お庭からベランダ、エクステリアなどガーデニング回りをスタイリッシュに演出

 

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Piet Oudolf さんが、映画の中で語っていましたが、むしろ、花の咲いている時よりも秋冬の植物の姿が好きだと。

今、まさにそんな気持ちになってしまっている。だって、本当に美しい!!!!!

今日は、Hauser & Wirth Somerset へ。完全な変わり易いイングリッシュ・ウェザー。

雨がザーッと降るかと思えば、すぐに真っ青な青空が広がる。

その都度、光りのさし方がドラマチックで大感動。

上の写真、アングルがちょっと変なのは、パノラマ写真だから。

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とにかく、美しい!美しい!と目を転じるごとに息を呑むような感じですが、このどこが良いのか

理解ができないと、正直に言ってくださるかたもあり。

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それは....ちょうど今、Hauser & Wirth Somerset でエキシビションをしている

BHARTI KHER の作品を、私が好きなのと似ているのかもしれません。6月にこのアーティストの

テキスタイルを買って飾っていた。今日は、その本物に出会えて心共鳴...。

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やはり、アウドルフ・フィールドが、現代美術のギャラリー、という意味が他の庭を見るとの

違うのかもしれないし。本当に冬に来れてよかった!!!

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くるくる変わる空の色もドラマチックで

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それにしても、今年は一層、雨が多かったそうですが、景色としては、乾燥っぽいからこその美しさを感じます。

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ああ、きっと、このエリアは一旦ダメになったところを リ・プラントしてますね。やっぱり

このエリア、土壌が粘土っぽいです。セダム・スペクタビレは湿気土壌ではうまく育たない。

リ・プラントで目に着いたのは、丈夫でアダプタブルなペンステモン'ハスカーレッド'でしたが

また後日写真をあげますね。

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それにしても移動手段。個人だとレンタカー。ツアーはバスで連れて行ってくれるから、やっぱりいいなぁ〜!

美しい青空。イギリスのカントリーロード、夢を見ているみたいに美しいのですが、こんな細い道で、

なにゆえに時速7~80キロで走るのか!と、怒りたくなるほど、スピードアベレージが高く

(というか、スピードリミットがそもそも高い、驚くのですが、若かった頃はなんとも

思わなかったのに。elder lady になっちゃったなあ。今回、トランクの荷物の関係で

大きめの車を借りたので、余計に注意が必要でしたが、とにかく美しい景色の中を走ること、代え難し。(続く)


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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


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