2025.11.25 / ガーデニング(GARDENING)旅(SIGHTSEEING)草花(FLOWER & PLANTS)
Serge Hill & The Barn Gardenトム・スチュアート=スミス邸
2024年の6月訪問と今年7月の訪問に続き、9月の訪問の様子を。
プロジェクト全体も素晴らしいことなのですがこのガーデンズの中で、季節に対する世界観を見たかった。
3回目となる訪問では、さらに、基本的な庭の維持について....、
今回の担当で案内をしてくれたデレクさんに質問を続けた。
日本では、根がごついめにはびこって支配的になってしまうので、1度は植えたことがあるのですが今は避けているマクリーア、タケニグサ。
色も形も好きなのですが、自宅の庭でえらいことになって(ススキが増えて困ったのと同様)
そして案外?ブルーサルビア?ブルースパイアーに似たあれは?これも温暖地では結構のさばるあれですが。
耐寒性の点で寒冷地ではどうでしょう?
ここ、昔はローズガーデンと呼ばれていた場所
今はすっかり丈夫なタイプが選ばれた宿根草のガーデンです。
私は、ピート・アウドルフさんのデザインに代表されるような、ひとつの典型としてのナチュラリスティック・ガーデンとは異なるコンテクストを
トム・スチュアート=スミスさんのガーデンデザインに見ていたので、
そんな視点から手間の掛け方も含めていろいろと聞いてみたかったのでした。
これは私の個人的な考え方ではありますが、自然界のエコシステムと、どの程度折り合いながら?
しかし庭は、それなりに芸術性の高いもの(ある程度人の手が入ることで美的な世界観)で
あるべきと考えているので、ワイルドな感じで自然に従いつつも、どこか必ず意匠的 ではありたい。
「地面から芸術性を生み出す」と言われているトム・スチュアート=スミスさんの基本的なメンテナンスの極意。
みたいなものはあるのか。知りたかったものです。
それから、臆せずこれと思う植物は名前を教えてもらう。
特にスマホで見せてもらったらすぐに激写!
チオノクロア(キオノクロア) ルブラ トムさんの庭でとても美しかった。
これも私は初めて知りました。知らないものは、まだまだ果てしなくあるけど、
知りたい病が炸裂のこの場所。
倒れる宿根草の典型!サルビア アズレア。とかその辺りの。
盛んに生育して大株になるので、開花までに数回摘芯して草丈を抑えるのも面倒な
こんなに倒れる品種を入れてるけど、どうメンテナンスしているのですか!?
「倒れることは知ってるから最初から支柱を早めに入れるのだ」
ふーむ!
「金曜日頃には倒れそうと思ったら、月曜日には支柱を入れるのさ!」
なんか感動しました。それだけでも...。
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