじらないように夏越しをさせてきました。

今日は久々の雨なので、次回、この植木鉢の10年後の写真を撮ろうと思います。

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パンジー、ビオラ、プリムラの寄せ植えは、やはり、一年草扱いの脇役で、実はこのヘレボーもこの植木鉢で(単植状態で)今も生きています。

今は鉢いっぱいいっぱいの大きさで。

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高温多湿が苦手なステルニ。残念ながら夏に枯れてしまいました。

アネモネは夏に乾燥がちな場所で2年ほど生きたけれども、夏が来るまでの

フラワーアレンジとなってしまいました。今は私はそういうことは避けたいので

トライ&エラーのうちのエラーだったと言えます。ステルニーは温暖地では難しいですね。

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八重のヘレボーが珍しかった時代です。色調を楽しむ寄せ植えですが、ヒューケラは比較的に短命なので、

結局翌年は、この八重さんを地植えにして今も庭で...。しかし、庭に植えると下向きに花咲くので顔を返さないとこの表情が見えません。

開花時期だけ、植木鉢ならあるテーブルなどに飾ることもできますが。

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色調を上会鉢のデザインにも合わせた プリムラの寄せ植え。

ちょっと息苦しそうです。反省の一品ですが、カタバミ科カタバミ属の耐寒性多年草 カタバミが

めちゃくちゃに丈夫で 一緒に植えるとかなり共存。

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長いこと、植えっぱなしの宿根草寄せ植えとして、実家で母が育てていましたが、

母が90歳を迎えて植物の管理が難しくなったので、これは私が自宅に戻し。

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これが2018年の3月17日。現在は地植えで

母のなきあとは、この株を地植えにして、カタバミは消えてしまいました。

このときは、母がせっせと肥料をやりすぎたらしく、ヘレボーは過剰な肥料で葉ばかり茂って花が咲かなくなることがありましたので

私はこの後、ずっと肥料は断ちました。肥料断ちして、翌年のこの開花は嬉しかったです。

ヘレボラスは今は園芸種の個体がほとんどだと思いますが、本来は自然のなかで自生できていたはず。

ほかの多くの宿根草同様、肥料は控えて 吉!と思っています。

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2011/2/27 これらの寄せ植えも、10年以上が経ちましたが、

生き残っているのはやはりヘレボーのみ。

この寄せ植えは、花が終わったあとに、それぞれ地植えをして。今も庭で咲いています。

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こうした本を出版させていただいて、撮影のためにたくさんの寄せ植えを作り

かれこれ20年ほどが経ちました。

このころからずっと生き残る宿根草の筆頭が、やはり、ヘレボラス・オリエンタリスです。

あなたの庭でも、長生きヘレボーさんはいますか?

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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


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