お庭からベランダ、エクステリアなどガーデニング回りをスタイリッシュに演出

 

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あっという間の1年でした。もう!12月ですものね。もう直ぐ来年!?

というわけで、12月、今年最後の振り返りをしていきたいと思います。

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イングリッシュガーデンツアーの振り返りもまだ終わっていなかったのですが、

(去年から今年にかけて、かつてなく忙しかった。常に仕事の山が机に頭高くそれがなくならないというか)

しかし、なんといっても

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(イギリスが誇るデザイン事務所ペンタグラムのデザインで思わずジャケ買いのKEWオリジナルの種袋)

6月と9月のガーデンツアーが私にとっては、大きくて貴重な思い出、出来事でした。

30カ所程度のガーデンを訪問したのですが、その中でも実は、

かなり強く記憶に残っているのが  ロイヤル・ボタニック・ガーデンズ・ キュー。

RBG KEW ...KEW GARDEN としても親しまれている。

おそらく40年前とか観光で。ロンドンに住んでた時は何度ももちろん訪問をしていますが

こちらもかつてなく

今になっての凄さがよく理解できるというか。そうなったというか。

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世界で最も有名、かつ影響力のある植物園。

植物学・生態学・植物の保全研究の中心的存在。設立は1759年。

2003年にはユネスコ世界遺産にも登録されています。

世界中から集められた50,000種以上の植物を保有し、その研究教育保全の拠点にもなっています。

地球規模での生物多様性保全にも貢献していますが、私としてはやはり、ガーデンデザインの視野からも

学び、勉強になるそして楽しむこともできる植物園。

(実を言うと昔はデザインと言うより、やはり植物園と言う印象が強かったのですが

最近はますますコンセプトも充実して目が離せません)

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有名なのは19世紀に建てられたパームハウスですが、最新情報としては、今1番訪ねたいのが、カーボンガーデンです。

写真は気候変動を表すクライメート・ストライプについての表示。

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実は昨日東京農大アカデミーで講座(大学ではなく一般市民むけの..)を開催。

急遽のピンチヒッターだったのですが、

普段行うガーデン・デザインの講座と言うよりも、

それこそKEWのことをできる限り正確に説明したかったなぁと思いつつ、

そちらは私の専門分野では無いからやはりデザインやトレンドのことを。

今回は農大アカデミーの大出英子副校長のアテンドだったので

農大の学長にバッタリお会いしてそこでご紹介いただいた。

ラッキー嬉しい!!学長はキノコの研究でも知られる。

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KEWのカーボンガーデンのことも何も、まだ私の知識の途中なので、なにも言えないのですが

思わず「これ!!」とお忙しい学長(キノコの研究をしていらっしゃるので)ゴソゴソ、カバンから出してお見せしてしまう始末。

今、イギリスでは盛んにキノコ(菌)と庭がテーマになった研究が進んでいます。

発酵や菌のこと。ますます興味深いですよね。

美大出の私は、農大への憧れをさらに強くすることになった次第です。

話がそれてしまいますが、午前2時間と午後2時間、農大アカデミーの講座で

思いのほか、皆様に反応のあったのが、キューのビクトリアゲート側に近いロンドンで最も古いティールーム

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MAIDS of HONOUR のお茶もケーキもジャムもサンドイッチも名物のお菓子も!

今までいただいたどのティールームよりもおいしかったこと!!!

ここは友人経由・ツアーで予約をしていただき、さっさと席に座りハイティーを出していただいた。

それは、キューを見学すると同時にセットにするべき大切な体験かもしれません

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まあ、それはさておき、

何よりも、今ロンドンに行ったら、やはり今まで以上の興味を持ってKEWを訪ねたいと思う次第。

春でも夏でも秋でも冬でもね。

去年の12月、今年6月には、カーボンガーデンは、まだ全く出来上がっていませんでしたから、

今年9月のガーデンツアーの際にガーデンの最終日に訪問しました。

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それはもう今1番に、行くべきガーデンかもしれません。

KEW全体が、植物の癒しとそして学びの場でもありますが、地球の未来を守るための重要な拠点としても...。

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そして、今、思い出すのが、去年の12月10日。ロンドンに向けて出発。

去年の予定表をみたら、ちょうど12月12日に

真冬のKEWを訪ねました。

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私個人は植物にライトアップするのが、どうも好きじゃない。かわいそうな気がして、

しかし、仕事上はそれも必要なので、そのリサーチも兼ねました。

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ですからこれは、ちょうど一年前の12月12日の写真です。ヘレボラス・ニゲル。

名前通りのクリスマスローズが満開でした。イギリス独特の暗いお天気の下でしたがこの白さが輝いて見えました。

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そして赤い珊瑚のようなこの枝は 文字通りサンゴミズキ。

サンゴミズキは、27年前のイギリス帰国直後はずいぶん夢中になって集め、

そして自分の庭やいろんなところに植えたのですが、温暖な場所では若干手入れが大変。

無用なヒコバエが茫茫!(北海道ではとても美しかったです)

白っぽいのはミツマタですね。寒くなるのが東京より早いので、いろいろ12月に綺麗

どの植物が、どの地域で、どの季節に美しいか。

そんなことを見る・識るのも、植物をめぐる旅の醍醐味だ。と、私は強く思います。

さて、KEWに並び、まだまだ繰り返し行きたい...できれば一日中居たいのが、サージヒル。

トム・スチュワート・スミス先生のプロジェクト。ご自宅敷地内の...

こちらも、RHS会報誌10月号の特集になっていました。

こちらは、すでに3度訪ねていますが、来年も7月に訪問予定です。

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次回のツアーは、7月1日から10日の10日間です。

やはり、北は湖水地方〜サージヒル〜南は、もう一度、REWILDING

ネップ城の講座&いまのところ通訳兼ねて白井法子さんにもご同行願う予定です。

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1月か...年内に公示開始予定。そうしましたら、こちらのブログに即刻掲載をさせていただきますね!


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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


Instagram@keikoyoshiya 

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